1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:31:49.66 ID:zQ/KbassP
穂乃果「うん、2人ってとっても仲良しだよね?」

真姫「な、何言ってるのよ、私はにこちゃんのことなんてちっとも好きじゃないんだから!」

にこ「にこだって真姫ちゃんみたいなめんどくさいのは好きじゃないなー」ププッ

真姫「めんどくさいって何よ! ちんちくりん!」ムカッ

にこ「そのままの意味よ! 上級生に向かってちんちくりんとは何よ!」ニコプン

海未「喧嘩するほど仲がいい、というやつですね」

にこまき「「違うわよ!」」

ことり「やっぱり仲良しだよね」アハハ

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:35:04.93 ID:zQ/KbassP
~練習後~

にこ「はぁ……。今日も疲れたわね」

希「そうやな。あ、そうだ。疲れた時は甘いもの!

希「クレープでも食べていかん?」

穂乃果「クレープ!? 私も行く!」ハーイ

花陽「わ、私も!」

凛「かよちんが行くなら凛も行くにゃー」

絵里「もう、寄り道も程々にしなさいよ? 私も行くけど」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:39:49.42 ID:zQ/KbassP
海未「穂乃果、ダイエットはもういいんですか?」ヤレヤレ

穂乃果「あれだけ練習してるから平気だもん!」

ことり「ことりはちょっとくらいぽっちゃりしてた方が健康的で好きだよ」

ことり「穂乃果ちゃんくらいがちょうどいいと思うな」アハハ

真姫「私はいいわ、用事があるの」

にこ「せっかくだけどにこもパスね。にこも用事あるから」

希「もしかしてデート?」ニヤニヤ

真姫「ち、違うわよ! なんでこの真姫ちゃんがにこちゃんとデートしなきゃいけないのよ!?」カアアアア

にこ「真姫ちゃんとデートなんてこっちこそ願い下げよ」フン

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:43:05.21 ID:zQ/KbassP
穂乃果「にこちゃんと真姫ちゃんは用事があるんだ……」

穂乃果「2人の分も食べておくね」ヨシッ

花陽「私も手伝うね!」

希「太るよ?」ボソッ

花陽「ちょ、ちょっとくらいなら自分へのご褒美に……」

凛「どれだけ太っても凛はかよちんが好きにゃー」エヘヘ

花陽「凛ちゃん……!」ポッ

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:47:03.17 ID:zQ/KbassP
真姫「そういうわけだから、また明日ね」

にこ「食べ過ぎには気をつけなさいよー」

穂乃果「また明日ー!」バイバーイ

海未「お疲れ様でした」ペコリ

真姫「ちょっと、ついてこないでよ!」

にこ「にこもこっちなの! 仕方ないでしょ!?」

花陽「クレープ楽しみだね!」エヘヘ

凛「クレープを楽しみにしてるかよちんも好きにゃー」

ガヤガヤ

真姫「……」チラッ

にこ「……」チラッ

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:51:52.36 ID:zQ/KbassP
真姫「……そろそろ大丈夫?」

にこ「みんなクレープ食べに行ったし大丈夫でしょ」

真姫「さっきは色々言ってごめんね、にこちゃん」

にこ「気にしてないわよ。にここそごめん」

真姫「本気で言ってるわけじゃないって分かってるから」

にこ「にこも真姫ちゃんが本気で言ってないのはわかってるからおあいこよ」

真姫「にこちゃん、いつもの」

にこ「し、仕方ないわねぇ!」ウズウズ

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:55:01.01 ID:zQ/KbassP
にこ「ほら、手ぇ出して」

真姫「……ん」スッ

にこ「本当はにこは手くらい繋いで帰りたいんだけどなぁ……」キュッ

真姫「み、見られたら恥ずかしいでしょ!? 小指だけで十分よ、小指だけで!」

真姫「小指だけならすぐ離せるし……」

にこ「恥ずかしいならそもそもこんなことしなきゃいいのに」

真姫「に、にこちゃんのぬくもりを少しでも感じたいのよ!」カアアアアア

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 22:59:09.55 ID:zQ/KbassP
にこ「真姫ちゃんの照れた顔本当に可愛い」

真姫「……っ! ばかっ!」カアアアアアア

にこ「希にはデートじゃないなんて言って、嘘吐いちゃったわね」

真姫「ただ一緒に帰るだけでデートなの?」

真姫「そもそも付き合ってるの隠してるんだから、いつも嘘吐いてるようなものじゃない」

にこ「まぁそれもそうなんだけどね」アハハ

にこ「ん、今日もあそこに寄ってく?」

真姫「うん」コクリ

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:03:54.17 ID:zQ/KbassP
にこ「ここの公園に寄るのもすっかりいつものことになったわね」

真姫「私はここが一番好き」

にこ「なんで?」

真姫「にこちゃんといっぱい触れ合えるから」

にこ「真姫ちゃんってみんなの前とは全く別人よね」アハハ

真姫「それだけにこちゃんが好きなの」

にこ「も、もう! 真姫ちゃん、恥ずかしいの禁止!」カアアアアア

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:07:17.49 ID:zQ/KbassP
にこ「朝はそうでもないのに、なんで放課後はこんなデレデレなのよ……」

真姫「練習で疲れた身体がにこちゃんを欲するのよ」ギュー

にこ「あー、もう! 鬱陶しいわね!」

真姫「ダメ?」

にこ「……いいに決まってるじゃない」フン

真姫「にこちゃんのこの腕に収まる感じが、もう……。癒されるわ」

にこ「ほ、ほら、いつまでも立ってるのもあれだしベンチに座るわよ」カアアアアアア

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:11:17.83 ID:zQ/KbassP
真姫「ねぇ、にこちゃん」

にこ「何よ?」

真姫「大好き」

にこ「何回も聞いてる」

にこ「いつも同じようにベンチに座って私の肩に頭を預けてきて同じこというわね」

真姫「一日一回は言いたいのよ」

にこ「はぁ……」

真姫「もしかしてあきれた?」

にこ「逆よ。真姫ちゃんにこれだけ愛されてて、こんなに幸せなのが怖くなったの」ニコッ

真姫「も、もう、にこちゃん……!」カアアアアアア

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:16:06.53 ID:zQ/KbassP
にこ「そろそろ帰る?」

真姫「本当はもっと一緒にいたいけど、もう大分暗いし……」

にこ「家まで送るわ」

真姫「ありがとう、にこちゃん! 大好き!」ギュー

真姫「でも夜道はにこちゃんも危ないからにこちゃんはまっすぐ帰って」

にこ「でも真姫ちゃんが心配だから……」

真姫「私だってにこちゃんが私の家からにこちゃんの家まで夜道を歩くのは心配だから、そうされると困るの」

にこ「真姫ちゃんに心配かけちゃうのは嫌ね」

にこ「じゃあ、いつも通り途中までね」

真姫「途中まででも十分よ」ニコッ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:20:35.81 ID:zQ/KbassP
真姫「その前に……」スッ

にこ「真姫ちゃんも好きね……」ハァ

真姫「好きな人としたいって思うのは普通よ」

真姫「にこちゃんはしたくないの?」

にこ「……したいけど」ボソッ

真姫「じゃあいいじゃない。んっ……!」チュッ

にこ「ふ、不意打ちはやめなさいよ!」カアアアアアア

真姫「隙だらけなのが悪いのよ!」アハハ

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:25:25.06 ID:zQ/KbassP
~翌日~

にこ(今日はちょっと髪のセットに時間かかっちゃった……)

にこ(これは急がないと遅刻ね……)タタタッ

真姫「あっ、にこちゃん! 偶然ね!」バッ

にこ「うわっ!? もう真姫ちゃん、いつもその曲がり角から出てくるのやめてよね!」

真姫「た、たまたまよ!」

真姫「にこちゃんを待ってたとかそういうわけじゃないんだからね!」

にこ「……まぁいいわ。学校行きましょうか」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:29:54.07 ID:zQ/KbassP
真姫「もう! 今日はにこちゃんが遅いから遅刻しちゃうわよ!」

にこ「あれ? 偶然じゃなくて待っててくれたの?」ニヤニヤ

真姫「あ……。ち、違うわよ! なんだか今日のにこちゃんは歩くのが遅いかな、って……」アタフタ

にこ「放課後の真姫ちゃんもかわいいけど朝の真姫ちゃんもやっぱりかわいい」

真姫「あ、え、えと……。うぅ……」カアアアアアア

にこ「真姫ちゃん」

真姫「何よ……」ウツムキ

にこ「だーいすき!」

おわり

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/04/14(日) 23:31:26.04 ID:zQ/KbassP
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、穂乃果達のみんなへのメッセジをどぞ

穂乃果「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

にこ「にっこにっこにー!
にこのかわいさは二十分に伝わったにこ?」

絵里「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

花陽「み、見てくれありがとう!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

真姫「・・・ありがと」カミノケクルクル

では、

穂乃果、にこ、絵里、花陽、真姫、俺「皆さんありがとうございました!」



穂乃果、にこ、絵里、花陽、真姫「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

引用元: にこ「にこと真姫ちゃんが」真姫「仲良し?」