茄子「目指すはヤンデレラガール以外ありえないｗｗｗ」

凛「ヤンデレラガールってなに」

P「シンデレラガールは役割を持てる単語だからな」

凛「プロデューサーは説明役としての役割を果たせてないね」

茄子「んんｗｗｗボロデューサーですかな？ｗｗｗ」

P「ああそうさ……俺は所詮ボロデューサー、ヤロデューサーには慣れない運命」

凛「ボロでもヤロでも響きがひどい」

茄子「運命力などいりませんぞｗｗｗ我ら役割論者には必然力さえあればいいんですなｗｗｗ」

凛「ちゃんとした日本語もあってほしいと思う」

茄子「ヤケモーニンｗｗｗ渋谷氏ｗｗｗ」

凛「お、おはよう……いつも以上にニコニコだね」

茄子「論者に笑顔は基本ですぞｗｗｗスマイルを絶やさないんですなｗｗｗ」

凛「うん、笑うのはいいことだと思うよ。私にはなかなかできないことだし」

茄子「そんなことはありませんぞｗｗｗ渋谷氏はいじっばりなので、ヤイドルの素質があるに違いないですなｗｗｗ」

茄子「ヤバーセイヤバーの火力は素晴らしいですぞｗｗｗ」

凛「ネバーセイネバーなんだけど」

P「確かに、茄子の笑顔はいつ見ても素敵だな」

茄子「えっ……そんな、照れちゃいます……はっ、照れちゃいますぞｗｗｗ」

凛「今一瞬素に戻ったような」

P「なあ茄子、どうして論者になってしまったんだ？」

茄子「ぺゃっｗｗｗ」

凛「なに今の発音」

P「なるほどそんなことがあったのか」

凛「今のでわかったの？　エスパーなの？」

茄子「エスパーはもっと高火力の技をよこしてほしいですなｗｗｗサイコブーストを配るべきですぞｗｗｗ」

10日前


茄子「はあ、家でごろごろしていても暇ですねー」

茄子「ネットで動画でも見ましょうか」

茄子「最近紗南ちゃんからポケモンバトルを勧められたんですよね。とりあえず対戦動画でも探してみて……」

カチカチ

茄子「ん？　役割論理……？」

カチッ



P「――そのまま何十本もヤーティの対戦動画を見た結果、ああなったらしい」

凛「よくわかんないけどネットかぶれってこと？」

P「ありていに言うとそうなるな」

茄子「ヤーティの素晴らしさをわからない異教徒は優しく導く以外ありえないｗｗｗ」

茄子「ヤーティ神のご加護により幸せになれますぞｗｗｗ我もそうでしたなｗｗｗ」

凛「茄子さんもともと幸運だから参考にならないし」

茄子「んんｗｗｗ」

P「ちなみにご加護って？」

茄子「必然力を得て、命中70以上の技は必中ですなｗｗｗ」

P「おお、そいつはすごい！」

凛「すっごいどうでもいい気がする」

P「バカ野郎！　お前はポケモンにおける技を外すことの悲しみを知らないのか！」

P「あと一歩のところでストーンエッジを外して逆転負けする虚しさを！」

凛「え、なんで私が怒られる流れ？」

茄子「P氏は我に夜の役割が持てますなｗｗｗ」

P「で、どうやってもとに戻そうか」

凛「さっき照れた時、ちょっと素に戻ってたよ。褒め殺しでもすれば耐え切れなくなるんじゃない？」

P「なるほど」


茄子「んんｗｗｗ守コスト振りはありえないｗｗｗ」

P「茄子」

茄子「なんですかな？ｗｗｗ」

P「今日もかわいいな」

茄子「ありがとうございますなｗｗｗ」

P「胸元がセクシー、エ○いっ」

茄子「あんまり見てはいけませんぞｗｗｗチラ見はアリエールｗｗｗ」

P「この程度じゃ動じないか……」

凛「すでにセクハラ一歩手前の発言だけどね」

凛「ひょっとして、普段からこういうこと言ってたりするの？」ｼﾞﾄｰ

P「そ、そんなことはないぞ」

凛「ふーん。まあ、どうでも、いいけど」

P「こうなれば、とにかくインパクトのあるセリフだ！」

P「茄子！」

茄子「どうしましたかな？ｗｗｗ」

P「抱かせてくれ！！」

茄子「だか……え、えええっ！？」

凛「変身コードは1・1・0」

P「待って間違えた。茄子、抱きしめさせてくれ！」

茄子「な、なんですかいきなり」

P「綺麗な女性を抱きしめたいと思うのに、理由なんていらないだろう」

P「おやこあいが強いことと同じくらい自明の理だ」

茄子「ぼ、ボルーラはありえない……」

P「だが、俺がお前を感じたいと思うことは」

茄子「……ありえーる♡」

P「茄子！」ﾀﾞｷｯ

茄子「Pさん！」ｷﾞｭｯ




凛「なにこれ？」

茄子「私、寂しかったんです。最近Pさんと会えない日が続いて……」

茄子「それで、いつの間にか動画を見ることにハマってしまって……どうせだから、論者になってPさんにかまってほしいなって」

P「そうか。ごめんな、辛い思いをさせて。だけど心配するな、俺は茄子のことをちゃんと見ている」

P「お前がヤザンドラなら、俺はヤルガルドだ」

茄子「Pさん……」

茄子「……私の相性補完、してくれますか？」

P「ああ」

茄子「ふふっ、うれしいです。熱い想いがヤーバーヒートです♪」

P「ちゃんと受け止めるから大丈夫だ」

茄子「あついしぼうで、ですか？」

P「ああ……って、俺そんなに太ってないわ！」ﾎﾟｶｯ

茄子「冗談ですよ、冗談♪Pさんはいいカラダしてます♪」

P「こいつ～」

いちゃいちゃ　らぶらぶ

凛「………」

凛「あほくさって言っていい？」

加蓮「いーんじゃない？　ひとりで頑張ってツッコんだ功労者なんだし」

凛「というか、ずっといたんだから加蓮もツッコミ手伝ってよ」

加蓮「えー、だって面倒なことになるのわかりきってたし……」

凛「この場に奈緒がいればツッコんでくれただろうにね」

加蓮「TPのツッコミ担当だからね」

ガチャリ

凛「あ、噂をすれば」

加蓮「おはよー、奈緒」


奈緒「ふぇぇ……　ハケモンさいきょうだよぉ……」

凛「………」

加蓮「………」



凛「私さっき頑張ったからあとよろしく」

加蓮「えーっ！？」



おわる以外ありえないｗｗｗ

乙
思ってたのと違った…でも面白かった

毎回いい意味で期待を裏切られてるよ
今回もおつ