1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 04:09:54.40 ID:WVLMRmyc0
翌日

マミ「鹿目さんたちまだかしら」ワクワク

ピロリロリン♪

マミ「あら?鹿目さんからメールが来たわ♪なになに」

まどか『すみません!急用が入ったので行けなくなっちゃいました!』

マミ「……」ジワッ

マミ「まぁ急用なら仕方ないし…」

ピロリロリン♪

マミ「あら、またメール…」

さやか『なんかお母さんにお手伝いとか頼まれて肩叩きとかほんとなんかすいません行けません』

マミ「……」ポロポロ

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 04:18:20.31 ID:WVLMRmyc0
翌日

まどか「昨日の映画面白かったねー!」

さやか「うん!すっごくよかった!」

女子1「二人で観に行ったの?」

まどか「そうだよ!」

女子2「いいなー私も行きたい」

さやか「今度一緒に行こうよ!」

女子3「私もいいかな?」

まどか「いいよいいよ!緑の子も誘おう!」

マミ「私もいいかしら?」

さやか「もちろん!マミさんもい…あっ」

まどか「あっ(げぇーっ!マミさん!)」

マミ「……」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 04:29:00.37 ID:WVLMRmyc0
まどか「げぇーっ!マミさん!」

マミ「!」

さやか「ひえー!」ガクガク

マミ「どうしたの急に?」

まどか「ちちち違うんですあのその…」

さやか「ひ、ひえー!」ガクガク

マミ「私も一緒に映画に行きたいわ」

まどか「実は急用が早く終わってその…」

マミ「急用?もしかして昨日の話?」

さやか「ひ、ひ、ひえー!」ガクガク

まどか「急用って言っても河川敷で綺麗な石を探したりするのとかで…」

マミ「えっと、何の話かしら」

まどか「だからその…えっと…だめだ!さやかちゃんここは一旦逃げよう!」

さやか「わかった!」

マミ「はっ!待って!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 04:29:57.34 ID:WVLMRmyc0
マミ「走らないで!その階段は滑るわよ!」

まどか「え?」つるっ

さやか「うわあああああああ!!」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

まどか「ぐえっ!」ビターン!

さやか「いつつつ……」

まどか「!!?」

トラック「プップー」キキー!!

まどかさやか「ギャーーーーーッ!!」

ドカーーーン!

まどかさやか>>5「……」

死?ん


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:15:13.66 ID:jpJh2fBU0
マミ「二人とも来れたら来るって言ってたけど…たぶんこないだろうなぁ」

QB「といいつつ、ケーキや紅茶はしっかり三人分用意してるんだね」

マミ「あら、本当に来てくれたときのためよ」

QB「三人分ということは、僕の分は無いのかい?」

マミ「二人が来なかったらその分をあげるわ」

QB「…二人に対して三人分のケーキか。やれやれ、マミは先日も体重の増加を」

パ ァ ン!

マミ「…何か言ったかしら?」

QB「お互いのために、ここは「何も言わなかった」と返すべきだろうね」

マミ「うふふ、変なQB」

QB「…訳が分からないよ」

ピンポーン

マミ「あら、宅配便かしら」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:25:30.60 ID:jpJh2fBU0
マミ「はーい…あら?」

まどか「来ました」

さやか「あたしもいますぜー!」

マミ「」

さやか「あれ?おーい」

まどか「マミさん固まった…」

マミ「」ぽろぽろぽろ

さやか「今度は泣き出した!?」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:31:58.53 ID:jpJh2fBU0
まどか「どうしたんですか!?どこか痛いんですか!?」

マミ「ちが…違うの…」

マミ「二人が…二人がちゃんと来てくれたことが嬉しくて」グスッ

マミ「今まで「行けたら行く」って言われて来てくれたことなんか無かったから…」

さやか「なーんだ!そんなことですか!」

まどか「私たちがマミさんとの予定をすっぼかすはずないじゃないですか」ウェヒヒ

まどか・さやか『ねー♪』

マミ「二人とも…本当にありがとう」

QB「…やれやれ、どうやら僕はケーキを食べられそうにないや」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:40:51.06 ID:jpJh2fBU0
まどか「チーズケーキおいしい!一番好きなケーキです!」

マミ「良かった。ちょっと自信作だったの」

さやか「マミさん、おかわりいいですか!?」

マミ「勿論。たくさんあるからいっぱい食べてね」

QB「初めから僕の分もあったんじゃないか。マミも人が悪いなぁ」

さやか「いやー、やっぱり急用を無視してまで来たかいがありましたな!」

まどか「うん!」

マミ「えっ?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:46:40.19 ID:jpJh2fBU0
まどか「マミさん、どうかしましたか?」

マミ「あの…二人とも、他に用事があったの?悪いことしちゃったみたい…」

さやか「あ!いやいや、マミさんが気にすることはないんです!」

まどか「そうですよ!マミさんとのお茶会に比べれば、とるに足らない用事なんです!」

まどか・さやか『ねー♪』

マミ「そ、そう…ならいいけど」

マミ「…ちなみに、どんな用事だったの?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 06:59:06.88 ID:jpJh2fBU0
さやか「あ、そんな大した用事じゃないんです」

さやか「ただ恭介が階段から足滑らせて転げ落ちて重体だってだけで」

マミ「えっ」

まどか「ちょっと、さやかちゃん!それって十分重大な用事だよ!」

さやか「えぇ~?でもさぁ、私が病院行っても恭介の怪我が治る訳じゃないじゃん」

マミ「毎日のようにお見舞いに行ってるのに!?」

さやか「ああそれそれ。いつも行ってるからたまにはいいかな~って」

まどか「ダメだよ!こんな時こそ行かないとだよ!マミさんもそう思いますよね!」

マミ「そうね。来てくれたのは嬉しいけど、ここは病院に行ったほうがいいわ」

さやか「マミさんが言うなら…」

さやか「じゃあさ、そういうまどかの用事はなんだったのよ」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 07:05:56.83 ID:jpJh2fBU0
まどか「私の方は…そんな大した用事じゃないよ…」

さやか「何よ。気になるじゃん」

まどか「…>>28

さやか「えっ」

マミ「えっ」

QB「えっ」

さやか「いやいやいやいやおかしいよね!?弟亡くなってんのに笑顔で紅茶飲んでる場合じゃないよね!?」

まどか「だって、まだ助かるかもしれないさやかちゃんの場合と違ってもう手遅れだもん」

まどか「だから…いいかな、って」

マミ「いいかなじゃないわよ!いけないわよ!というか何でいいかなと思えたのかが不思議よ!」

まどか「何だろうね、諦めを通り越して今は虚無的な感情か何かが」

QB「…この展開は完全に予想外だ…たまげたなぁ」

まどか「さぁマミさん、お茶会の続きしましょ?」ニコッ

マミ「なにこれこわい」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 07:12:48.25 ID:jpJh2fBU0
マミ「あ、あっ!た、たいへーん」

マミ「わたしったら、このあとに だいじなようじがあることを すっかりわすれてたワー」

マミ「ごめんなさい二人とも!そんなわけだから、今日のお茶会はこれでおしまい!ね!」

まどか「まあ…マミさんが言うなら仕方ないよね」

さやか「じゃあ病院行くかなー」ンー

まどか「私は家に戻ってお通夜の準備しなきゃ」

マミ「そうよ、それがいいわ!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 07:17:34.33 ID:jpJh2fBU0
マミ「…ねえQB」

QB「なんだいマミ」

マミ「…ケーキ…まだいっぱい余ってるけど」

QB「…」


この日を境に、マミさんは「来れたら来てね」と言わなくなったとか…


おしまい

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/02/16(土) 07:20:11.18 ID:jpJh2fBU0
くぅ疲w

適当に書いたのでいろいろ適当ですが読んでくれてありがとうございました

夜勤明けのマクドナルドで何やってんだろ俺…
あと>>28は俺にごめんなさいしないといけないよね

引用元: まどか「行けたら行きます」さやか「私も」マミ「ほんと!?」