1: 元ネタ:かみさまづくり 2013/01/25(金) 15:02:30.47 ID:iMTnpCHN0

凜「なんだろう、この洗濯機っぽい機械?」

未央「石川県じゃないかな?」

卯月「石川県じゃないね」

未央「でも私達アイドルって可能性を信じなきゃ飛び立てないじゃん?」

卯月「そんなんで成長するんだったらアイドル諦めるね、私」

凜「でも、真面目にこの機械なんだろう?」

ガチャ

晶葉「おう。なんだお前ら、いたのか」


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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:03:29.25 ID:iMTnpCHNo

凜「あ、晶葉。これ何?」

晶葉「ああ、これは石川県だ」

卯月「私、辞表出してくるね」

晶葉「待て、冗談だ。こんなものが石川県なワケなかろう」

卯月「よかった~。夢を諦めずにすんだよ」

未央「良かったね。卯月」

晶葉「というか何故未央が知らんのだ。これはお前が頼んだモノだろう」

未央「ああ! やっと完成したのか!」

うづりん「「?」」

未央「輪島塗」

晶葉「石川県から離れろ」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:05:41.06 ID:iMTnpCHNo

晶葉「こいつはな。お手軽個性合成マシン『フュージョン☆クライシス君』だ」

未央「なんだ石川県関係ないのか」ガッカリ

卯月「随分石川県推すね。石川県だったらどうするつもりだったのさ」

未央「暴虐の限りを」

卯月「石川県に何か恨みでもあるの?」

未央「んーん。何も」

凜「石川県に謝ろうか」

晶葉「話を聞け」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:09:29.69 ID:iMTnpCHNo

晶葉「こいつはな。お手軽個性合成マシン『フュージョン☆クライシス君』だ」

未央「なんだ石川県関係ないのか」ガッカリ

卯月「随分石川県推すね。石川県だったらどうするつもりだったのさ」

未央「暴虐の限りを」

卯月「石川県に何か恨みでもあるの?」

未央「んーん。何も」

凜「石川県に謝ろうか」

晶葉「話を聞け」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:12:15.49 ID:iMTnpCHNo

凜「そもそも石川県を何だと思ってるの?」

卯月「石川県というのは精神疾患の1つでね」

凜「石川県に謝ろうか!」

未央「症状は脈絡のない破壊衝動」

凜「罹患してる!?」

晶葉「この『フュージョン☆クライシス君』はこの個性多様化の時代、無個性に悩むアイドル達を救うために開発したものでな」

未央「ママー、このお姉ちゃん虚空に向かって説明してるよー」

凜「可哀想……」

卯月「しっ! 見ちゃいけません」

晶葉「刻むぞ貴様ら」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:15:34.33 ID:iMTnpCHNo

晶葉「まあ、説明するより実際にやってみた方が速いか。未央、ちょっと何でもいいから機械に入れてみろ」

未央「えーと。じゃあ、ここにあった牛乳、と……」

未央「えーと、えーと……」キョロキョロ

未央「ココアの素を、入れる……」

凜「それはきっとココアが出てくるよ」

卯月「バカだね」

未央「あ! じゃあプロデューサーさんと、和久井さんを入れれば!」

未央「新しい命の誕生だ!!」

卯月「バカだね」

未央「じゃあ、和久井さんの代わりに千枝ちゃんを入れる?」

凜「それだと完成するのは犯罪者だね」

晶葉「救いようが無いのは置いておいて。じゃあまずは素体となる人間」ドカッ

P「きゃー」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:19:36.71 ID:iMTnpCHNo

晶葉「あとは、このココアでいいか」ジャー

P『うおおぉぉ!? 何だこれ!? ココアだ! 甘い!』

晶葉「そして合成ボタンを押す」ポチッ



      合 ☆ 成

              プシュー


P「ゲホゲホッ。何なんだ、一体」ゴソゴソ

凜「あ、プロデューサーの頭が!」

卯月「Pヘッドが!」

未央「ココアみたいな色に!」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:21:36.75 ID:iMTnpCHNo

P「マジで? ……うわっ、本当だ! せっかく朝セットしてきたのにぃ!」

凜「見た目だけじゃないね。臭いも甘い」クンクン

卯月「流石凜ちゃんは臭いに敏感だなぁ」

未央「変態だなぁ」

凜「変態じゃない! 臭いが好きなだけ!」

皆「「「「うわぁ」」」」

晶葉「こんな感じでデモは終わりだな。助手、帰っていいぞ」ゲシッ

P「そんなぁ」トボトボ……

晶葉「で、誰から試す?」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:24:27.77 ID:iMTnpCHNo

未央「うーん。常識的に考えて、私か」

卯月「私だよねぇ」

凜「私は?」

晶葉「凜はもう色々個性がついてるじゃないか。変態とか」

凜「変態じゃないって!」

未央「プロデューサーのタオル」

凜「う゛」

卯月「ハンカチ

凜「ゔゔっ」

2人「「……ティッシュ」」

凜「土下座でいい? それとも靴を舐めようか?」

10: キャラdisの意図はありません 2013/01/25(金) 15:27:48.77 ID:iMTnpCHNo

未央「変態すなぁ」

卯月「骨の髄までやなぁ」

凜「そんな……。ひどい……」

…………

凜「……もう一回言ってもらっていい?」

皆「「「「うわぁ」」」」

晶葉「話を元に戻すぞ。じゃあ凜、未央か卯月どっちかに足りない物を1つ挙げてくれ」

うづみお「「ごっつ不安です」」

凜「あ、えーと、じゃあ>>12に>>14が足りない、と思うな」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 15:47:37.66 ID:AyiQmAuHo
ちゃんみお

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 16:43:26.38 ID:qefI4r1Ro
速さ

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 17:05:19.90 ID:iMTnpCHNo

凜「あ、えーと、じゃあ未央に速さが足りない、と思うな」

未央「速さ? 速さって何よ?」

卯月「未央は色々と遅かったからね。CDデビューとか」

未央「そっかー。ねぇ凜、早苗さんがいい? 桃香ちゃんがいい? それともま・ま・ゆ?」ポパピ

凜「やめよう。死者が出るから」

卯月「でも速さって一体何を混ぜればいいんだろ?」

晶葉「とりあえず入れ」ゲシッ

未央「きゃー」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 17:17:02.47 ID:iMTnpCHNo

晶葉「さてと諸君、速いと言えば何かな?」

凜「プロデューサー。いつも見てるけど5分かかんないもん」

卯月「凜ちゃん最近、まゆちゃんの領分を侵食してきてるよね」

未央『チーターとかハヤブサとか格好いいよねー! 獣娘ってみく以外にいたっけー?』

卯月「バター犬なら、ここに」

凜「違うよ! 憧れる気持ちはあるけど違うよ!」

晶葉「というかバター犬が舐めるのは女性の方だよな」

凜「…………」

晶葉「悩むな」

卯月「違うよ晶葉ちゃん。あれは試すかどうか悩んでる顔だよ」

未央『もー、なんでもいいから早くしてよー』

卯月「あ、なんでもいいの? じゃあこれ」ヒョイ ポイ ポチッ



      合 ☆ 成

              プシュー

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 17:25:42.54 ID:2MNTyk3oo
凛が突き抜けすぎィ!

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 17:30:35.07 ID:iMTnpCHNo

未央「エホエホッ。……卯月、一体何をいれたの」ゴソゴソ

りんあきは「「うわぁ」」

卯月「アシダカグモ(はぁと」

未央「よりにもよって!?」カサカサ

卯月「未央の希望もちゃんと考慮したじゃない。速いし」ケタケタ

未央「確かにケモ娘がいいって言ったけど! これケモ娘ですらないじゃん!」カサカサ

晶葉「大丈夫だ未央。世の中にはモン娘萌えというジャンルもある。これからはアラクネとして生きよう」

凜「そうだよ未央。それもある意味いいよ。捨てる神あれば何とやらだよ」

卯月「産廃に神はいないよ?」キョトン

卯月「それとも何? Gの方がよかった?」

未央「あ、そこで追い討ちをかけるんだ。躊躇ないね。[ピーーー]気でいってるね」

20: ミス 2013/01/25(金) 17:31:06.18 ID:iMTnpCHNo

未央「エホエホッ。……卯月、一体何をいれたの」ゴソゴソ

りんあきは「「うわぁ」」

卯月「アシダカグモ(はぁと」

未央「よりにもよって!?」カサカサ

卯月「未央の希望もちゃんと考慮したじゃない。速いし」ケタケタ

未央「確かにケモ娘がいいって言ったけど! これケモ娘ですらないじゃん!」カサカサ

晶葉「大丈夫だ未央。世の中にはモン娘萌えというジャンルもある。これからはアラクネとして生きよう」

凜「そうだよ未央。それもある意味いいよ。捨てる神あれば何とやらだよ」

卯月「産廃に神はいないよ?」キョトン

卯月「それとも何? Gの方がよかった?」

未央「あ、そこで追い討ちをかけるんだ。躊躇ないね。殺す気でいってるね」

21: 深夜に戻るので遠め 届かなければ戻ったとき1番新しいの 2013/01/25(金) 17:42:16.82 ID:iMTnpCHNo

晶葉「なあ凜。卯月って昔からあんなんだったのか?」

凜「私も卯月も、信じたことには真っ直ぐだから」

晶葉「答えになってないが、危険だということは理解した」

未央「くっそう。冗談でからかった相手にバールを持ち出すような人を信用した私がバカだった」カサカサ

晶葉「ああ。それはお前がバカだな」

卯月「大丈夫! 未~央、それすっごく可愛いよ! 絶対人気出るって!」

未央「え、あ。えーと……」カサカサ

卯月「あーあ。未央がこんな可愛くなちゃったら立つ瀬がないなぁ。私」

未央「え、えへへ~。そうかなぁ」カサカサ

晶葉「ああ。そんなお前はバカだな」

未央「じゃあ卯月にも足りない物を考えてあげる!」

卯月「え、ちょ、ま」

未央「卯月にはねぇ、>>30が足りないな!」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/25(金) 18:42:30.43 ID:pdDNRc/DO
ミステリアスさ

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 01:40:28.95 ID:Yc4mnW9Bo

未央「卯月にはねぇ、ミステリアスさが足りないな!」

卯月「ミステリアスさ?」

凛「ミステリアスなアイドルって言うと、765の四条さんとか? 正体不明で有名だよね」

晶葉「あの人なら多分宇宙人だぞ。この前菜々さんに『貴女も不法滞在者なのですか!?』ってすごい食い付いてたから」

凛「真相がどうあれろくでもないね」

卯月「ウチで一番ミステリアスなのは淫乱……ちひろさんだよね。何か知ってる?」

晶葉「えー、オホン。現在、事務員の生態については解明されていない点も多々あります」

凛「まって。おかしい」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 01:44:25.09 ID:Yc4mnW9Bo

晶葉「本田くん、事務員について何か知ってることは?」

未央「はい。主に電柱等にマーキングを行い、危険を感じると後部ハッチから火器を取出します」

凛「行わないよ。取り出さないよ」

未央「メインウェポンは鰆です」

晶葉「正解。さて、ここから推測できることは……」

未央「待って! 鰆の旬は春。つまり……」

晶葉「……惜しいな。だが着眼点はいい。寒ザワラを忘れたか?」ニヤッ

卯月「私帰っていい?」

凛「この馬鹿共の相手を1人でやれと?」

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 01:47:23.27 ID:Yc4mnW9Bo

晶葉「とりあえず。合成するのは鰆とミステリアスな何かってことでいいか?」

卯月「あ、鰆は確定なんだ。これは死は覚悟すべきだなぁ」

未央「いいから入った入った」ゲシッ

卯月「きゃー」

凛「でも鰆なんて丁度ここにあるかな」

晶葉「そうだな。魚屋やちひろさんじゃあるまいし、鰆を常に携帯してる人は珍しいからな……」

凛「鰆を常に携帯している魚屋さんも珍しいと思うよ」

未央「仕方ない。代わりに澤選手を入れよう」ポイッ

穂希「きゃー」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 01:52:11.36 ID:Yc4mnW9Bo

卯月『うぉおお!? 澤選手が! IMACネッサレオ所属の女子サッカー選手が!』

未央「結構余裕だね」

晶葉「問題は、澤選手を差し引いてアイドルとして問題なく可愛らしい仕上がりにすることだが……」

凛「澤選手を抜けばいいんじゃない?」

未央「別に可愛くなくてもいいんじゃないかな?」カサカサ

凛「恨みこもってるねぇ」

晶葉「よし。じゃあ以前拾ったこの輝くSomethingを入れよう」ポイッ ポチ



      合 ☆ 成

              プシュー

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 01:54:17.76 ID:Yc4mnW9Bo

卯月「エフッ、エフッ。どんな感じ~?」ゴソゴソ

晶葉「おお、凄い。見た目が変わってないな!」

凛「澤選手の面影が欠片もない! それだけ卯月の無個性が強力だったってこと?」

未央「良かったじゃん卯月! 私みたいにならなくて!」ポン  ぬちゃ

凛「ぬちゃ?」

未央「うわっ! 卯月の体からムチンが主成分と推定される粘液が分泌されてる!」ぬとー

晶葉「なるほど。ここでそうくるか」

凛「無回転ブレ球からアルゼンチンバックブリーカーに繋げる。澤選手の得意技だね」

卯月「ちょっとまって。意味ガわKAら那イY」

36: このスレはフィクションです。実在の人物、団体と何も関係がありません 2013/01/26(土) 02:14:14.98 ID:Yc4mnW9Bo

卯月「OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!」ウジュルウジュルウジュル

凛「卯月の体から夥しい量の触手が! まさに澤選手だ!」

未央「まるで、化け物!!」カサカサ

卯月「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!!!!」ボタボタボタッ!!

鰆穂希「ナデシコォ ナデシコォ」ワラワラ

晶葉「触手が千切れてその断片一つ一つが新たなカイイとなっている! しかも一体一体がランク3相当! こいつは、厄介だぞ……」ギリッ

卯月《《ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん いあ! いあ! ほまれぇ!》》

未央「やばっ。コイツ、マザーを召喚しようとしてる! 早くとめないと!」

凛「でも今の装備じゃ仕留め切れ……ううん、逃げることさえ難しいかも。どうする、皆!?」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 02:18:58.97 ID:x9vdPOLZo
なぁにこれぇ……

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 02:23:13.51 ID:Yc4mnW9Bo

未央「……私が食い止める。だから2人は応援を呼んで!」

凛「未央!? あなた……」

未央「だーい丈夫。アタシがなんのためにこんな身体になったと思ってるのさ。ここは、任せて!」ジャキィッ!

晶葉「……凛、行くぞ!」

凛「晶葉、でも……」

晶葉「自らの使命を履き違えるな! こいつを無事に『外』に出せば国がいくつ滅んでもおかしくない!」

凛「ぐっ……。死なないでよ! 未央!」ダッ

晶葉「すぐ戻る! 何とか持ちこたえろ! 命さえあれば再生してやる!」ダッ

未央「がってん!」

卯月「curseyoucurseyoucurseyoucurseyoucurseyoucurseyoucurseyoucurseyoucurseyou」ゴゴゴゴゴ…

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 02:28:31.31 ID:Yc4mnW9Bo

―レッスンルーム―

晶葉「さてと、事務室は使えなくなったからここで個性合成実験の続きをしよう」

凛「そうだね。『フュージョン☆クライシス君』は持ってきた?」

晶葉「問題ない。こんなこともあろうかと予備をあちこちに配備してあるからな」

凛「あの2人は立派に個性的になったし、もういいかな?」

晶葉「ラスボス系アイドルというのも新しいくて良いだろう。さて次は……」

凛「あ、ここのスケジュール表によると次来るのは>>43だね」

晶葉「なるほどだったら彼女には>>45を付加するというのはどうかな?」

凛「いいね! それ!」

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/26(土) 18:14:12.45 ID:Zn5lxwW40
歌以外の才能

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 13:21:17.88 ID:wOdIaUxwo
凛「あ、ここのスケジュール表によると次来るのは西川保奈美さんだね」

晶葉「なるほど、だったら彼女には歌以外の才能を付加するというのはどうかな?」

凛「いいね! それ!」

ガチャ

保奈美「よろしくお願いしまー、って渋谷さんに池袋さん? なんでここに?」

凛「ってよく考えたら歌以外の属性を付けるんだから当然じゃん。そこから考えないと」

池袋「そうじゃない。今回は肉体改造を控えよう、という意味だ。これ以上怪物を作り出してはマンネリになる」

保奈美「えーと、あの。聞こえてるー? 私……」

凛「なるほどね。見た目のインパクトに拘らない個性も重要ってことだね」ゲシッ

保奈美「きゃー」

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 13:35:00.35 ID:wOdIaUxwo

保奈美『え、何? 何なのこれ!? 暗いぃ! 狭いぃ! 鰆臭いぃ!』ガタガタ

晶葉「落ち着くのだ。哀れな子羊(予定)よ。貴様がその聖杯に託す望みは何だ?」

保奈美『その声は池袋さんね!? 悪ふざけはやめてちょうだい! ここから出して!』ガタガタ

凛「ぎゃーぎゃー騒がないでよ生娘じゃあるまいし……。ねぇ西川さん。自分を変えたいって思わない?」

保奈美『自分を変える……? り、凛ちゃん。どういうこと?』

晶葉「その機械は凡百アイドルに新しい個性を付加して遊べる機能があるのだ。どんな特徴がいい?」

凛「遊ぶって言い切ったね」

保奈美『新しい個性って……。わ、私にはそんなの必要ないわ! 私には歌があるもの!』

晶葉「黙 ら っ し ゃ い ッ ! !」 バンッ!                                  ひっ>

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 13:45:28.87 ID:wOdIaUxwo
                    アイドル
晶葉「歌や踊り如きでいっぱしの偶像を気取るな!」

凛「アイドル全否定だね」

晶葉「しかもなんだその乳は! 象徴的な貧乳でもない、中途半端にでかいだけの凡乳め!」

凛「もしかして晶葉、お○ぱいが妬ましいだけだったりする?」

晶葉「歌姫を気取るならせめて弟の1人や2人事故死させてトラウマを作ってみろ!」

保奈美『池袋さん……。私、間違ってたわ。アイドルを、甘く見てた』

凛「西川さんも大概だねぇ」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 13:58:46.78 ID:wOdIaUxwo

晶葉「わかってくれればいい。問題は、歌以外にどんな個性をつけるかということだが……」

保奈美『そうね。私、趣味といえば……』

凛「誰かの爪先をヤスリで削り取るくらいだもんねぇ」

保奈美『えっ』

晶葉「そうだな。私も保奈美といえば、道行く人を呼び止めては靴を脱がし、爪先をゴリゴリしてる姿しか思い浮かばん」

保奈美『えっ』

凛「あ、そうだ。聞いてよ晶葉! 西川さんったら初めて会ったときいきなり、『貴女の爪先を削ってもいいかしら?』って言ったんだよ」

晶葉「ああ、私にも覚えがある。断ったら喉元にヤスリを突きつけてきたっけな。懐かしい」

保奈美『ちょ、ちょっとまってちょうだい! 私、そんな覚えはないわよ!?』

凛「あ、そうなの? 無意識にやっちゃうなんて筋金入りだねぇ」

保奈美『だから! 私にはそんなワケの分からない趣味はありません!』

晶葉「なんと! では嫌がらせ100%という訳か! 凄いぞ保奈美! 貴様には麗奈を凌ぐ才能がある!」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:15:18.27 ID:wOdIaUxwo

保奈美『そんな才能無いわ! からかうのもいい加減にして、真面目に……』

凛「あー、無いんだ。地味に嫌な女王様の才能」

保奈美『無いわよ!』

晶葉「じゃあつけよう」

保奈美『えっ?』                        ガサゴソ
               ガサゴソ
                               えーと、助手秘蔵の資料何処にあったかなー?>
                       ガサゴソ
                           あ、ゴメン。不適切な資料は燃やしちゃったから足りないかも~>

                   ガサゴソ  片っ端から自分の写真でアイコラしおって。飽きられても知らんぞ、全く>
                                       ガサゴソ
                                                      ガサゴソ


52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:17:27.05 ID:wOdIaUxwo


保奈美『じょ、冗談でしょう? 冷静になりましょ? ……ね?』カタカタ
                                                 あ、あった>

保奈美『え、あの。ごめん、なさい。私が、悪かった、から』カタカタ



凛「大丈夫ですよ。安心して」

保奈美『!』

晶葉「命さえあれば再生してやる」

保奈美『』


ポイッ   ポチ




保奈美『たすけて』


      合 ☆ 成

              プシュー

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:26:35.41 ID:wOdIaUxwo

凛「ま、ホラー風に仕上げてみたけど(比較的)大したモノ入れてないんだけどね」

晶葉「(比較的)マトモな結果になるのは目に見えてたのに、何を怯えてたんだろうな」

保奈美「ケホッ、ケホッ。私、一体……」

凛「あ、出てきたね。見た目は……うわぁ。晶葉、何入れたの?」

晶葉「本を何冊か選んで。別にヒくほでもなかろう」

保奈美「え、えっと。鏡は……。え?」クルッ




晶葉「ベタベタな魔法少女コスになってるくらい」

保奈美「きゃああぁぁぁあああああああッッッッ!!??」

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:31:16.90 ID:GsblSV5DO
まさか魔法も使えるのか?

55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:33:26.56 ID:wOdIaUxwo

保奈美「ちょっ、池袋さんッ! コレ! どういうことなの!?」ガーッ!

凛「他の人の惨状を知らないからこんなに怒ってるんだろうなぁ」

晶葉「大丈夫だ。抜かりは無い」

凛「へぇ。どんな感じで?」

保奈美「池袋さん! 無視しないで! この衣装脱げないんだけど!? 私のイメージが」


晶葉「黙れ」 パァンッ!!

保奈美「!?」



     フラフラ   ドテッ

凛「おおぅ。ナイスビンタ」

保奈美(はたかれた……? ……! え、嘘。立てない!?)

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 14:46:08.43 ID:wOdIaUxwo

保奈美「い、池袋さん……何を……?」

晶葉「貴様に合成したのは何冊かの薄い本と、ローゼンクロイツが東方の賢者から授けられたという魔術書、『Mの書』だ」

凛「科学者としてどうなの、それ」

晶葉「その2つが合わさると、どうなるか。想像できるか?」

保奈美「あ、う……」カタカタ ジワッ

晶葉「安心しろ。命さえあれば再生してやるから。凛、そこの扉を開けろ」

保奈美「ヒゥッ……」ジワワッ

凛「これ? んー、こんな扉あったっけ?」ガチャ



卯月「Chooooooooooooooooooooooooooo……」ウジュルウジュル



凛「……よす。元気?」

57: ~えっちぃ展開は蘭子ちゃんによってやみのまされました。大人な方にのみ封印は解かれます~ 2013/01/28(月) 15:04:20.79 ID:wOdIaUxwo

―――――――
――――
――


保奈美「あ゙っあ゙ぁあ~。ゆ、るし……」ビクンビクン

卯月「…………」ニュルニュルニュルッ!

保奈美「ヒィッ!? も、や……ごめ……」

保奈美「!! っっぅゔあ゛ぁ゛~~~~ッ!!!!」

保奈美「ぬいでぇっ! これぬいてよ゛ぉ゙お゙お゙お゙ぉ゙~~~ッ!!」ガクガクガク

保奈美「なんで、なんでぇっ……。ごんな、こんにゃのぉ……」

58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 15:13:14.95 ID:wOdIaUxwo

晶葉「やれやれ。個性を付加するというのは大変だな」

凛「いやぁ。本人は幸せそうだし、いいんじゃないかな。膜を守っときゃアイドル的には大丈夫じゃない?」

晶葉「ドMなアイドルというのも、幸子意外には目立たないからな。新しいといえば新しいか」

凛「ここもビチャビチャだから場所を変えよう。何処がいいかな?」

晶葉「近場で言えば、そうだな。>>60で>>62がロケをする予定の筈だな」

凛「あ、そうなの? >>62に足りないのは……>>64かな?」

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 15:17:05.00 ID:wOdIaUxwo
終わり。保奈美ちゃんが大好きな人、ゴメンね。でも卯月や美央の惨状からある程度覚悟は必要だったと察してね。
それにしても   は難しい。上手なひとは尊敬するお。

あと、  に走っちゃった俺が言うのは何だけど安価が安易にそっちに走っても全力で回避するからね。じゃあの

60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 15:26:17.92 ID:GsblSV5DO
ファッションセンターしまむら

62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 15:46:11.75 ID:VlWVb4KS0
かな子

64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/28(月) 15:48:15.59 ID:cJ+NMRoko
我慢

65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 15:33:45.47 ID:5nx3gnDyo

晶葉「近場で言えば、そうだな。ファッションセンターしまむらでかな子がロケをする予定の筈だな」

凛「あ、そうなの? かな子に足りないのは……我慢かな?」

凛「ところで、『フュージョン☆クライシス君』は……」

晶葉「抜かりはない。既に世界中に設置してあるぞ。北はアイルランドのしまむら、南はオーストラリアのしまむらまで綿密にな」ドヤッ

凛「めんどくさいからツッコミ流していい?」



~ファッションセンターしまむら~


凛「それでさ、聞いてよ! なんて答えたと思う? 『右手だけなら大丈夫かな』だよ! 笑えない?」

かな子「会っていきなり言われても、何のことだか分からないけど」

晶葉「協調性、3点」

かな子「何その嫌な採点!?」

凛「アイドル才能テスト、かな?」

かな子「最低だね」

66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 15:44:51.08 ID:5nx3gnDyo

かな子「で、何の用? まさか嫌がらせの為に来たって訳でもないでしょ?」

凛「うん、まあ8割方そうなんだけど……」

かな子「予想以上に嫌われてた」

晶葉「ついでに、かな子を改造しようと思ってな」

かな子「ついでに……何?」

晶葉「そこにある『フュージョン☆クライシス君』は無個性なアイドルに特徴を付加できるのだ。……待て、なぜ逃げる」

かな子「だって明らかに危な……。分かった、分かったから! もう逃げないからそのトカレフをしまって!」

凛「もう、私達はかな子のためを思って言ってるんだよ? 最近、仕事少ないの知ってるんだから」

かな子「仕事してるよ、今も!」

凛「少ない、って言ってるの。全然事務所にも顔を出さないくせに。そんなんだと、いずれ食肉リスト入りだよ?」

かな子「食肉!? ウチの事務所そんなんやってたの!?」

67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 15:56:46.05 ID:jZ5iL12Vo

晶葉「なんだ知らなかったのか。事務所の下に居酒屋があるだろう? そこで売れないアイドルを……」

かな子「やめてききたくない」

晶葉「焼肉にしてる」

かな子「言っちゃったよ!」

凛「今日1番の笑顔だね、晶葉」

晶葉「つまり! アイドル業界をこの先生きのこるには、貴様にもテコ入れが必要ということだ!」
                                                                     キノコ!?>
かな子「うぅ……。分かった。焼肉は嫌……」

凛「かな子はスィーツが好きだもんね」

かな子「違う! いや合ってるけど違う!」

晶葉「そこだ!」


68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 16:02:28.27 ID:jZ5iL12Vo

かな子「は?」

晶葉「かな子といえば菓子、菓子といえばかな子。これはもはや方程式と言ってもいい」

かな子「……どうも」

晶葉「しかし! それだけしかないのもまた事実!よって貴様に足りないものは……我慢だ!」

かな子「我慢?」

凛「つまり、欲望のまま蠢くいまのかな子に相反する我慢という属性を加えてみようという試みだよ」

かな子「私、ここ2週間何も食べてないけど」

70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 16:10:49.34 ID:jZ5iL12Vo

凛「は?」

かな子「うん。だから今、栄養失調で死にそう」

凛「なんで、またそんな過激なネタつぶ、ダイエットを?」

かな子「別にダイエットじゃないよ。今やってるロケがね、『一ヶ月しまむら生活』なの。今2週間目」

凛「何それ」

かな子「何って、そのままだよ? 一ヶ月間しまむらから一歩も出ずに生き残るの」

凛「馬鹿じゃないの?」

かな子「かんがえるとおなかがすくの」

晶葉「……よし! やはりかな子には我慢が必要だな!」

かな子「話聞いてた?」

晶葉「無論だ」

凛「鬼畜だね」

71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 16:21:15.22 ID:jZ5iL12Vo

凛「……かな子、とりあえずプロデューサーのところに行こ? くんかくんかしたい」

かな子「せめて本音は隠して欲しかった」

凛「努力はしたつもり」

晶葉「とにもかくにも直談判だ。半年に延ばせないか掛け合ってみよう」

かな子「さっきから妙に私のことを殺したがってるよね」

凛「プロデューサーは奥だよね匂いがするもん」テクテク



ガチャ

凛「ぷろでゅ……」


P「ぎゃぁぁぁああああああああああッ!?」

卯月「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!」ウジュルウジュル


かな子「何あれ?」

晶葉「検討もつかんな」

72: 誤字>>71:晶葉「見当もつかんな」 2013/02/01(金) 16:36:40.49 ID:jZ5iL12Vo

P「あぁ! お前ら、丁度いいところに! 助けてくれぇ! このままでは何かに目覚めてしまう!」ウジュルウジュル

晶葉「もう少し様子を見よう。カメラ用意するから待ってろ」

かな子「プロデューサー、ココアの香りがする……」クンカクンカ

凛「プロデューサー、卯月の香りがする……」クンカクンカ

P(詰んだ)

凛「って、早く助けないと! このままじゃプロデューサーが卯月にとられちゃう!」

かな子「って、早く助けないと! このままじゃプロデューサーが卯月にとられちゃう!」

P(まだ詰んでる気がする)

晶葉「……よし、と。それでどうする? 未央でも勝てなかったような奴だ。手の打ちようはあるか?」

凛「あ、未央負けたんだ」

晶葉「多分な。あの辺に蜘蛛の足が何本か見えるだろう? 取り込まれたらしいな」

かな子「ちょっと何言ってるかわからない」

73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 16:45:34.52 ID:jZ5iL12Vo

凛「……でも何で西川さんのパーツは見あたらないんだろう?」

晶葉「なるほど! それが突破口になるかも……」


卯月「GRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR」グチャッグチャッ

P「」

凛「咀嚼してるね」

晶葉「カニバリズムとか……引くわ……」

かな子「どの口が」

晶葉「だったらやはり、卯月に対抗しうる戦士を作り出すしか……」

凛「ねぇかな子、新しい自分に興味ない?」

かな子「最悪のタイミングだね」

晶葉「質問を変えよう。トカレフか卯月か。選べ」

かな子「遺書書いてきていい?」

74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 16:57:56.08 ID:jZ5iL12Vo

晶葉「中で書け」ゲシッ

かな子「きゃー」

凛「神とペン、要るよね。渡すね」ポイッ

かな子「あだっ!? ペンが刺さった!」

晶葉「しかし、ここはしまむらだ。武器になりそうな物などないぞ」

凛「そうだね。ここにある対宇宙人用特殊強化スーツじゃ心もとないし……」

かな子「それ着て戦えばいいんじゃないかな」

晶葉「仕方ない、私の携帯用工具を入れよう。大事に使えよ?」ガラガラガラ

かな子「だからスーツを、いだだだだだだ!? 痛い! 刺さる、刺さるから!」


  ポチ



      合 ☆ 成

              プシュー

75: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:01:19.36 ID:JhkXG9GL0
神とか凄いモンぶちこんだぞおいwwww

76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:09:20.54 ID:jZ5iL12Vo
┏━━━━━┓
┃          ┃ β
┃ . no image .┃/´モバプロダクション運営
┃          ┠’ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .──────────────────────┐
┃ 【SYSTEM】┠────────────────────────────┐│
┗┯┯━━━┛                                            ││
  ││ SYSTEMよりお知らせ                                     .││
  ││ >>74のレスにおいて、「紙とペン」が「神とペン」と表記されて             ││
  ││ おりました。この場を借りてあれは仕様であるとご報告します。          .││
  ││ いいですね? 市民? よろしい、あなたはとても幸福ですね。         ││
  │└───────────────────────────────▽┘│
  └──────────────────────────────────┘

77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:14:24.98 ID:jZ5iL12Vo

かな子「ケフッ、ケフッ。うう……」ゴソゴソ

晶葉「おお、素晴らしい! これなら」

かな子「何、これ? これが、私……」ゴォォォォ

P「いいじゃないか、サイボーグアイドル! 売れるぞ!」

凛「プロデューサー、何で頭だけなのに生きてるの?」

P「俺、元々寄生生物だから」

かな子「すごい! あんなにペコペコだったお腹がなんともない! 思ってたよりずっといいよ晶葉ちゃん!」

晶葉「いいぞ! メカかな子、貴様の力をあの化け物に叩きつけてやれ!」

かな子「うん! ええと、これがいいかな? えいっ、電動チェーンソー!」バァァアアン!!





かな子「……え、と。コンセント、ある?」

卯月「KAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!!!」ウジュルウジュル

78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:23:58.99 ID:UG3OHhMDO
機械だもんねぇ?wwしかも空腹ww

79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:28:30.30 ID:jZ5iL12Vo

凛「もっとマシなのあるでしょ!?」

かな子「ええと、電ノコ以外には……、軍手しかない」

晶葉「必要ないからな。職人と呼んでくれ」フフン

P「死ぬほどありがたいよ」
                     リーサルウェポン
かな子「!? 待って! ここに決戦兵器ってボタンがある! これなら……」ポチッ


   ガパッ ガシャンガシャン!! コォォォォォォ…!!


かな子「すごい熱量! これなら……。」


かな子「今だッ! 発射ッ!!」








鰆「ぃぇぁ」ニョキ

かな子「」

晶葉「予想はついてた」

凛「私も」

80: 訂正 2013/02/01(金) 17:32:46.84 ID:jZ5iL12Vo

凛「もっとマシなのあるでしょ!?」

かな子「ええと、電ノコ以外には……、紙とペンしかない……」

晶葉「必要ないからな。職人と呼んでくれ」フフン

P「死ぬほどありがたいよ」
                     リーサルウェポン
かな子「!? 待って! ここに決戦兵器ってボタンがある! これなら……」ポチッ


   ガパッ ガシャンガシャン!! コォォォォォォ…!!


かな子「すごい熱量! これなら……。」


かな子「今だッ! 発射ッ!!」








鰆「ぃぇぁ」ニョキ

かな子「」

晶葉「予想はついてた」

凛「私も」

81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 17:44:20.26 ID:jZ5iL12Vo

卯月「RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR」グッチャグッチャ

かな子「」


晶葉「そういえば、ちひろさんから貰った鰆を工具箱に入れっぱなしだったっけ」ケラケラ

凛「もー、ドジだなー」ケタケタ

P「プロデューサー辞めたくなってきた」

晶葉「さてと、逃げるためにはどちらかが囮になる必要があるが……」

凛「そうだね。がんばって」

晶葉「……ほぅ?」





卯月《……ソノ必要ハナイ》

83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 18:04:02.63 ID:jZ5iL12Vo

一同「「「!!??」」」


晶葉「卯月、意識が……!?」

凛「良かった……」

P「どの口が」

卯月《ずっとまってたんだよこのときを》

卯月《流動エネルギー体ヲ模造スル為ノ最後ノ鍵……》

卯月《これさえあれば》

卯月《倫敦ノ醜態ハ有リ得ヌ》

卯月《ありがとう》

卯月《感謝シヨウ》


晶葉「違う、こいつは澤選手の意識だ! 卯月の体を乗っ取ってる」

P「目的はちひろさん特製ドリンクのコピーか! うらやましい!」

凛「鰆で出来てたんだね。アレ」

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 18:14:08.89 ID:jZ5iL12Vo

卯月《おれいに》

卯月《貴様モ我ガ内に招待シヨウ》





卯月《眠リつづけロ》ウジュルウジュルウジュルッ!!


晶葉「な!? しまっ! ……あれは、そうか! コイツ、『フュージョン☆クライシス君』を取り込んで!」

凛「だから未央や鰆を取り込めたんだね!?」

P「晶葉お前ロクな事しねぇな!?」

卯月「そしてせかいじゅうのきかいをきどうさせて」

卯月「わたしはみんなのこせいをわけてもらうの」

うづき「そうすればだれもわたしをわらわない」

うづき「わたしわだれよりもかがやける」







うづき「めざせ とーっぷあいどりゅー」

85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 18:25:45.20 ID:jZ5iL12Vo
――――――――
―――――
―――


社長「ちひろ君、まだいたのかね。根の詰めすぎはいかんよ」

ちひろ「ええ、もう少しで第17次報告書が出来上がりますので。そうしたら」

社長「もう10年前とは、な。あれほど大きなバイオテロだけに実感がないよ」

ちひろ「通称、『洗濯機事件』。世界各地に仕掛けられた洗濯機状の装置によるテロ事件」

社長「被害者は約30万人。その6割が芸能関係者、だろう。全くアレのせいで今も芸能界が機能せん」

ちひろ「ウチの子たちもみんな巻き込まれちゃいましたからね……。本当、今生き残っているのが不思議」

社長「済まない。嫌なことを思い出させたな。私はもう帰るよ。こんど飯でも奢ろう」

ちひろ「……ありがとうございます」

                                カッカッカッカッカッ ギィッ バタン!>








ちひろ「全く」

ちひろ「次は上手くやらなきゃ、ね?」クルッ





卯月「……………………」

86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 18:28:01.70 ID:jZ5iL12Vo
終わり。もう疲れた。
素面のまま悪乗りだけでどこまで行くか試してみたけど、もう二度とやらん。
皆さん、ごめんなさいでした

87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/01(金) 18:40:27.73 ID:UG3OHhMDO

ラストこええぇぇーー!

引用元: 凜「なんだろうこの機械?」