1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:04:59.54 ID:cihmHhoO0
キーンコーンカーンコーン♪
ゲー活。すなわち芸能活動。
この番組では、現在活動しているアイドル達が様々な疑問やテーマについて、学級活動の形式で学校の教室のセットで制服着用の上、自由に討論をする5分間番組である。
またアイドル達の自主性を尊重し、この番組はNGなし・MCなしのオールキャストアイドルオンリーでお送りする。
今回、この討論を議事進行するのは……
委員長『多田李衣菜』
李衣菜「きりーつ♪」ガタッ
李衣菜「れい」ペコッ
李衣菜「ちゃくせーき♪」ガタッ
本日の議題
『勉強中のBGMについて』
ゲー活。すなわち芸能活動。
この番組では、現在活動しているアイドル達が様々な疑問やテーマについて、学級活動の形式で学校の教室のセットで制服着用の上、自由に討論をする5分間番組である。
またアイドル達の自主性を尊重し、この番組はNGなし・MCなしのオールキャストアイドルオンリーでお送りする。
今回、この討論を議事進行するのは……
委員長『多田李衣菜』
李衣菜「きりーつ♪」ガタッ
李衣菜「れい」ペコッ
李衣菜「ちゃくせーき♪」ガタッ
本日の議題
『勉強中のBGMについて』
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:15:20.61 ID:cihmHhoO0
李衣菜「ちゃんと迷惑にならないよう、ヘッドフォンで聴いてたんだよ! 勉強中こそテンションの上がる、お気に入りの音楽とかをかけてやりたいじゃない?」
卯月「私は、ラジオとかかけてるけど」
かな子「うーん、私は気が散っちゃうから音楽はあんまりかけないかな」
智香「タアシも音楽とかかけると、ついつい音楽に合わせて踊っちゃうんだよねっ☆」
李衣菜「おお、ロックだね!」
きらり「じゃあそんな智香ちゃんのために、ちょっと音楽をかけてみてはぴはぴ☆」
乃々「あ……じゃ、じゃあ……かけます」ポチッ
『♪ 闇を切り裂いて進むよ Believe my heart それは止められない♪』
李衣菜「おっ! 私の歌!!」
智香「イエーイ☆」
かな子「さすが、ノリノリで踊ってるね」
乃々「あのぉ……あの、ポンポンは……いったいどこから……あんなの……むーりぃー……」」
きらり「続いて次の曲、いったれぇーい☆」
卯月「私は、ラジオとかかけてるけど」
かな子「うーん、私は気が散っちゃうから音楽はあんまりかけないかな」
智香「タアシも音楽とかかけると、ついつい音楽に合わせて踊っちゃうんだよねっ☆」
李衣菜「おお、ロックだね!」
きらり「じゃあそんな智香ちゃんのために、ちょっと音楽をかけてみてはぴはぴ☆」
乃々「あ……じゃ、じゃあ……かけます」ポチッ
『♪ 闇を切り裂いて進むよ Believe my heart それは止められない♪』
李衣菜「おっ! 私の歌!!」
智香「イエーイ☆」
かな子「さすが、ノリノリで踊ってるね」
乃々「あのぉ……あの、ポンポンは……いったいどこから……あんなの……むーりぃー……」」
きらり「続いて次の曲、いったれぇーい☆」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:21:18.04 ID:cihmHhoO0
『♪ お手本よりたくさん イチゴのせたショートケーキ こんな風にきっと なりたかった♪』
かな子「私の曲だ」
智香「イェイ、イェイ、イエーイ☆」
乃々「の、ノリノリ……ですけど……」
きらり「おおっ☆ 乃々ちゃんの、ののりのりは可愛いにゅりーん☆ のののりのり☆ のののりのり☆」
かな子「でもなんだか、ダンスと歌が合ってないというか……」
李衣菜「曲調にくらべて、ダンスが激しすぎるね。ロックだなあ」
拓海「そんなロックあるか!」ドン
きらり「ひ、ひいっ★ じゃ、じゃあ次の曲にいっちゃるにょわー☆」ポチッ
かな子「私の曲だ」
智香「イェイ、イェイ、イエーイ☆」
乃々「の、ノリノリ……ですけど……」
きらり「おおっ☆ 乃々ちゃんの、ののりのりは可愛いにゅりーん☆ のののりのり☆ のののりのり☆」
かな子「でもなんだか、ダンスと歌が合ってないというか……」
李衣菜「曲調にくらべて、ダンスが激しすぎるね。ロックだなあ」
拓海「そんなロックあるか!」ドン
きらり「ひ、ひいっ★ じゃ、じゃあ次の曲にいっちゃるにょわー☆」ポチッ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:28:08.05 ID:cihmHhoO0
『♪ やすぅぎ~しじみぃ~♪』
かな子「な、なにこの曲?」
李衣菜「民謡?」
乃々「あ、あの……安来節、です……」
智香「ううーっ☆ イエイ☆」
きらり「にょわわっ! さっすが智香ちゃん。安来節でノリノリではぴはぴにゃりーん☆」
李衣菜「うわ、両手あげてすごい動き。ロックだねえ」
拓海「だから、そんなロックがあるかいっ!」ドン
きらり「にょわわっ★ こ、怖いにぃ……」ブルブル
乃々「あ、あのっ! わ、私のまわりでだけ……その、地震が……」
卯月「やっぱりダンスはすごいなあ、智香ちゃん」
かな子「次の曲、これは……なんて読むのかな?」ポチッ
かな子「な、なにこの曲?」
李衣菜「民謡?」
乃々「あ、あの……安来節、です……」
智香「ううーっ☆ イエイ☆」
きらり「にょわわっ! さっすが智香ちゃん。安来節でノリノリではぴはぴにゃりーん☆」
李衣菜「うわ、両手あげてすごい動き。ロックだねえ」
拓海「だから、そんなロックがあるかいっ!」ドン
きらり「にょわわっ★ こ、怖いにぃ……」ブルブル
乃々「あ、あのっ! わ、私のまわりでだけ……その、地震が……」
卯月「やっぱりダンスはすごいなあ、智香ちゃん」
かな子「次の曲、これは……なんて読むのかな?」ポチッ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:33:08.06 ID:cihmHhoO0
『♪ コンコン コンコン 釘をさす~♪ コンコン コンコン 釘をさす~♪ たたみが 下から 笑ってる~♪」
きらり「ひいいいぃぃぃっっっ★」
乃々「……」ガッチーン
卯月「な、なに!? この曲!」
かな子「ええと、これは……山崎ハコの……」
李衣菜「祝い?」
かな子「……呪い、だと思うよ」
『♪ コンコン コンコン 釘をさす~♪ わらの~人形~♪ 釘をさす~♪』
智香「YA-HA-! イエーイ☆」
卯月「こんな怖い曲でも、すごい踊ってるね。智香ちゃん……」
李衣菜「その魂のダンス、ロックだよねえ」
拓海「李衣菜……ロックのこと、ホントはわかってねえだろ?」
李衣菜「えっとぉー……でもあの、もしかして拓海さんってロック好きなんですか?」
拓海「ああ……族っていやあ、ロッカーだからな。走る時のBGMは、もちろんロック。そして生き方もスタイルも、ロックに決まってるね」
きらり「ひいいいぃぃぃっっっ★」
乃々「……」ガッチーン
卯月「な、なに!? この曲!」
かな子「ええと、これは……山崎ハコの……」
李衣菜「祝い?」
かな子「……呪い、だと思うよ」
『♪ コンコン コンコン 釘をさす~♪ わらの~人形~♪ 釘をさす~♪』
智香「YA-HA-! イエーイ☆」
卯月「こんな怖い曲でも、すごい踊ってるね。智香ちゃん……」
李衣菜「その魂のダンス、ロックだよねえ」
拓海「李衣菜……ロックのこと、ホントはわかってねえだろ?」
李衣菜「えっとぉー……でもあの、もしかして拓海さんってロック好きなんですか?」
拓海「ああ……族っていやあ、ロッカーだからな。走る時のBGMは、もちろんロック。そして生き方もスタイルも、ロックに決まってるね」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:40:12.19 ID:cihmHhoO0
乃々「スタイル……」ジー
拓海「あ? なに見てんだよ」ボイーン
乃々「あ、い、いいえ、べ、別に……」オドオド
かな子「ふふふ。だいじょうぶだよ、乃々ちゃん。拓海さんはああ見えて、優しいからね」ポヨーン
乃々「……」ストーン
かな子「乃々ちゃん?」
乃々「……ううっ。や、やっぱり……あ、あたしにはやっぱり、アイドルなんて……むーりぃー……」
拓海「あ? なに見てんだよ」ボイーン
乃々「あ、い、いいえ、べ、別に……」オドオド
かな子「ふふふ。だいじょうぶだよ、乃々ちゃん。拓海さんはああ見えて、優しいからね」ポヨーン
乃々「……」ストーン
かな子「乃々ちゃん?」
乃々「……ううっ。や、やっぱり……あ、あたしにはやっぱり、アイドルなんて……むーりぃー……」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:46:08.89 ID:cihmHhoO0
卯月「乃々ちゃん!」
乃々「は、は……い……」
卯月「私も、胸とか自信ないけど大丈夫だよ。アイドルってそれだけじゃないんだから」
乃々「あ、で、でも……ほんとは私、もうやめたい……なっ、て……」ボソボソ
卯月「だから、がんばっていこうねっ!」
乃々「あ、は、はいぃー……」
卯月「ん。良かった」クルッ
乃々「! う、卯月さんの、ひ……ヒップ……すご、い……んですけ、ど……」
乃々「わ、私……」ストーン
乃々「……むーりぃー……」
乃々「は、は……い……」
卯月「私も、胸とか自信ないけど大丈夫だよ。アイドルってそれだけじゃないんだから」
乃々「あ、で、でも……ほんとは私、もうやめたい……なっ、て……」ボソボソ
卯月「だから、がんばっていこうねっ!」
乃々「あ、は、はいぃー……」
卯月「ん。良かった」クルッ
乃々「! う、卯月さんの、ひ……ヒップ……すご、い……んですけ、ど……」
乃々「わ、私……」ストーン
乃々「……むーりぃー……」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:51:11.22 ID:cihmHhoO0
かな子「生き方がロックって、どういう感じなんですか?」
拓海「あーん? たとえば卯月、伝説っての信じる?」
卯月「で、伝説ですか? さ、さあそういうのはよくわからないけど……拓海さんは信じてるんですか?」
拓海「アタシ? アタシはもちろん信じるね。ほら、アタシが伝説だから」
きらり「つ、強くて怖そうー★」ガクガク
かな子「よ、よくはわからないけどそういうのがロックなんですね?」
李衣菜「そうだよね! やっぱロック最高だよね!! だから勉強中でもテンション維持のために、ロックかけたいのに……お母さんがそんなの聞きながら勉強に集中なんかできない、って言うんだよ」
智香「ふう、いい汗かいた。でもほら、勉強中に音楽かかるとアタシみたいにならない?」ワキフキ
拓海「あーん? たとえば卯月、伝説っての信じる?」
卯月「で、伝説ですか? さ、さあそういうのはよくわからないけど……拓海さんは信じてるんですか?」
拓海「アタシ? アタシはもちろん信じるね。ほら、アタシが伝説だから」
きらり「つ、強くて怖そうー★」ガクガク
かな子「よ、よくはわからないけどそういうのがロックなんですね?」
李衣菜「そうだよね! やっぱロック最高だよね!! だから勉強中でもテンション維持のために、ロックかけたいのに……お母さんがそんなの聞きながら勉強に集中なんかできない、って言うんだよ」
智香「ふう、いい汗かいた。でもほら、勉強中に音楽かかるとアタシみたいにならない?」ワキフキ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 19:58:08.86 ID:cihmHhoO0
拓海「あんなに踊るのは、智香ぐらいだろ!」
かな子「でもね、智香ちゃんみたいに極端じゃなくても、確かにロックを聴きながらは勉強に集中できないんじゃないかな?」
きらり「しゅーちゅーしないと、しょっちゅーまちがえたり、しゅっぱいしちゃうしー、ちょーちゅーいしないとねー☆」
拓海「……」ジロリ
きらり「にょわー★」ブルブル
李衣菜「そんなことないよ! ロックがかかっていても、ちゃんと勉強も頭に入っているよ!」
卯月「じゃあちょっと、試してみるね」
李衣菜「え?」
かな子「でもね、智香ちゃんみたいに極端じゃなくても、確かにロックを聴きながらは勉強に集中できないんじゃないかな?」
きらり「しゅーちゅーしないと、しょっちゅーまちがえたり、しゅっぱいしちゃうしー、ちょーちゅーいしないとねー☆」
拓海「……」ジロリ
きらり「にょわー★」ブルブル
李衣菜「そんなことないよ! ロックがかかっていても、ちゃんと勉強も頭に入っているよ!」
卯月「じゃあちょっと、試してみるね」
李衣菜「え?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:04:09.58 ID:cihmHhoO0
智香「乃々ちゃん、お願いねっ☆」
乃々「は、は……いぃ……」ポチッ
♪♪♪♪♪
李衣菜「お、いい曲! 拓海さん、これなんて曲でしたっけ」
拓海「……し、知らねえのかよ。まったく、しょうがねえな……」
李衣菜「拓海さん?」
拓海「おい、李衣菜にこの曲のこと教えてやりな!」
乃々「は、はいぃ……え、えと……ABBA、の……『Dancing Queen』です……」
李衣菜「いーね、いーね。ノッてきた! こんど私も、歌ってみよう!!」
卯月「じゃあこの曲を大音量で聴きながら、李衣菜ちゃんに九九の問題をだすね」
乃々「は、は……いぃ……」ポチッ
♪♪♪♪♪
李衣菜「お、いい曲! 拓海さん、これなんて曲でしたっけ」
拓海「……し、知らねえのかよ。まったく、しょうがねえな……」
李衣菜「拓海さん?」
拓海「おい、李衣菜にこの曲のこと教えてやりな!」
乃々「は、はいぃ……え、えと……ABBA、の……『Dancing Queen』です……」
李衣菜「いーね、いーね。ノッてきた! こんど私も、歌ってみよう!!」
卯月「じゃあこの曲を大音量で聴きながら、李衣菜ちゃんに九九の問題をだすね」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:09:08.91 ID:cihmHhoO0
李衣菜「九九ぅ!? いくらなんでも、そんなの小学生低学年の問題じゃない。余裕だよ? 余裕」
かな子「じゃあその余裕の問題を間違えるようなら、やっぱりロックを聴きながらの勉強は無理ってことになるよね?」
李衣菜「ま、まあ、そうなるかな」
卯月「じゃあいくよ? はちろく?」
李衣菜「48!」
かな子「しちし?」
李衣菜「28」
乃々「あ、えと……ごは?」
李衣菜「し、40?」
きらり「くはーっ☆」
李衣菜「くはー? あ、くは……72!」
智香「ろっく?」
李衣菜「最高!」
かな子「じゃあその余裕の問題を間違えるようなら、やっぱりロックを聴きながらの勉強は無理ってことになるよね?」
李衣菜「ま、まあ、そうなるかな」
卯月「じゃあいくよ? はちろく?」
李衣菜「48!」
かな子「しちし?」
李衣菜「28」
乃々「あ、えと……ごは?」
李衣菜「し、40?」
きらり「くはーっ☆」
李衣菜「くはー? あ、くは……72!」
智香「ろっく?」
李衣菜「最高!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:16:10.47 ID:cihmHhoO0
拓海「おいまてこら、九九以前の間違えだろ! それは」
李衣菜「いやー。つい」
卯月「というわけで、やっぱりロックを聞きながらの勉強は無理という結論が……」
李衣菜「ま、まって! い、今のはつい口から出ただけで……」
きらり「じゃあ李衣菜ちゃん、もっかいチャレンジすう?」
李衣菜「当然! 乃々ちゃん、ワンモアお願い」
乃々「は、はいぃ……」ポチッ
♪♪♪♪♪
乃々「お、オジー・オズボーンの……だ、『DIARY OF A MADMAN』で、す……」
李衣菜「おおー! ロックだ」
李衣菜「いやー。つい」
卯月「というわけで、やっぱりロックを聞きながらの勉強は無理という結論が……」
李衣菜「ま、まって! い、今のはつい口から出ただけで……」
きらり「じゃあ李衣菜ちゃん、もっかいチャレンジすう?」
李衣菜「当然! 乃々ちゃん、ワンモアお願い」
乃々「は、はいぃ……」ポチッ
♪♪♪♪♪
乃々「お、オジー・オズボーンの……だ、『DIARY OF A MADMAN』で、す……」
李衣菜「おおー! ロックだ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:21:08.81 ID:cihmHhoO0
卯月「じゃあ……いい? 李衣菜ちゃん?」
李衣菜「オッケー!」キョロキョロ
卯月「……ねえ、かな子ちゃん」
かな子「……うん」
李衣菜「ふんふ~ん♪ どしたのー? いつでもいいよ~♪」
卯月「じゃあいくね?」
李衣菜「オッケ~♪」
李衣菜「オッケー!」キョロキョロ
卯月「……ねえ、かな子ちゃん」
かな子「……うん」
李衣菜「ふんふ~ん♪ どしたのー? いつでもいいよ~♪」
卯月「じゃあいくね?」
李衣菜「オッケ~♪」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:26:08.76 ID:cihmHhoO0
かな子「……ろっく?」
李衣菜「最高!」グッ
拓海「だから、まてよー! しかも、なんで親指まで立ててんだよ!!」
卯月「今、もう狙ってたよね?」
かな子「というか『最高』って言った時、カメラ目線だったよね?」
智香「直前に、カメラの位置も確認してたよねっ?」
乃々「あんなの、わ、私には……むーりぃー……」
きらり「だけどこれで、結論が出たっちょー。ロックを聴きながらは、勉強は無理にゃあ☆」
李衣菜「いやー! 待って待って!! 確かに今の私はふざけてました、おいしいと思っちゃってました。ごめんなさい!!!」
拓海「認めやがったな。ふふふっ」
李衣菜「最高!」グッ
拓海「だから、まてよー! しかも、なんで親指まで立ててんだよ!!」
卯月「今、もう狙ってたよね?」
かな子「というか『最高』って言った時、カメラ目線だったよね?」
智香「直前に、カメラの位置も確認してたよねっ?」
乃々「あんなの、わ、私には……むーりぃー……」
きらり「だけどこれで、結論が出たっちょー。ロックを聴きながらは、勉強は無理にゃあ☆」
李衣菜「いやー! 待って待って!! 確かに今の私はふざけてました、おいしいと思っちゃってました。ごめんなさい!!!」
拓海「認めやがったな。ふふふっ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:31:08.57 ID:cihmHhoO0
李衣菜「確かに今のは、私が悪かったです! でもロックは、ロックは悪くありません!」
卯月「うん、でも……」
李衣菜「……なに?」
かな子「やっぱり勉強中は、ロックはやめたら? 勉強に集中した方がいいよ?」
李衣菜「……」
智香「そうそう。ロックは勉強の後の、自分へのご褒美だっ☆」
李衣菜「……勉強に集中するのが、そんなにいい事かな」ムスー
卯月「うん、でも……」
李衣菜「……なに?」
かな子「やっぱり勉強中は、ロックはやめたら? 勉強に集中した方がいいよ?」
李衣菜「……」
智香「そうそう。ロックは勉強の後の、自分へのご褒美だっ☆」
李衣菜「……勉強に集中するのが、そんなにいい事かな」ムスー
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:37:08.58 ID:cihmHhoO0
乃々「えっ……」
かな子「李衣菜ちゃん、なにを……」
李衣菜「勉強に集中してしまうことのへ、へーがい? そういうのもあると思うな」
卯月「へーがい?」
拓海「弊害、な」
智香「拓海さん、漢字くわしいんですねっ☆」
拓海「族やヤンキーは、画数の多い漢字にゃ強いんだよ。同じ読みなら、画数が多い方が強そうだからな」
きらり「強そうよりも、かわいいが正義にゃりよぉ?」
拓海「……」ジッ
きらり「ひいいいいっ★」ブルブルブル
かな子「李衣菜ちゃん、なにを……」
李衣菜「勉強に集中してしまうことのへ、へーがい? そういうのもあると思うな」
卯月「へーがい?」
拓海「弊害、な」
智香「拓海さん、漢字くわしいんですねっ☆」
拓海「族やヤンキーは、画数の多い漢字にゃ強いんだよ。同じ読みなら、画数が多い方が強そうだからな」
きらり「強そうよりも、かわいいが正義にゃりよぉ?」
拓海「……」ジッ
きらり「ひいいいいっ★」ブルブルブル
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:41:08.79 ID:cihmHhoO0
智香「それでっ? 勉強に集中してしまうことの弊害って?」
李衣菜「ふふーん♪ かな子ちゃん、ちょっと協力してくれる?」
かな子「え? あ、うん」
李衣菜「じゃあこのプリント、やってみて」
卯月「ええと、漢字の書き取りだね」
李衣菜「音楽かけないから、集中してやってね♪」
かな子「うん、わかった。じゃあ」カリカリ
李衣菜「ふふーん♪ かな子ちゃん、ちょっと協力してくれる?」
かな子「え? あ、うん」
李衣菜「じゃあこのプリント、やってみて」
卯月「ええと、漢字の書き取りだね」
李衣菜「音楽かけないから、集中してやってね♪」
かな子「うん、わかった。じゃあ」カリカリ
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:46:34.24 ID:cihmHhoO0
李衣菜「のどかわいたら、これ飲んで」トン
かな子「うん、ありがと」カリカリ
李衣菜「よかったらこれも」
かな子「うん……」カリカリ
卯月「ちょ、ちょっと李衣菜ちゃん」
かな子「……」カリカリガサゴソ
李衣菜「シーッ! かな子ちゃん、集中してるから。ね」
かな子「……」カリカリガサゴソモグモグ
乃々「あ、あれは……スナック……お菓子?」
かな子「……」カリガサモグモグモグモグゴクゴクゴクゴク
拓海「しかもあれ、パーティーサイズの大袋じゃねえか!」
かな子「……」パクパクパクパクパクパクパクパクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク
きらり「にょわー☆」
かな子「……」ザラーッ
かな子「うん、ありがと」カリカリ
李衣菜「よかったらこれも」
かな子「うん……」カリカリ
卯月「ちょ、ちょっと李衣菜ちゃん」
かな子「……」カリカリガサゴソ
李衣菜「シーッ! かな子ちゃん、集中してるから。ね」
かな子「……」カリカリガサゴソモグモグ
乃々「あ、あれは……スナック……お菓子?」
かな子「……」カリガサモグモグモグモグゴクゴクゴクゴク
拓海「しかもあれ、パーティーサイズの大袋じゃねえか!」
かな子「……」パクパクパクパクパクパクパクパクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク
きらり「にょわー☆」
かな子「……」ザラーッ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:52:11.49 ID:cihmHhoO0
智香「か、かな子ちゃんっ?」
かな子「ふう。満足」ニコニコ
李衣菜「おかわりもあるよ?」ニコニコ
かな子「え? あ、あれ? あれれれっ!?」
卯月「……」
かな子「な、なにこれ? い、いったい誰がこんな事を……お、お菓子をこんなに……ノンカロリーじゃないコーラまで空っぽに……」
李衣菜「犯人は、この中にいまーす♪」
拓海「かな子だけどな」
かな子「きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
卯月「かな子ちゃん、しっかり!」
かな子「ふう。満足」ニコニコ
李衣菜「おかわりもあるよ?」ニコニコ
かな子「え? あ、あれ? あれれれっ!?」
卯月「……」
かな子「な、なにこれ? い、いったい誰がこんな事を……お、お菓子をこんなに……ノンカロリーじゃないコーラまで空っぽに……」
李衣菜「犯人は、この中にいまーす♪」
拓海「かな子だけどな」
かな子「きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
卯月「かな子ちゃん、しっかり!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 20:58:08.71 ID:cihmHhoO0
李衣菜「ね! 勉強に集中しすぎることで、周囲が見えなくなっちゃうんだよ。アイドルたるもの、常に周囲に目を配ってなきゃ!」
乃々「な、なんだか……ご、強引なリクツだと……思う、んですけど……」
かな子「うう、李衣菜ちゃん。今日から私も、勉強中はロックをかけるよ」
智香「かな子ちゃんがロッカーにっ!?」
きらり「にょわーっ☆」
李衣菜「よしよーし♪ じゃあ……ろっく?」
かな子「最高!」グッ
卯月「なんだか……今は、かな子ちゃんが遠くに感じる……」
きらり「ロッカーの波が、確実にみんなをひきこんでいくにぃ……」
乃々「な、なんだか……ご、強引なリクツだと……思う、んですけど……」
かな子「うう、李衣菜ちゃん。今日から私も、勉強中はロックをかけるよ」
智香「かな子ちゃんがロッカーにっ!?」
きらり「にょわーっ☆」
李衣菜「よしよーし♪ じゃあ……ろっく?」
かな子「最高!」グッ
卯月「なんだか……今は、かな子ちゃんが遠くに感じる……」
きらり「ロッカーの波が、確実にみんなをひきこんでいくにぃ……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:03:08.58 ID:cihmHhoO0
拓海「乃々もどうだい? ロッカーになったら、きっと凄い自信もつくぜ」
きらり「乃々ちゃんは、可愛いからいまのままがいいにゃりーん☆ はぴはぴ☆☆☆」
拓海「……」ジー
きらり「ま、またにらまれてるにぃ★」ガタガタ
乃々「ま、また……すごい……地震……」
かな子「李衣菜ちゃん、拓海さん、これから私にロックの事を色々と教えて下さい」
拓海「あ、ああ、別にいいけど……」
智香「普段からロックとか聞いてるんですよねっ☆」
拓海「ま、まあ、族と言えばすなわちロッカーだからな」
きらり「乃々ちゃんは、可愛いからいまのままがいいにゃりーん☆ はぴはぴ☆☆☆」
拓海「……」ジー
きらり「ま、またにらまれてるにぃ★」ガタガタ
乃々「ま、また……すごい……地震……」
かな子「李衣菜ちゃん、拓海さん、これから私にロックの事を色々と教えて下さい」
拓海「あ、ああ、別にいいけど……」
智香「普段からロックとか聞いてるんですよねっ☆」
拓海「ま、まあ、族と言えばすなわちロッカーだからな」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:07:09.86 ID:cihmHhoO0
卯月「具体的には、どんな曲が好きなんですか?」
拓海「は?」
卯月「え? ほ、ほら一口にロックっていっても色々とジャンルがあるじゃないですか」
拓海「アタシはもちろん、その……バリバリのロックを……」
李衣菜「おお! ハードロックですね」
拓海「そう! それそれ」
智香「実は今日はそういう音楽の話題になると思って、拓海さんのプロデューサーさんに移動中に拓海さんがかけている、お気に入りの音楽をお借りしてきましたっ☆」
拓海「なっ、なにっ!?」
李衣菜「おおー! いいねいいね♪ 李衣菜いいな♪ 聞きたい聞きたい♪」
拓海「ちょ、待て!」
乃々「あ、じゃあ……か、かけます……」ポチッ
拓海「は?」
卯月「え? ほ、ほら一口にロックっていっても色々とジャンルがあるじゃないですか」
拓海「アタシはもちろん、その……バリバリのロックを……」
李衣菜「おお! ハードロックですね」
拓海「そう! それそれ」
智香「実は今日はそういう音楽の話題になると思って、拓海さんのプロデューサーさんに移動中に拓海さんがかけている、お気に入りの音楽をお借りしてきましたっ☆」
拓海「なっ、なにっ!?」
李衣菜「おおー! いいねいいね♪ 李衣菜いいな♪ 聞きたい聞きたい♪」
拓海「ちょ、待て!」
乃々「あ、じゃあ……か、かけます……」ポチッ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:13:09.14 ID:cihmHhoO0
『♪ ましゅまろほっぺ 指先で ぷにぷに たのしそうに あなたが はじいて 笑う♪』
李衣菜「あ、あれ?」
きらり「にょわわっ!? きらりの『ましゅまろ☆キッス』っしゃー」
智香「乃々ちゃん? 曲、間違ってないっ?」
乃々「え? あ、そ、そのぉ……」
拓海「しょ、しょーがねえなあ乃々は! 曲を間違えるなんてなあ! あはははははは」
かな子「でもこの曲って、ホントきらりちゃんにあってるよねえ」
卯月「うん。可愛い曲だよね」
きらり「ほんとホント? うれしいによわーん☆」
李衣菜「あ、あれ?」
きらり「にょわわっ!? きらりの『ましゅまろ☆キッス』っしゃー」
智香「乃々ちゃん? 曲、間違ってないっ?」
乃々「え? あ、そ、そのぉ……」
拓海「しょ、しょーがねえなあ乃々は! 曲を間違えるなんてなあ! あはははははは」
かな子「でもこの曲って、ホントきらりちゃんにあってるよねえ」
卯月「うん。可愛い曲だよね」
きらり「ほんとホント? うれしいによわーん☆」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:18:08.45 ID:cihmHhoO0
智香「ついつい口ずさんじゃうよねっ☆ あなたの『大好き』の中に 私も入れて~♪」
かな子「もういちど『かわいい』って言ってみて~♪」
卯月「あなたが なでてくれた~♪」
李衣菜「髪の毛も 眉も くちびるも~♪」
拓海「その瞬間から たからもの~♪」
智香「えっ!?」
かな子「えっ!?」
卯月「えっ!?」
李衣菜「えっ!?」
拓海「えっ? ……あっ!」
かな子「もういちど『かわいい』って言ってみて~♪」
卯月「あなたが なでてくれた~♪」
李衣菜「髪の毛も 眉も くちびるも~♪」
拓海「その瞬間から たからもの~♪」
智香「えっ!?」
かな子「えっ!?」
卯月「えっ!?」
李衣菜「えっ!?」
拓海「えっ? ……あっ!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:24:08.95 ID:cihmHhoO0
乃々「あ、あの……も、もしかして……」
きらり「にょわ?」
拓海「ちっ、ちげーよ! そんなんじゃねーから!! 今のは、みんなの聞き違いだから!!!」
李衣菜「……秘密の五線紙の 暗号~♪」
拓海「『大好き。chu!』気付いてね~♪ ……ハッ!」
智香「……」
かな子「……」
李衣菜「……」
乃々「……」
きらり「にょわ?」
拓海「ちっ、ちげーよ! そんなんじゃねーから!! 今のは、みんなの聞き違いだから!!!」
李衣菜「……秘密の五線紙の 暗号~♪」
拓海「『大好き。chu!』気付いてね~♪ ……ハッ!」
智香「……」
かな子「……」
李衣菜「……」
乃々「……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:29:17.52 ID:cihmHhoO0
卯月「ほら、きらりちゃん。こっちこっち」
きらり「にょわわっ?」
拓海「……」
きらり「……」
拓海「……ふ」
きらり「ふ?」
拓海「ファンです。サインください……」
きらり「にょわーっ☆ そーにゃりぃ? よろこんでー! はぴはぴはぴっ☆☆☆」
李衣菜「あははっ! これにて本日のゲー活、終~了~♪」
キーンコーンカーンコーン♪
きらり「にょわわっ?」
拓海「……」
きらり「……」
拓海「……ふ」
きらり「ふ?」
拓海「ファンです。サインください……」
きらり「にょわーっ☆ そーにゃりぃ? よろこんでー! はぴはぴはぴっ☆☆☆」
李衣菜「あははっ! これにて本日のゲー活、終~了~♪」
キーンコーンカーンコーン♪
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/17(木) 21:33:23.83 ID:cihmHhoO0
拓海「あ……拓海ちゃんへって、いれてください……」
終了
終了
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