1: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:08:47.23 ID:axRLiPIy0
モバPは以下、P表記です
ちょっとだけエ○いので苦手な人は注意してください

前川みく
no title


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3: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:11:00.41 ID:axRLiPIy0

P「あー、みくの体を思いっきりくすぐってみたいなあ……」

みく「にゃっ!?」

P「あ、声に出てたわ、いかんいかん」

みく「…………」

P「みく、そろそろレッスンの時間だな。用意しろー」

みく「ちょっと待つにゃ!」

4: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:12:37.59 ID:axRLiPIy0
P「ん?どうした?」

みく「今ポロっと口に出したことは何なのにゃ!?」

P「んー……?なんのことだかわからんなあ?」

みく「うそついてもだめにゃあっ!Pチャン思いっきり目そらしてるじゃんっ!」

P「」ギクッ

5: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:14:15.19 ID:axRLiPIy0
みく「Pチャン、みくのことエッチな目で見てるにゃ?」

P「ま、まっさかー!?俺は真面目なプロデューサーだぞ?本当だぞ?」

みく「ふーん、ホントかなあ……」ジトー

P「そんな目で見ないでくれよ」

みく「まあ、いいけどね……。レッスンいくにゃ」

P「まだちょっと時間あるぞ?」

みく「早めに行ったほうがいいのにゃ」

P「ああ、遅れたらマストレさんが怖いからな」

みく「遅刻したら事務所まで探しに来て連行されるからにゃあ……」

6: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:16:32.29 ID:axRLiPIy0

スタスタ……

みく「あっ、ごめん。忘れ物したから戻るにゃっ」

P「えっ?ここのところ物忘れひどくないか?もうボケるような年かー?」

みく「そんなわけないでしょっ!Pチャンのほうがずっと年上じゃん!」

P「でも15歳って結構な老猫だからなあ……」

みく「そういう時だけ猫扱いするにゃああああああああ!」

7: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:19:14.53 ID:axRLiPIy0
みく「大体Pチャンのほうが心配になるにゃ」

P「ん?」

みく「Pチャンって頑固なところがあるにゃっ、頭が固いにゃ」

P「プロデュースには割と大事なことなんだよ。仕方ないだろ」

みく「ふーん、そういうものなのかにゃあ……?」

P「そういうもんなんだよ。それに、頭が固いといったらみくの方だろ」

みく「にゃ?」

P「自分を曲げないってよく言ってるじゃないか。頭の固いやつのセリフだろ」

みく「むうーっ、そんなことないもんっ」

P「じゃあ試してみるか?」

みく「試す?」

8: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:21:38.12 ID:axRLiPIy0
P「ではここで、頭の固い人間には分からないクイズを出題します!」

みく「と、唐突すぎるにゃっ……」

デデンッ

P「次の鳴き声は、なんという猫の鳴き声でしょう?」

みく「猫チャンのクイズなのにゃ?それなら楽勝だよっ!」

P「ほう、すごい自信だな」

みく「もし間違えたらなんでもしてあげるにゃっ!」

P「ほう、なんでも……」ニヤリ

9: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:23:29.94 ID:axRLiPIy0
P「じゃあ音声を流すぞ」

ミャアミャアミャアミャア……

みく「……んっ?…………」

P「どうしたー?みくー?」

みく「し、知らないにゃ……」

P「猫のことなら何でもわかるんじゃなかったのか?」

みく「うん。でも、こんな鳴き声聞いたことないにゃあ……」

P「降参するか?」

みく「悔しいけど、仕方ないにゃ。降参にゃ」

10: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:24:50.16 ID:axRLiPIy0
P「正解は、こちら!」 


デデンッ
答え『ウミネコ』


みく「ちょっと待つにゃああああああ!」

P「ん?どうした?」

12: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:26:37.52 ID:axRLiPIy0
みく「ウミネコは猫チャンじゃなくて鳥でしょっ!!」

P「うん。それが何か?」

みく「ただのなぞなぞじゃんっ!」

P「頭を柔らかくすれば解けるだろ?」

みく「むうーっ……なんか納得いかないにゃ……」



P「さてと…………」グイッ

みく「にゃっ?」ドサッ

13: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:28:04.43 ID:axRLiPIy0
P「間違えたらなんでもするって言ったよな……?」

みく「ふにゃっ!?」

P「さーてどこから触ろうかなー」

みく(えっ?えっ?……あわわわわっ、これってもしかして襲われ……)

コチョコチョコチョコチョ

みく「にゃっ!?ちょっ、にゃはは、あはははははははっ!!」バタバタ

P「ほれほれー」

みく「ちょっ、ちょっとっ、Pチャンやめるにゃああ!あはははははっ!」ジタバタ

P「やめないよー」

みく「だっ、ダメだってばっ!あははははっ!はっ、はぁっ……!」ジタバタ

P「まだまだー」

みく「ふあっ……!はあっ……、はあっ……!や、やめてっ……」

P「こんなところかな」

14: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:30:50.64 ID:axRLiPIy0
みく「はぁー……、はぁ…………」グッタリ

P「あ、あー、みく?大丈夫か……?」

みく「も、もうっ!ダメだっていったでしょっ!?///」

P「お、復活したか」

みく「ふーんだ、もう知らないにゃ」プイッ

15: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:32:41.04 ID:axRLiPIy0
P「みくー、悪かったって」

みく「ぷいっ」ツーン

P「ちょっとスキンシップを取ろうとしただけなんだよ」

みく「それならもっとやり方ってものがあるでしょっ」

P「俺は猫を可愛がって、なでていただけなのに……」

みく「だから都合のいい時だけみくを猫扱いするにゃああああ!」

16: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:34:02.38 ID:axRLiPIy0
みく「ていうかさ」

P「なんだ?」

みく「Pチャンどさくさに紛れてみくの胸さわってたよね……?」

P「ギクッ、い、いや?そんなことないぞ?」

みく「嘘だー、絶対触ってたにゃあ!!セクハラなのにゃっ!!」

P「俺はみくの脇腹をくすぐってただけだ!」

みく「それでも十分セクハラだからっ!!」

17: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:36:00.18 ID:axRLiPIy0
P「まあまあ、許してくれよ。今度猫カフェにでも連れて行くからさあ」

みく「むー、なんだかごまかされてる気がするんだけど……」

P「猫たちとのんびり過ごすのもいいだろ?」

みく「うん、猫ちゃんたちと遊んでると、時が経つのを忘れるのにゃ」

P「言われてみれば、みくと話してるとあっという間に時間が過ぎるなあ」

みく「みくも猫ちゃんだからねっ!!」

18: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:38:33.31 ID:axRLiPIy0
P「あっ……」

みく「今度は何なのにゃ」

P「時が経つのを忘れすぎて…………レッスンに行くのを忘れてた…………」

みく「あっ……」

P「」

みく「」


ダッダッダッダッ……バンッ!


マストレ「前川あああああああああ!!」

みく「にゃあああああああああああ!!」

P「」

19: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:40:37.42 ID:axRLiPIy0
ーーレッスン後

みく「ふぅっ……、今日のレッスンはハードだったにゃ……」

P「マストレさんは遅刻に厳しい人だからな。まあ、災難だったな」

みく「人ごとみたいに言わないでほしいにゃ」

P「分かってるよ。一緒に謝ってやっただろう?」

みく「はぁ……。ほんと、散々な一日なのにゃ。Pチャンには体じゅうを触られるし……」

P「変な言い方するなよ!」

みく「変な事したのはPチャンなのにゃ!!」

20: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:42:34.30 ID:axRLiPIy0
P「まぁ、ちょっと強引だったのは反省してるよ」

みく「ふーん……。ところで今日の約束、ちゃんと覚えてるよねっ?」

P「猫カフェに連れて行くことか?」

みく「うんっ!楽しみなのにゃっ!」

P「おう、楽しみだな」

みく「猫ちゃんたちをいーっぱい触るにゃっ!」

P「俺もみくをいーっぱい触るぞっ!」

みく「いいかげんにするにゃあああああああああ!!」


おしまい

21: ◆lHdSDC8kQKXm 2014/12/05(金) 19:44:28.83 ID:axRLiPIy0
短いですが完結です
読んでくださった方々、ありがとうございました

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/05(金) 20:34:55.88 ID:sz8DWLx+o
乙乙
あぁ^~みくにゃんかわいいんじゃ~

引用元: ・モバP「みくをくすぐりたい」