1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 12:55:46.99 ID:hoIrUCB90
雪歩「やっぱり、お尻のお肉がやわらかくて最高です」

P「甘いな、雪歩。お尻もうまいがやっぱり、これだぜ」

伊織「何よこれ、生じゃない」

P「そう、生だ。真の生の腹の肉を青じそドレッシングで食べると最高なんだぞ?」

美希「…本当なの、真君すごくお上品な味なの」

山岡「冗談じゃない」

P「…?」

山岡「この真はできそこないだ、食べられないよ」

P「な、なんだと!?」

栗田「や、山岡さん!」

山岡「一週間お待ち下さい、俺が本物の真をごちそうしてさしあげますよ」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:00:55.35 ID:hoIrUCB90
一週間

山岡「お待たせしました」

P「あれだけ大口叩いておいて、ヘタなもん食わせたらたたじゃすまさないぞ」

山岡「そんなこと言ってる暇があるなら、食べてみてはどうですか?」

P「……」

パク

P「こ、これは……」

美希「この間食べた真君とは比べ物にならないの!」

P「ど、どういうことだ……」

栗田「山岡さん、これはいったい……」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:04:43.60 ID:hoIrUCB90
山岡「プロデューサーさん、お聞きします」

山岡「髪の長いあずさと、短いあずさ、どちらが美味しいですか」

P「そんなの、長い方にきまっている」

P「髪が短いと、髪を伸ばそうとして美味いエキスがそっちにまわっちまう」

山岡「……それだけですか?」

P「それに、髪の長いあずささんを管理しているのはだいたいが男だ」

P「あずささんは運命の人を探しているからね」

P「相手が男で、その人を好きになるとその相手に認めてもらうために」

P「自然と肉の質をあげるのさ」

P「それに、彼女自身の精神状態も良好なものになるしな」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:07:11.04 ID:hoIrUCB90
山岡「そう」

山岡「アイドルの肉の質を決定付けるのは精神状態だ」

P「ちょっとまてよ!だから俺はIAで大賞をとった真を〆たぞ」

山岡「それがいけなかったのさ」

栗田「山岡さん、どういうことですか?」

栗田「アイドルの精神が肉の質を決めるのなら、IA大賞をとったのなら……」

伊織「そうよ、とても上質の肉ができあがるはずよ?」

山岡「それをいまから説明します」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:13:33.49 ID:hoIrUCB90
山岡「IA大賞をとったアイドルには、喜びの他にもまだ感情が生まれる」

山岡「不安ですよ。次も賞をとれるのか、次は全然だめなんじゃないかっていうね」

山岡「……これは、何かしらで賞をとったアイドル特有の症状なんですよ」

P「じゃあアンタはどうやったんだ、どうやってこれほどの肉を……」

山岡「プロポーズですよ」

P「…!」

山岡「それが、アイドルの肉を究極の域まで高めるんです」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:18:19.77 ID:hoIrUCB90
P「……そうか、俺は大事なことを見落としていたのか」

山岡「そんなに恥じることじゃありませんよ、ありがちなミスですから」

P「あの、もしよければ、一番いいプロポーズのタイミングを教えてくれませんか」

山岡「ええ、もちろんですよ」

美希「ミキも教えてほしいの!」

栗田「私にも教えてください、山岡さん!」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:19:28.64 ID:P6yXVBg90
プロポーズして真を食うだって!?

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:22:41.54 ID:hoIrUCB90
そして後日

山岡「おはよーございます」

富井「……」

山岡「あれぇ、どうしたんですか?そんなにピリピリしちゃって」

谷村「次の究極vs至高のメニューが決まったんだ」

山岡「なんだって!?」

谷村「次のメニューは、千早料理だ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:26:27.17 ID:Y53fQNZd0
食うところ無いじゃ・・・誰か来た

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:27:01.77 ID:hoIrUCB90
山岡「千早料理か」

山岡「千早は使える肉が少ないからな」

栗田「でも、あれだけ美味しい真料理を……」

山岡「それだけじゃ、雄山には勝てない」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:31:05.75 ID:hoIrUCB90
そして対決当日

栗田(山岡さん、大丈夫かしら……)

記者「それでは、究極のメニューからどうぞ」

山岡「はい」

富井「山岡、大丈夫なんだろうな?」

山岡「任せてくださいよ、副部長」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:36:56.35 ID:hoIrUCB90
陶人「ほう、なんじゃこれは……」

京極「これは乳首や!」

山岡「はい、千早の乳首を酒で蒸したものです」

陶人「これはうまい、くせになるわい」

古泉「おぉ、評判もいいみたいだぞ」

富井「でかしたぞ山岡ー!」

雄山「フフフフ」

雄山「ハハハハハハハハハ!」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:40:08.48 ID:hoIrUCB90
山岡「何がおかしい!」

雄山「士郎、お前は何故乳首を用意した」

山岡「決まっているだろ、千早は食える場所が酷く限られている」

山岡「だから……」

雄山「そうか」

雄山「こちらの料理を運んでくれ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:42:38.56 ID:hoIrUCB90
陶人「なんじゃこれは?」

P「どこかのお肉のようですね」

雄山「それは千早の胸肉だ」

栗田「胸肉ですって!?」

雄山「さっきの士郎の様に素人がよく、千早は食える肉がすくないなどと言うがそれは違う」

雄山「無駄に膨らんでいない分、旨みがつまっておるのだ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:46:56.20 ID:hoIrUCB90
山岡「……だが、それだけでお前が勝つってわけじゃない!」

雄山「そうだな」

京極「まあまあ、山岡はん。そう怒らんと」

京極「食うてみたらわかることや」

陶人「うん、その通りじゃ」

山岡「……」

パク

山岡「……!」

栗田(こ、これは……)

谷村「なんと……」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:48:52.02 ID:hoIrUCB90
栗田(これが本当に千早の胸肉なの?)

栗田(とっても柔らかで、薫り高くて)

栗田(この肉のまえでは山岡さんの出した料理がまるで小細工だわ)

P「……まさか、千早の胸がこんなに美味しいなんて」

雄山「もちろん、肉だけの質の問題ではない」

山岡「………」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 13:53:30.83 ID:hoIrUCB90
雄山「まず、千早の胸肉を酒と醤油、ニンニクを混ぜたものにに一日つけ」

雄山「それをやよいの栽培するモヤシとしため、仕上げに春香のリボンを添えた」

山岡「……」

雄山「士郎!お前はまたしても基本をはずしたのだ!」

雄山「アイドルは個の力に頼らせてはだめだ!歌唱力だけで勝負してはだめだ!

雄山「たとえどれだけよいアイドルを使っても」

雄山「それだけでは十分に力を発揮できぬことがある、それが故のユニットなのだ!」

山岡「くっ……」

京極「決まったようでんな……」

陶人「うむ、今回は士郎の負けじゃな」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 14:02:03.59 ID:hoIrUCB90
山岡「…………」

富井「おい山岡!聞いてるのか!」

小泉「社主、やっぱり山岡なんぞさっさとクビにした方が」

大原「うーむ」

山岡「ああ、ひでー!こっちは真剣に落ち込んでるのに!」

栗田「あら、元気あるじゃないですか」

P「あははは、クビになったらウチで雇えないか社長に頼んであげますよ」

栗田「あら、プロデューサーさん、やめておいた方がいいですよ」

栗田「アイドルにグータラがうつったら大変ですから」

P「それもそうですね、アハハハハ」

山岡「  」 ズルッ

山岡「そりゃないよ……」




おわり

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 14:04:12.68 ID:z/Hp0RaK0
                  刀、           , ヘ
         , ,. .__   /: : : \_____/: : : : ヽ、
       __//〃'´:::: ̄::¨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
     /:::;:L!{l;;;ハ::::、:::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
     〃::/_- 、 ! |ハ「ヽド、::::::::::::::i ̄ ̄ ̄ ̄ フ: : : : :/
.     l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ、::|      /: : : :/     乙
     l〈.、=<, `ーr'==; }三ミミ :|    /: : : : :/
.      f7ヽニ゚イ  ゙ヾ゚ニ´  }::}ニヾ::|    /: : : : :/         、
.     l」   / ''''  、     }::7´ |::|    /: : : : :/            |\
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      ヽ、 ー-      ' ,  i.|、:::::リ  {: : : : :丶_______.ノ: : : : : :}
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   +./.+ |+ヽ、      //+ +/+ + +

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 14:07:29.03 ID:BUxgYPhu0
マジキチ

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/09/06(木) 14:23:57.53 ID:GmeGbuKUO
材料があれなだけで普通に美味しんぼなのがやばい

引用元: P「真は美味しいな」雪歩「そうですね」