1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:00:22 ID:W96RNL950
響「……」

響「……」

響「……」

響(困ったぞ……なにもできないぞ)

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:05:03 ID:W96RNL950
響(どうしたらいいんだ…)

響(本気でなにもできないじゃないか)

響(誰か…)

やよい「みぎひだーり♪ひぎみだーり♪」

響(お!)

響(タスケテーやよい)

やよい「ん?」

響(気付いた!)

やよい「……」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:08:48 ID:W96RNL950

おもしろい

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:07:34 ID:W96RNL950
やよい「…」キョロキョロ

響(ん?周りを見回してどうしたんだ?)

やよい「えーと…」

やよい「あ!あった!」

響(…?)

やよい「つんつん」

響(!?)

やよい「う○ちさん、つんつん」

響(やよいが木の棒でつんつんしてくる…)

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:12:54 ID:W96RNL950
やよい「ふーむ……」

響(うう、やっとやめてくれた……)

やよい「突っついた感触といい、色・形といい……素晴らしいです!」

やよい「今晩のおかずにしましょう」

響(え……)

やよい「今晩はう○ちですよー!」

響(え、何言ってんのこの子……)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:16:48 ID:W96RNL950
やよい「ふんふーん♪」トントン

響(本気で夕飯の用意しだした……)

やよい「……あ!」

やよい「痛んでるかもしれないから念のため味見してみましょう」

ムシャリ

響(ええっ!?)

やよい「ふーむ……」モグモグ

やよい「大丈夫そうですね!」

響(なんか、ちょっと食べられたし……)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:20:39 ID:W96RNL950
やよい「フライパンにもやしとウ○チを入れて……と」

ジュウウウウウ

やよい「ふんふ~ん♪」

響(うわあああ、なんか炒められてるうううううううううう)

ジュウウウウウウ…


やよい「できましたー!」

響(炒められたぞ……)

やよい「いいにおいです!」

やよい「……ちょっとだけ味見してみましょう」モグモグ

響(食べられてるぞ……)

やよい「おいしい!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:24:44 ID:W96RNL950
やよい「こんなにおいしいウ○チ炒めは初めてかも……」モグモグ

響(あああ……どんどん食べられてるううう)

やよい「ハフッハフッ、おいし……」ガツガツ

やよい「ハフッハフッ、止まらない!」ガツガツ

やよい「ハフッハフッ、ウ○チ炒めおいしっ!」ガツガツ

響(だ、駄目だ……全部食べられ……)

やよい「ふー、おいしかった!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:28:45 ID:W96RNL950
やよい「あ、みんなの分まで食べちゃった……」

やよい「もうウ○チは無いし……」

やよい「まあ、みんなは普通のもやし炒めでいいですよね!」

やよい「……う」ギュルル

やよい「ウ○チ出そうです……」

やよい「トイレトイレ」


やよい「ん?」ガチャガチャ

やよい「あれ?開かない?」ガチャチャッ

やよい「う、ううー!困りましたー!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:33:54 ID:W96RNL950
やよい「ううー、近所の公園のトイレに行きましょう」


やよい「……はぁっ、はぁっ」

やよい「う、駄目……限界です」

やよい「そこの草むらで……」

ムリムリムリ……

やよい「ふー」

やよい「たくさん出ました」

響(うん……?)

やよい「あれ?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:36:53 ID:W96RNL950
響「あれ……ここは?」

やよい「響さん、こんなところでどうしたんですか?」

響「やよい……?自分がわかるのか?」

やよい「う?」

響「戻ってる?!」

響「よ、よかった!」

響「人間の姿に戻ってるぞ!」

やよい「う?」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:40:46 ID:W96RNL950
響(う……ん?)

響(あれ……ここは?)

響(んっ……う、動けないぞ!)

響(おーい!誰かー!)

響「……」

響(な、なんでだ!?)

響(やよいに食べられてウ○チにされたと思ったら元の姿に戻ったと思ったのに!)

響(うう……何言ってるかわかんないぞ、自分)

ツンツン

響(!?)

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:44:16 ID:W96RNL950
ツンツン

響(だ、誰だ?!)

貴音「面妖な……」

響(た、貴音!)

貴音「ふむ……」

響(貴音ー!自分、響だぞ!助けてくれ!)

貴音「えっ」

響(助けて、貴音ー!)

貴音「な、なんと!」

響(こ、言葉が通じてる!?)

響(聞こえる?貴音)

貴音「聞こえます……」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:47:53 ID:W96RNL950
響(き、聞こえるのか!?)

貴音「聞こえます……」

貴音「このう○ちが……我を食せと言っている……」

響(………………は?)

貴音「いいでしょう」

貴音「今晩のらぁめんのとっぴんぐにしてさしあげましょう」

響(何言ってんのこの子……)

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:53:15 ID:W96RNL950
ガチャリ

貴音「玄関開けたら2秒でらぁめん」

貴音「ふふ、そんな夢のような発明ができたらいいのですけどね」

響(……)


貴音「さて、本日のでぃなぁをいただきましょう」

貴音「お湯を入れて……」

貴音「3分!」

貴音「3分の辛抱です!」ソワソワ

貴音「今日は素晴らしいとっぴんぐも手に入りましたし」

貴音「真、素晴らしい日です!」

響(貴音の人生って楽しそうだな……)

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 18:58:19 ID:W96RNL950
貴音「さて、良い頃合ですね」

貴音「では……この特製のトッピングを……」

ポチャン

響(うわぁ……カップ麺に浸かったのなんて初めてだぞ……)

貴音「表面に水分を含ませてしならせる……」

貴音「すると、う○ちの色素が汁ににじんで色が変わる」

貴音「これが通の食べ方です」

響(うわああああああ、融合してるうううううう)

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:03:27 ID:W96RNL950
貴音「では、いただきます」ズルズル

響(さすが貴音。いい食べっぷりだぞ)

貴音「ふむ」ズルズル

響(ああ、このペースだとすぐに食べられちゃう)

貴音「……」ズルズル

響(またウ○チになるのかな?)

貴音「……?」ズルズル

貴音「これは……?」ゴックン

貴音「もしや、響だったのですか?」

貴音「げぷ」ブッ

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:07:00 ID:W96RNL950
貴音「この味……」

貴音「やはり……響?」

貴音「しかしそのようなことが……」

貴音「いや、あれはただのう○ちのはず」

貴音「いえ、しかし……」

貴音「なんてこブッとでしょう……」

貴音「響を食べてしまいました」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:12:38 ID:W96RNL950
貴音「原因はわかりませんが、何らかの理由でう○ちになってしまったのですね」

貴音「とすると……」

貴音「このまま排便をしたら響は、またもう○ちに転生することに……」

貴音「ど、どうすれば……」

貴音「いえ……わかっているはず」

貴音「腹を括るのです、四条貴音!」

貴音「…ふー、…ふー、いざ!」


貴音「おえええええええっ」ゲボー

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:18:10 ID:W96RNL950
貴音「はあっ!はあっ!」

貴音「第一段階は終了です……」

貴音「あとは、これを……」

貴音「くっ!」ブルブル

貴音「すー、はー……すー、はー……」

貴音「私の純潔……あなたに差し上げましょう……」

ミチミチ……

貴音「痛っ!」

貴音「くっ……」

貴音「が、まん……するのです」

貴音「もうちょっと……子宮に着床させなければ……」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:23:25 ID:W96RNL950
―数ヵ月後―

貴音「はあっ!はあっ!」

小鳥「頑張って!貴音ちゃん!」

貴音「痛いぃぃぃ……」

律子「呼吸を整えて!ひっひっふー、ひっひっふー」

貴音「ひっひっふー!ひっひっふー!」

P「頑張るんだっ、貴音ー!」

小鳥「いいわ!頭が出てきたわよ!」

小鳥「さあ、もう一回いきんで!」

貴音「んうううう……」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:26:08 ID:W96RNL950
響「オギャー!オギャー!」

小鳥「やったわ!生まれたわよっ!」

貴音「はぁ…はぁ…」

律子「よくやったわね」

P「すごいぞっ!貴音ー!」

貴音「響……」

響「オギャー!オギャー!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:32:25 ID:W96RNL950
P「本当に大丈夫なのか?」

貴音「ええ」

小鳥「まさか響ちゃんを月へ送るなんて……」

貴音「向こうはこことは時間の流れが違います」

貴音「元の年齢に戻るまで、響には向こうで暮らしてもらいます」

律子「でも、響一人で大丈夫なの?」

貴音「向こうには私の知り合いが大勢います」

貴音「きっと大丈夫ですよ」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:36:13 ID:W96RNL950
―数日後―

貴音「さて、今晩はどんならぁめんを食べましょうか……」

「貴音!」

貴音「!」

貴音「響!?」

響「えへへ、久しぶり」

貴音「あ……ああ……」

響「戻ってきたぞ!」

貴音「うっ……ひぐっ……響」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:44:25 ID:W96RNL950
貴音の決断によって、輪廻の輪から開放された響は元の姿を取り戻したのだった。
なぜ、響はウ○コになってしまったのだろう。
それは誰にもわからない。

しかし――

近年、世界各地で
『行方不明を伴う、ウ○コの大量発生』が起こっている。

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:47:40 ID:W96RNL950
もうじき、
そう、もうじきだ。

人口は100億人を突破する。

人口の激増――
深刻な食糧問題――

飢えた人々は、次に何をするのだろう。

第三次世界大戦――

それはおそらく人類最後の大戦になるであろう。

もしかしたら今回の事件は、
それを防ごうと思った誰かの手によって『仕組まれた』ものなのかもしれない。

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:49:35 ID:W96RNL950
伊織「間引きってことよ」

END

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/23 19:51:22 ID:Jgqv1trsP
素晴らしかった
最近の中ではトップレベルで
乙乙

引用元: 響「うがー起きたらウンチになってたぞ!」