4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/10(日) 23:41:53.01 ID:DJe80lsv0
一夏「もう一回聞くけど鈴、今度の三連休暇なんだよな?」

鈴「う、うん」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/10(日) 23:48:09.25 ID:DJe80lsv0
一夏「だったらちょっと遠出して温泉でも行かないか?」

鈴「えっ・・・」

一夏「やっぱ無理か?なんだかんだ言って忙しいだろうし無理はしないでいいよ。また誘う。」

シャル「じゃあ僕g」

鈴「い、行く!行けばいいんでしょ!行くわよ!」

シャル「僕も一緒n」

鈴「三連休ね、いいわよ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:10:19.41 ID:lkxDXxgA0
一夏「あー。温泉なんて久しぶりだなぁ。たまにはゆっくりしたいもんだぜ」

鈴「あ、あんたなんでそんな老人みたいなこと言ってんのよ!」

鈴(今日から3日も一夏と一緒...ずっと...どどどどうしよう足震えてきた)

一夏「でもたまにはいいだろ?疲れ取れるぜー。バスで2時間そこらの近場でごめんな。ここしかなくて。」

鈴「別にいいわよ。近場だろうと...一夏と3日も一緒なんだから...///」

一夏「なんか言ったか?」

鈴「なんでもないわよ!」

一夏「なんて言ってる間にもうすぐ着くみたいだな」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:18:13.64 ID:lkxDXxgA0
女将「ゆっくりしていってくださいなー」

鈴「にしてもこの部屋ちょっと狭いんじゃ...」

一夏「ごめん!本当ここしかなくて...」

鈴「べ、別にいいわよ!一夏が悪いわけじゃないんだから謝らないでよね!」

一夏「あぁ。とりあえずどうする?温泉入るか?」

鈴「そ、そうね...」

女将「この時間だと丁度露天風呂から見える夕日が綺麗ですよ。」

一夏「じゃあ行くか。」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:24:56.80 ID:lkxDXxgA0
一夏「よし、じゃあまた後で。」

鈴「う、うん」

鈴(うー///...しっかりしなきゃ!これから3日も一緒なんだから!」

鈴(扉開ける)

鈴「広っ!?」

鈴(部屋の狭さに対して明らかにおかしい広さね...)

鈴(ざぱーん)

鈴「くー!気持ちいいー!来たかいがあったってもんよ!」

ガラッ

清掃員「ありがとうございます。露天風呂もありますのでごゆっくり。」

鈴(びっくりしすぎて死ぬかと思った...)

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:34:37.82 ID:lkxDXxgA0
一夏(広っ!?部屋の狭さに対してこの広さ!?)

一夏「まぁ狭いよりかはいいよなー」

おじいさん「広さ狭さより大事なもんがあるじゃろ!!」

一夏「!?」

おじいさん「おっとこれは失敬。」

一夏「は、はい。」

一夏(びびびっくりした...びっくりしすぎて死ぬかと思った...)

おじいさん「ここは自然の温泉なんじゃよ。まぁ浸かってみろ」

一夏(浸かる)

一夏「気持ちいいー!」

おじいさん「じゃろ?」

一夏「ここに来たかいがあったってもんですよ!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:42:22.03 ID:lkxDXxgA0
おじいさん「ところでじゃが」

一夏「なんでしょう?」

おじいさん「お主ここへは誰と来てるんじゃ?」

一夏「クラスメイトと来てますけどなにか?」

おじいさん「女か?女じゃな?女なんじゃろ?」

一夏「え、えぇまぁ。」

おじいさん「なら外へ出ろ」

一夏「え!?」

一夏、おじいさんに担ぎ上げられ外へ締め出される

一夏「ちょっと待ってくれよ...なんであんな馬鹿力...」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:47:32.61 ID:lkxDXxgA0
鈴「一夏!?」

一夏「鈴!?なんでここに!?」

鈴「私はただ露天風呂に...ってなんではだk...こっち見ないd...」

一夏投げ飛ばされる

一夏「痛てて...」

鈴「ご、ごめ...こっち見たら殺すわよ...」

一夏「あ、あぁ...っていうかなんで開かないんだよ!?あのおじいさんに鍵かけられたのか!?」

鈴「こっちも開かない...清掃員さん...」

鈴「へっくし。」

一夏「と、とりあえず寒いし湯船に入ろうぜ」

鈴「そ、そうね...こっち見ないでよ...」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:52:25.26 ID:lkxDXxgA0
一夏と鈴背中合わせに湯船に浸かる

鈴(一夏の背中...大きい///)

一夏(どどどうすればいいんだよ...)

鈴・一夏「ねぇ!」「なぁ!」

鈴「...一夏から言ってよ...」

一夏「いや...鈴からで...」

鈴「いいからあんたが言いなさいよ!」

一夏「あぁ...で、どうするんだよ...完全に閉じ込められたぞ...」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 00:58:57.36 ID:lkxDXxgA0
鈴「そうね...こっちからは開けられないようになってるし...」

一夏「ISを使うのもまずいしな...」

鈴「!...一夏!見て!」

一夏「何をだ!?」

鈴「え...あ...いや...違くて!」

一夏「もしかして...鈴...お前...」

鈴「...いや...あ...でも...一夏なら...見ても...」

一夏「鈴...」

鈴「一夏...」

一夏「夕日が綺麗だって言いたかったんだな?」

鈴「え?...あぁ...いや...うん...」

一夏「綺麗だな...」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:03:06.29 ID:lkxDXxgA0
一夏「で、どうしようか。」

鈴「どうするって言われても...」

鈴(恥ずかしすぎて頭が回らない...///)

ガラッ

一夏「あ、開いたわ」

鈴「!?」

鈴「こっちも開いたわ...」

一夏「なんだったんだ...?」

鈴(うー...)

一夏「おい!鈴!顔真っ赤だぞ!?のぼせたのか!?」

鈴「え?いや、違う!大丈夫!じゃあまた後で!!」

一夏(なんなんだ?)

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:03:22.88 ID:lkxDXxgA0
>>40
ありがとう

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:07:44.83 ID:lkxDXxgA0
一夏「ふぅーい」

おじいさん「どうじゃった?」

一夏「おじいさん!?なんでさっき閉じ込めたんですか!!」

おじいさん「はて?なんのことじゃろか?わしはなんもしとらんぞ?」

一夏「本当ですか...?」

おじいさん「本当じゃ。閑話休題。」

一夏「は、はぁ。」

おじいさん「ここに卓球台がある!」

一夏「ありますね」

おじいさん「わしと勝負じゃ」

一夏「安っぽい少年漫画みたいな展開ですけど大丈夫ですか」

おじいさん「大丈夫じゃ、問題ない。」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:08:00.29 ID:lkxDXxgA0
>>44
④ とは

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:13:45.17 ID:lkxDXxgA0
一夏vsおじいさん

おじいさん「本気でかかってこい!」

一夏「だったら本気で行かせてもらいます!」

数分後

おじいさん「ふ...余裕じゃな」

一夏「強すぎるだろ...絶対おかしいって...」

鈴「あんたなにやってんの?」

一夏「おぉ鈴、上がったか」

おじいさん「ほほう。小娘&小僧vsわしで卓球じゃ。」

鈴「は?え?なんで!?」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:14:05.97 ID:lkxDXxgA0
>>47
なるほど。さんくす。

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:19:27.61 ID:lkxDXxgA0
おじいさん「ほっほっほ」

一夏「速い!?」

鈴「え!?なに!?」

一夏「ちょっ...危ない!」

鈴「え?...!?」

一夏「大丈夫か...?」

一夏、バランス崩して倒れかけた鈴を助ける

鈴(一夏...///)

一夏「あ...鈴...浴衣...」

鈴「へ...?...///」

一夏「あはは...よっぽど帯が緩いんだなーあはははー。っていうかおじいさんどこいった!?」

鈴「...///」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:21:50.15 ID:lkxDXxgA0
>>52
さーせん

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:23:46.47 ID:lkxDXxgA0
一夏「なんだかんだでもう夜だなー。」

鈴「そうね...」

鈴(一日目でこんなに疲れるとは...)

女将「こんばんは。食事をお持ちいたしましたよー。」

一夏「ありがとうございます」

鈴「すごい量ね...」

一夏「食べきれなかったら俺が食べてやるから気にするな。いただきます。」

鈴(それって...間接キス...///)

一夏「どうした?食べないのか?」

鈴「食べる食べる食べる!」

数分後

鈴「なんだかんだ言って全部食べちゃったじゃない...」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:24:46.18 ID:lkxDXxgA0
>>55
おk。まぁアンチなのに見てくれてるってことはツンデレなんだろうねw

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:35:10.41 ID:lkxDXxgA0
一夏「なんか面白そうなTVやってるぞー」

鈴「んー?なになにー?...恐怖の大事件100連発...ちょっと待って...」

一夏「ん?どうかしたか?もしかして...怖いのか...?」

鈴「べ、別に怖くなんかないし!そんなことより布団敷くの手伝ってよね...」

鈴(一夏の隣で寝る...)

一夏「さて、布団も敷き終わったし、もう寝るか?ちょっと早いけど疲れたろ?」

鈴「そうね...おやすみ。」

一夏「おやすみ。」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:35:27.83 ID:lkxDXxgA0
>>58
おk。無くす様心がける

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:35:59.78 ID:lkxDXxgA0
>>59
出したいんだが力量的にちょいちょいしか出せない

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:41:47.63 ID:lkxDXxgA0
一夏(...起きた...って鈴!?なんで抱きつかれてるの!?)

鈴「...うーん...」

一夏「起きたか」

鈴「うん...って!?」

一夏「ははは。朝食は食堂なんだって。さっさと着替えて行こうぜ」

鈴「う、うん」

鈴(もしかして私一晩中一夏に...///)

鈴「っていうかこの狭い部屋でどうやって着替えるわけ!?」

一夏「あー。どうする?」

鈴「いや...別に一夏なら見てても...」

一夏「じゃあ外で待ってるわ。着替えたら言って。」

鈴「え!あ、まっ...はぁ。」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:48:06.53 ID:lkxDXxgA0
一夏「さて、着替えたし食堂行くか。」

一夏「ん?電話?」

(箒)「一夏!どこにいる!?私と一緒にショッピングモールに行くと言っただろう!?」

一夏「やべ!?忘れてた!?」

(箒)「今どこにいるんだ!」

鈴「電話誰?」

一夏「え?箒」

鈴「え!?ダメ!呼んだらダメだからね...」

一夏「え?なんで?」

鈴(危なかった...止めなかったら来るところだったわ...)

一夏「まぁわかった。」

ブチッ

鈴「そのまま切るのかよ!?」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:54:26.54 ID:lkxDXxgA0
女将「バイキング形式なのでまぁご自由に。」

一夏「はい。鈴ー。バイキングだってよー。」

鈴「うん。じゃあ取ってこよ。」




鈴「明らかに取りすぎた...」

一夏「まぁ残したら食べてやるって。」

おじいさん「若者は朝から元気じゃのう...」

一夏「おじいさん!昨日いきなりどこに消えたんですか!」

おじいさん「ウコンをくれ...」

一夏「って二日酔いかよ!?」

おじいさん「うぅ...そういえばお主ら商店街には行ったか?」

一夏「商店街ですか?」

おじいさん「近くに商店街があるんじゃ。行くといい。」

鈴「へぇ。どうせ暇だし後で行こうよ」

一夏「そうだな!」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:58:29.43 ID:lkxDXxgA0
一夏「すごい和風だな...」

鈴「そうね。なんか昔の街並みって感じがする。」

おじいさん「おいお主ら...」

一夏「おじいさん!?食堂でウコン飲んでたんじゃないんですか!?」

おじいさん「腹が減っては戦はできぬ!というわけで腹ごしらえじゃ」

一夏「最早高度すぎてついて行けない!?」

おじいさん「小娘...これをやろう...」

鈴「?...これは...まさか...」

おじいさん「ふふふ、持っておくが良い...」

一夏「ん?なに?二人して隠れて」

鈴「いやなんでもないわ」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 01:58:44.58 ID:lkxDXxgA0
そろそろ見てる人いなくなったか?

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:04:22.52 ID:lkxDXxgA0
おじいさん「ここを真っ直ぐ行った突き当たりの店に寄ってみよ。」

一夏「は、はい」




鈴「これは...?特産屋って...」

一夏「何でも屋みたいなものみたいだな」

店員「いらっしゃいませー。これはまたべっぴんさんが。」

一夏「どうも。」

店員「お前は消えろ」

一夏「えっ」

店員「そこのべっぴんさん、これを持って行きなされ。」

鈴「これは...?」

店員「扇子さぁ。ほれ。」

鈴「あ、ありがとうございます」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:10:39.66 ID:lkxDXxgA0
一夏「なんだかんだ言って今日も時間すぎるの早いな。昼ご飯食べようぜ」

鈴「そうね」

一夏「さっきからどうしたんだ?いつものキレがないっていうか...?」

鈴「え?そう?全然!大丈夫大丈夫!」

鈴(さっきおじいさんにもらったこれ...どうみてもアレ、よね...)

一夏「お!なんか海鮮丼だって!行こうぜ!」

鈴「ここ山の中なんだけど!?」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:11:58.10 ID:lkxDXxgA0
一夏「さて、昼ご飯も食べ終わったし、一回旅館に戻るか!」

鈴「そうね!帰ったらなにする?」

一夏「そうだなー。暇だしトランプでもするかー。ゆっくりと。」

おじいさん「もう帰って来たのか!」

一夏「だからなんであんたいちいち出て来るんだよ!?」

おじいさん「まぁそれは置いといて。」

一夏「はぁ。」

おじいさん「今日は祭りがあるんじゃ!」

一夏「これはまた急な話だな!?」

おじいさん「というわけで二人分の浴衣じゃ。」

一夏「用意周到すぎるだろ!?しかもサイズピッタリ!?」

鈴「あの...おじいさん...」

おじいさん「そうじゃぞ。ほほほ。」

鈴(...一夏と...///)

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:16:54.44 ID:lkxDXxgA0
一夏「すげー。屋台一気に並んだなー。」

鈴「そうね...」

一夏「とりあえずりんごあめとチョコバナナ!どっちがいい?」

鈴「え?」

一夏「じゃあチョコバナナやるよ!」

鈴「え?チョコバナナって...一夏の...?」

一夏「そうだよ!俺の!」

鈴「い...いいよ...!」

一夏「ほい!」

鈴「え?これ...?...あ...チョコバナナ...」

鈴(私のバカ!バカバカ!)

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:24:53.38 ID:lkxDXxgA0
一夏「どうした?顔真っ赤にして。」

鈴「なんでもないわよ!」

一夏「...よかった...」

鈴「え?」

一夏「いや、なんか元気なさそうだったからさ。」

鈴「あ、うん。」

一夏「あ、花火だ」

鈴「綺麗...あ...あのさ一夏!」

一夏「ん?」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:26:37.84 ID:lkxDXxgA0
鈴「その...えっと...」

一夏「なにさ?」

鈴「一夏はさ、私の事...好き?」

一夏「え?...そりゃもちろん」

鈴「え!本当に!?」

一夏「あぁ。もちろん。」

鈴「友達としてとかじゃなくて?」

一夏「あぁ。幼馴染として好きだし居てくれて良かったと思ってる」

鈴「...そ、そうだよね...」

一夏「ん?おー!また上がったぞ」

鈴「...」

鈴(私は...一夏の事...)

一夏「綺麗だなー。本当にここまで来たかいがあったよ。」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:26:56.57 ID:lkxDXxgA0
もちろんハッピーエンドがいいだろ?

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:33:59.60 ID:lkxDXxgA0
鈴(あのあとなにも起こらず祭りは終わって旅館に帰って来た...はぁ...)

おじいさん「どうした?意気消沈してるようじゃが」

鈴「おじいさん!あのう...」

おじいさん「そうかー。そうかそうか。」

おじいさん「わしにもそんな時代があった。懐かしいのう。昔女の子に恋して、頑張って告白しようと決心したんじゃ。その時のわしとお主は似ていた。だから応援したくなってなぁ」

おじいさん「それで告白しようとした途端引っ越して会えなくなってしもうた。なんというか悔しかったのう。お主にはそんな思いをして欲しくないと思ったんじゃ。」

鈴「おじいさん...」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:36:18.15 ID:lkxDXxgA0
おじいさん「お主はまだ手が届く。そのうちに手を伸ばせるだけ伸ばしてみい。」

鈴「うん...わかった!」



鈴「一夏!ただいまー!」

一夏「おーおかえりー。どこいってたんだ?」

鈴「うん、ちょっとね。あのさ、一夏。」

一夏「なんだよ何回も」

鈴「私一夏の事好き。誰よりも好き。」

一夏「え...お、おう。」

一夏「鈴...その...」

鈴「うん!」

一夏「ポケットから落としてたけどこれって...コンd」

鈴「...///...ご、ゴミはゴミ箱へ!」

鈴「まぁ寝よ!おやすみ!」

一夏「お、おやすみ」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:43:58.65 ID:lkxDXxgA0
鈴「朝...」

鈴「ってもうチェックアウトの時間!」

鈴「一夏!起きて!早く!」

一夏「...う...ん?」

鈴「一夏、おはよ!」

一夏「あぁ、おはよう」

鈴「ってだからチェックアウト!」

一夏「え!?もうこんな時間なのかよ!?」

鈴「急いで!早く!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:45:01.32 ID:lkxDXxgA0
一夏「なんとかバス間に合ったな...」

鈴「そうね!」

一夏「なんでそんな嬉しそうなんだよ...」

鈴「いいじゃん別に!」

一夏「まぁ悪い事はないけどさ」

鈴「また来ようね!ここ!」

一夏「お、おぅ」



扇子に書かれた文字は『諦めない!』何度でも挑戦して、失敗しても手の届く内は頑張り続ける。諦めんな!

おわり。

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 02:47:25.70 ID:lkxDXxgA0
かなりライトな感じに終わらせてみたがいかがだっただろうか

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/11(月) 03:17:42.19 ID:lkxDXxgA0
なんだかんだ言って初SSだった気がする

引用元: 一夏「今度の三連休暇か?」鈴「う、うん!」