1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:29:49.10 ID:yB1cdEfH0
春香「最初はグー!じゃんけん」

千早「ポン!」グー

春香「あっ……!」チョキ


プヨン


春香「うひゃあっ!?」

千早「……まだまだね」

春香「両手の動きが全然見えなかった……『マッハビンタ』すごいよ、千早ちゃん!」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:32:53.60 ID:yB1cdEfH0
美希「雪歩ー、お茶ちょうだいー」

雪歩「はぁい、ちょっと待ってて」

美希「今日のお昼はおにぎりで決まり!いただきまー」


パイン


美希「ぁんっ!?」ボトッ

春香「で、出たぁー!背後から近づいてビンタ、その名も『背面ビンタ』!」

美希「あ、ああ……あぁぁ……ミキの……お、おにぎり……」ガクッ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:36:23.83 ID:yB1cdEfH0
千早「こんにちは、萩原さん」

雪歩「あっ、千早ちゃ……」


フニョン


雪歩「ひゃんっ!?」ビクン


ガチャーン


春香「すれ違いざまに『ソフトビンタ』……!」

千早「ふっ……」ドヤァ

雪歩「お、お茶が……雑巾持ってこないと……グスッ」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:38:27.17 ID:yB1cdEfH0
やよい「千早さん、こんにちはー!」

千早「高槻さん、動かないで」スッ

やよい「え?」


プニョッ


やよい「あっ……」ビクン

千早「……芋けんぴが、胸元に付いていたわ」カリッ

やよい「あ、ありがとうございます……」

春香「『合法ビンタ』……まさかこの目で見られるなんて……!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:41:03.24 ID:yB1cdEfH0
響「はいさーい、千早ー」

千早「………」

響「?……どうしたんだー、うつむいちゃって」

千早「………」

響「千早ー?ちゃんと自分を見て……」

千早「そこっ!」


ポヨン


響「はぅっ……!?」

春香「『釣りビンタ』……相手に胸を突き出す姿勢にさせ、ビンタをする秘技……!」

響「なっ……な、ななな何するんさー!!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:44:19.44 ID:yB1cdEfH0
真「千早!」

千早「何?」

真「雪歩のお茶汲み邪魔しただろ。何するんだよ、酷いじゃないか」

千早「ふっ……無防備な萩原さんが悪いのよ」

真「何だと……!?」

千早「あなたには、この技……避けられるかしら」

真「ビンタするつもりかい?……そんなもの、両肘でガードすればっ!」ググッ


プヨン


真「はぅんっ!?」ビクン

春香「こ、これは『ニップルビンタ』!縦ビンタまで使いこなせるなんて……!」

千早「正面が、ガラ空きよ」ドヤァ

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:47:42.21 ID:yB1cdEfH0
亜美「いたっ!千早お姉ちゃん!」

真美「千早お姉ちゃん!昨日のリベンジだよ!」

千早「ほう……」

亜美「真美、いくよ!」

真美「オーキードーキー!」


ガシーン


春香「お互いに向き合って、互いの手で、互いの胸を……!?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:51:06.57 ID:yB1cdEfH0
千早「あなた達にしては、考えたわね」

真美「んっふっふ~……乳ビンタ、破れたり~!」

亜美「このパーペキなガードなら、ビンタも通用しないんだかんね!さぁ、どっからでも来い!」

千早「それじゃ、遠慮なく」

「「!?」」


ムニョン


亜美「あにゃっ!」ビクン

真美「ふにゃぁっ!」ビクン

春香「『ダブルライズビンタ』……双子の間から手を、下から上に持ち上げるように……!」

千早「……この程度?」ドヤァ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:55:50.21 ID:yB1cdEfH0
貴音「一体どうしてしまったのです、如月千早」

千早「………」

貴音「乳房をはたくなど、みだらな行い……わたくし、見過ごすわけには参りま」

千早「はっ!」


ムニュン


貴音「にゃっ!?」

春香「『ビンタ・デ・サンドウィッチ』……左右から両手で胸を挟み込んだ……!」

千早「飛燕鳳閃・壱式!」ムニュムニュ

貴音「ひゃ、ひゃめっ……ひゃぁぁっ!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 13:58:52.18 ID:yB1cdEfH0
律子「……で?」

春香「いやぁ、ここまできたら千早ちゃんに全員踏破してもらおうと思って」

律子「あんた達、仕事は?」

春香「律子さん!それタブーですよ、タブー!」

千早「覚悟っ!」シュッ

律子「……はぁ」


バシン


千早「………」

春香「ち、千早ちゃんの手を……払いのけた!?」

律子「あのプロデューサーに比べれば、この程度……児戯ね」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:01:59.42 ID:yB1cdEfH0
春香「ぷ、プロデューサーさんも、乳ビンタを……?」

律子「お尻を撫で回そうとしたり胸を鷲掴もうとしたり、そりゃもう色々と」

春香「そ、それ、ただのセクハラじゃないですか!?」

律子「本人はスキンシップと言い張ってるわ。とにかく、私に乳ビンタは通用しな……」

千早「ならばっ!」


プニュン


律子「ひゃんっ!?」

春香「掌ではなく、ドリル状に回転を加えた突きで一点集中ビンタ……名付けて『ドッズビンタ』!」

春香「こんな短期間で、新技を閃くなんて……すごいよ、千早ちゃん!!」

千早「うりゃうりゃ」グニュグニュ

律子「ち、ちょっと……痛っ!痛いっ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:05:11.21 ID:yB1cdEfH0
P「千早……」

春香「あっ、セクハラプロデューサーさんだ」

千早「プロデューサー……!」ギリッ

春香「ち、千早ちゃん……?」

P「乳ビンタを、極めるか……千早」

千早「今度こそ……今度こそ私に、乳ビンタをしていただきます!」

春香「!?」

P「……で、あるか」

千早「………」



P「ククッ……無価値」

春香「ぷ、プロデューサーさんっ!!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:08:40.65 ID:yB1cdEfH0
P「うぬが乳ビンタ、極めしところで……無価値、そして無意味!」

春香「ど、どうしてなんですか、プロデューサーさん!」

P「なにゆえか、知りたいか?春香」

P「千早……うぬの技、其は乳ビンタに非ず!」

春香「えぇっ!?」

千早「くっ……!」

P「ククッ……とくと見よ、我が真の乳ビンタを……!」ゴゴゴゴゴ

春香「プロデューサーさんの身体から、イヤらしいオーラが……!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:11:44.31 ID:yB1cdEfH0
P「……あずささん、アレをお願いします」

あずさ「えっ」

春香「あずささん!?」

あずさ「アレって……もしかして、アレを?」

P「はい」

あずさ「あ、あの~……み、皆の前では、ちょっと……」

P「お願いします!こいつらに見せてやりたいんです、本当の乳ビンタって奴を!」

春香「あずささんが、乳ビンタを……!?」



あずさ「……じゃ、じゃあ……一回、だけですよ?」

P「十分です」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:14:46.22 ID:yB1cdEfH0
あずさ「ちょっと、恥ずかしいですけど……分かりました」

P「あずささん、ありがとうございます!ありがとうございますっ!!」ササッ

千早「……!」

春香「あずささんの前で、プロデューサーさんがしゃがんだ……!?」

P「準備は万全です!どうぞ!」

あずさ「……え、えいっ」ドタプーン


バイーン


P「ぶふっ」バタリ

春香「ぶ、ぶたれた!……プロデューサーさんが……乳でぶたれたっ!!」

千早「」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:18:26.19 ID:yB1cdEfH0
P「ふ、ふふ……」ダクダク

春香「乳ビンタって……乳『を』ビンタするのではなく、乳『で』ビンタされる事だったの……!?」

あずさ「プロデューサーさん……鼻血、大丈夫ですか……?」

P「……これが……乳ビンタだ、千早……」ダクダク

千早「っ……!」





千早「ちくしょおおおおおおおおおおおおっ!!!」ダッ

春香「千早ちゃんっ!!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:21:27.53 ID:yB1cdEfH0
~翌日~

やよい「それで私もね、チチビンタされちゃったんだ~」

伊織「へ、へぇ……」





伊織「……ねぇ、プロデューサー」

P「ん?」

伊織「その……チチビンタって、何?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:23:38.33 ID:yB1cdEfH0
伊織「昨日からみんなが話してて……ちょっと、気になってたの」

P「そうか……伊織は知らないのか、チチビンタを。あんなに流行ってるのに」

伊織「う、うるさいわね!あんたはさっさと教えりゃいいのよ、その……チチビンタって奴を」

P「分かった、ちょっと待ってくれ……少し準備がいる」カチャカチャ

伊織「ちょ、ちょっと……何いきなりベルト外してんのよ」

P「チチビンタだろ?だったら俺は、ズボンを下ろさないとな」ズルズル

伊織「そうなの……?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:26:18.68 ID:yB1cdEfH0
P「よし、あとは……」


ムクムク


伊織「ちょ、ちょっと、あんた……!?」

P「チチビンタの準備だよ」

伊織「ホントに!?」

P「あぁ。チチビンタの時は皆こうやってるのさ」

伊織「……そ、そう」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:29:27.25 ID:yB1cdEfH0
ボッキーン

P「よし、完了だ。さて……」


ボロン


伊織「キャアアアアアアッ!な、ナニ出してんのよ、あんたはっ!?」

P「さぁ、ビンタしてくれ」

伊織「は、はぁ!?ビンタって……どこをよ……?」

P「どこをって……そりゃ、ココをだよ」ギンギン

伊織「!?」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:32:20.51 ID:yB1cdEfH0
伊織「も、もしかして、チチビンタって……」

P「そうだ。『チ○チンをビンタ』の略称なんだよ」

伊織「う、ウソよ……そんなっ……!」

P「でも、皆やってるんだぞ?チチビンタ」

伊織「やよいも……!?」

P「もちろんだ」

伊織「………」

P「ん?皆もやってるのに、伊織はしないのか?」

伊織「そ、それは……」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:36:30.60 ID:yB1cdEfH0
P「やよいもやってるのになぁ……そうか、伊織はまだお子様なんだな」

伊織「お、お子様じゃないわよ!私を誰だと思ってんの!?」

伊織「スーパーアイドル伊織ちゃんよ!?こ、この位……私に、だって……」

P「じゃ、早くしてくれ」ギンギン



伊織「うっ……」

P「さぁ!さぁ!!さぁ!!!」ギンギン





千早「そこまでよっ!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:39:36.62 ID:yB1cdEfH0
春香「ナニやってるんですか、プロデューサーさんっ!!」

P「ち、千早に、春香……!」

千早「はぁぁぁぁぁっ!!!」シュッ


ドスドスドスドス


P「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

春香「さらに回転と速さを加えた鋭利な連続突き、『スーパードッズビンタ』が決まった……!」

春香「もうビンタの欠片もないけどすごいよ、千早ちゃん!」

千早「乳ビンタの名を穢す者は、私が許さない……!!」

伊織「えっ……?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:41:41.05 ID:yB1cdEfH0
伊織「……じゃあ何?乳をビンタで、乳ビンタってわけ?」

千早「そうよ」

春香「やってたのは主に千早ちゃんだけどね」

P「かはっ……息が……お、おのれ、千早……」

P「あと少し……もう少し、だったのに……!」


ゲシッ


P「おぅふっ」

伊織「さっさとズボン上げて。ちょっと話があるから」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:45:02.69 ID:yB1cdEfH0
春香「変態プロデューサーさんにまで、乳ビンタしちゃったね……」

千早「………」

春香「ここまでくると、もう極めちゃったんじゃない?」

千早「確かに、そうかもしれない……でも、私はそうは思わない」

春香「えっ?」



千早「……私の乳ビンタ道は、まだ始まったばかりだと思うの」

千早「そこに乳がある限り……私は歩みを止めるつもりはないわ」



春香「千早ちゃん……程々にしてね。結構苦情来てるから」

千早「善処するわ」キリッ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/28(金) 14:48:59.01 ID:yB1cdEfH0
伊織「………」ゲシゲシ

P「この度は本当に申し訳ありませんでした……出来心だったんです、ハイ」ドゲザァ

小鳥「流石の私もドン引きですよ……」

律子「出るとこ出ちゃってもいいんですよ?」

P「いや、それはホント勘弁してください……この通りです」ゲシゲシ

高木「ウム……ティンと来た!」

小鳥「社長?」





高木「今度の握手会はそれで行こう!!」

小鳥「社長……」



おわり

引用元: 春香「乳ビンタマスター・千早ちゃん」