1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 09:13:30 ID:yIvgMWHe0
れんげ「机の角にまたがってどしたん?」

蛍「こ、これは……その……///」

れんげ「あーっ!」

蛍「ひぃっ!?」ビクッ

蛍(れんちゃんに私がセンパイの机でオ○ニーしてるのバレた……。センパイに嫌われちゃう……)

れんげ「新しい遊びなんな!?うちにも教えて欲しいのん」

蛍(やった、バレてない……。そうだよね、れんちゃんまだ小学一年生だもん。でも、誤解はされてる……)

れんげ「ほたるんばっかりずるいのん。うちにも教えてー」

蛍(何か上手な嘘でごまかして切り抜けないと……)

蛍(そうだ!;" class="anchor">>>990とごまかしてこの場を切り抜けましょう!これならきっとれんちゃんも納得してくれるはずです♪)

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 09:31:45 ID:EjNmxy360
蛍(どうしよう………)

蛍(こうなったられんげちゃんを部屋に監禁して、二度と外気に触れない環境に置くしかない)

蛍「れんげちゃん、あの机を見て?」

れんげ「んー?」

手刀っ!

れんげ「  」  ドサッ

蛍「やった………! 初めてだけどうまくいった」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 09:39:07 ID:EjNmxy360
れんげ「………はっ! ウチ、寝てたのん」

蛍「あ、気がついた?」

れんげ「ほたるん、うち何でほたるんの家にいるん?」

蛍「それはねー………えいっ!」 

れんげの口にガムテープを貼る。

れんげ「………!?」 ムグ

蛍「私がおんぶして運んだの」

れんげ(ほたるん、何をしているん………)

蛍「監禁しちゃう」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 09:47:00 ID:EjNmxy360
れんげ(か、かんきん………! 監禁って換金なのん?)

蛍「暴れたら大変だから手足を縛るね」

れんげ「むぐー!」(これって閉じ込める監禁なのん! やばいのん!)

蛍「本当はこまちゃん先輩を監禁する予定だったんだけど………でも、
  練習っていうか、予習のようなものが必要だと思わない?」

れんげ「むぐー!」

蛍「まずは誰かを実験台にして………動かないでって言ったでしょ!」 ドボォッ!

れんげ「~~~ッ!?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 09:55:36 ID:EjNmxy360
蛍「ああ、ごめん………私も暴力は嫌いなの、それはれんちゃんも同じなのん?
 ………ふふっ」

れんげ「………ッ   」ピクピク

蛍「余計な口を叩いたら、その口を縫ってバイピングしてぬいぐるみにするよ?」

れんげ(だ、誰か来るのん………ほたるんがおかしくなったのん………!)

蛍「それもいいかもしれない………! そうね、れんげちゃん可愛いもんね?
 れんげちゃんも、ぬいぐるみになりたくない?」

れんげ「 」 フルフル

ほたる「………」 ドボォッ

れんげ「  」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:04:40 ID:EjNmxy360
ほたるんは、うちをうつ伏せに寝かせて後ろ手を縛りだしたのん

蛍「ふんふんふーん♪ ………いーなー! れんぐるみいいなあー!」

こんなことやめるん、ほたるん………うちがなにしたん

蛍「れんちゃんはねー、見ちゃいけないものを見たのー。
 だから山中に捨てられるんだよー?」

れんげ「………?!っ!?」

蛍「あん、もう動いちゃダメだよ」 

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:12:11 ID:EjNmxy360
今、なんて言ったん………
なんて言ったんほたるん

蛍「私ね? 考えたんだけど………監禁って難しいと思うんだよね?
 お父さんやお母さんにバレちゃうと思うし」

や、やめるん

蛍「だからやっぱり、山中に放置するのがいいかなあ、って」

よくないのん!

蛍「だってれんげちゃんを開放したら、全部話しちゃうでしょう?
 今日あったこと………それは嫌だなあって」

話さないのん!
言うこと聞くから助けるのん!

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:19:16 ID:EjNmxy360
蛍「ご両親の痛心を思うと、私も気が進まないけれど………」

それでいいのん!
おかしいのん、どうしてこんなことになってるん!

蛍「でもれんちゃん、似合ってるよ………縛られてるの」

………。

蛍「うん、いいなあー。
  ロープで縛られてるれんちゃんいいなあー」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:25:22 ID:EjNmxy360
蛍「うん、すごくいい」

蛍「どうして今までこうしなかったんだろう」

蛍「れんちゃん可愛い」

蛍「口を閉じてるところも身動きできないところも」

蛍「お人形さんみたい!」

蛍「そう、お人形」

蛍「ふふふふ」

蛍「れんげゃん、どうしたの」

蛍「お人形さんは目から水なんて出しちゃだーめ、おかしいでしょう?」

蛍「ああ、でも、いいなあ………うん」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:31:05 ID:EjNmxy360
蛍「可愛い………うん」

蛍「可愛いのはそうだけど、ぞくぞくする………さっきよりも」

蛍「魅力? なんだろう、色気が出るような」

蛍「まだ小学一年生なのにね、変だね」

蛍「そうだ、お着替えしよっか」

蛍「え、でもお人形さんだもん」

蛍「お人形さんだもんね、れんちゃん」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:40:24 ID:EjNmxy360
蛍「あれ?」

蛍「そっかあ、手足を縄で縛っちゃったら、もう脱がせられないじゃない」

蛍「えっと、断ちバサミ………ちょっと待っててね」

蛍「大丈夫だよ、私、よく使ってるから慣れてるよ」

蛍「あれ、でもよく考えたら、上から着せればいいのか」

蛍「れんちゃんちっちゃくて可愛いから、私の服も着れるよね」

蛍「大きすぎる? もう、れんちゃんったら」

蛍「そんなこと言うんだったらやっぱり切っちゃおうかなー」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:50:44 ID:EjNmxy360
蛍「服を切るんだよ」

蛍「ひんやりする?」

蛍「うふふ、いいでしょ」

蛍「動かないで、刺さっちゃうよ?」

蛍「じょきじょき、」

蛍「どの服がいい?」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 10:58:10 ID:EjNmxy360
蛍「じょっきん、じょっきーん」

蛍「あれ?歌おうよ、歌わないの?れんちゃん変な歌好きでしょう?」

蛍「ほおら、じょっきんじょっきー………

ピンポーン    夏海「ほたるーん! いるー?」

蛍「!」

れんげ「!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 11:03:43 ID:EjNmxy360
蛍「……………」

れんげ「………モグ」

蛍「静かに。 私が出てきます………」

蛍「はーい! 今行きますー」 ガチャ

れんげ「………」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 11:13:57 ID:EjNmxy360
夏海「ああ、ほたるん………ねえ、れんちょん見なかった?」

蛍「………見ましたけど」

小鞠「本当?」

蛍「ええ、ウチに来て遊んで行きました」

夏海「ほらー、だから言ったじゃん心配しすぎだって」

小鞠「でも何かあったら」

夏海「もー、姉ちゃんは考えすぎなんだよ、こんな田舎で事件に巻き込まれるわけないじゃん」

蛍「何かあるかもしれませんね、事件性のある何かが」

小鞠、夏海「!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 11:24:48 ID:EjNmxy360
夏海「何それ、ほたるん………どういうこと?」

蛍「れんちゃん、言っていたんです。
 最近見知らぬ不審な男につけられている………そんな気がすると」

小鞠「そ、それってあの、ストーカーってこと?」

蛍「私は、何か勘違いじゃないかなって言ったんですけれど………」

夏海「れんちょん、そんな心配している素振りとかなかった気がするけど」

蛍「一人で悩んでいたみたいです。 今度会ったら、
 その時は相談に乗ってあげようと思ってました」

小鞠「うん、私もそうする」

夏海「そっか、でも帰ったんならいいや。 じゃあほたるん、気をつけてね」

蛍「ええ、先輩たちも、戸締りに気をつけて」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 11:31:21 ID:EjNmxy360
蛍「っていうお話をしたの」

蛍「れんげちゃん、不審な男に誘拐されて、山中に捨てられるんだよ」

蛍「物騒な話だね」

蛍「大変だよね」

蛍「れんげちゃん」

蛍「田舎にもそういう事件は起きるんだなあって」

蛍「ねえ」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 11:47:05 ID:EjNmxy360
夏海「どうしたの姉ちゃん、さっきから黙っちゃって」

小鞠「ねえ、本当にストーカーなんていると思う?」

夏海「そのこと? ああー、うちらも気を付けないといけないのかなーって」

小鞠「さっき、話してて何も思わなかったの?」

夏海「え? なに?ほたるんの家でってこと?」

小鞠「何か、変じゃなかった?」

夏海「さあ………」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:05:17 ID:EjNmxy360
蛍「ほら、れんちゃん、服が切れてるよ?」

蛍「お着替えできるね。 結構手間がかかったけど、れんちゃんが
 じっとしてくれたおかげだよ」

蛍「ほーら、寒いでしょう? これ着てみてね」

蛍「うふふ、ぶかぶか。 でも可愛い」

蛍「ベッドに倒れてると本当にお人形みたい」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:11:59 ID:EjNmxy360
蛍「下着」

蛍「下着かあ、確かに変えてもいいかも」

蛍「最後だし、れんちゃん好きなの選んでいいよ」

蛍「なあに、私のじゃあ嫌なの?」

蛍「田舎っていいところだよね」

蛍「山の奥には誰も来ないもん」

蛍「―――そう、それでいいの」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:24:28 ID:EjNmxy360
;" class="anchor">>>37色々とごめんなのん


蛍「やっぱり着せ替え、楽しいなあ」

蛍「肌があったかい」

蛍「あったかいお人形さんだね」

蛍「お腹がいいなあ」

蛍「小さい子のお腹っていいかも」

蛍「お腹を枕にして寝たいなあ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:33:31 ID:EjNmxy360
蛍「枕にすればいい、しちゃおうっと」

蛍「多分この機会を逃したら一生できないかもね」

蛍「お腹あったかい………このまま寝ちゃおうかな」

蛍「気持ちいいかも………キスとかよりも」

蛍「キスする? れんちゃん」

蛍「あ、そっか、口塞いでるんだったね」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:39:53 ID:EjNmxy360
蛍「うん―――、キスしようか、れんちゃん」

蛍「ガムテープ取って………キスで」

蛍「大声とか出さないでね。 まあ、キスで塞ぐけれど」

蛍「それでも声出した時のためにぃ………騒いだ時のためにぃ、これ、
 ハサミ、準備しておくね」

蛍「ハサミは布切るようだよ、だから間違った使い方させないでね」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 12:52:12 ID:EjNmxy360
ほたるんはおかしくなってしまったのん
東京の人ってみんなこうなん?
これが都会の子なん?

蛍「違うよ。れんげちゃんだからこうするの」

ガムテープは剥がされたけど、苦しかったん。
ファーストキスっていうやつだったん。
ねーねーが言ってたような気がしたような。
言ってなかったような。

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:01:38 ID:EjNmxy360
蛍「何やってるんだろうね」

ほたるん、よだれすごいん。
ウチもべとべとで、これじゃあいけないのん。
ねーねーに怒られるん。

蛍「本当に何やってるんだろう………こまちゃん先輩とだったはずなのに、
 おかしいね………うん、おかしい」

れんげ「………んで、こんなことするん」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:09:14 ID:EjNmxy360
いつの間にかほたるんは、ウチを抱きしめていたのん。
しがみついていたのん。
ハサミは、ベッドから落ちて床に転がったのん。

蛍「なんでこんなことするのかって、そんなのわかんないよ」

都会ってわからないのん
ほたるんは都会なのな。

ほたるん、こまちゃんと都会するつもりだったん?

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:16:48 ID:EjNmxy360
れんげ「こまちゃんの………だからこまちゃんの机見てたん」

蛍「………そう、だよ」

すごい、れんちゃんよくわかったね、と
ほたるんはまたキスしてきたん。
髪がほっぺに乗ったん。

蛍「まだ小さいからわかんないって思ったよ」

耳に息がかかるん。
ウチ、大人になったん?

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:28:29 ID:EjNmxy360
ほたるんの息が熱いのん

蛍「すごい、ほっぺた柔らかい」

あまりウチの顔で遊ばないで欲しいん
吸わないで欲しいん
べちょべちょで、塗り絵みたいにされてるのん

蛍「こうしないと、田舎になっちゃうよ」

本当なん?

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:41:35 ID:EjNmxy360
蛍の家の玄関

夏海「姉ちゃん、マジで言ってんの?」

小鞠「うん、変な布………変っていうか、あれ絶対れんげちゃんの服だよ」

夏海「いや、服じゃないじゃん、それじゃあれんちょんの服を着って、
  ほたるんの服にその………切れ端がついてたってこと?」

小鞠「うん………」

夏海「姉ちゃん、ないよそりゃ」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 13:49:10 ID:EjNmxy360
ベッドの上でほたるんに抱きしめられてると、変な気持ちになるん。
ほたるんの舌が桃色なん。
口の中がピンクなのは当たり前なん。
でもずっと桃色なん。
さっきからずっとほたるんの息が甘いのんなー

蛍「甘いの? そうかなあ」

でもお菓子の甘さとは違うん

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 14:00:05 ID:EjNmxy360
ピンポーン

あれ、また誰か来たのん

ピンポーン

うるさいのん

蛍「うるさいですね」

れんげ「今いいところなのん」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 14:08:09 ID:EjNmxy360
ピンポンピンポピンポーン!

夏海「姉ちゃーん、押し過ぎだってー。 姉ちゃんらしくもないっていうかー」

小鞠「だってなにか予感がするもん!」

夏海「予感ってなんだよもー」

小鞠「な、中で、何か………大変なことが起きてるって、私の
  大人センサーが、ビビってきたもん」

夏海「そんな変な用語作られても。 わかりづらさがスゴイよー」

小鞠「とにかく心配なの!」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 14:13:42 ID:EjNmxy360
夏海「あーはいはい………ほたるーん! いるー?」

小鞠「ほたるんー!」

夏海「いるなら速やかに出てきなさい! 無駄な抵抗は………!」

ガチャッ  ッバーン☆

夏海「うおわっ!?」

蛍「こんにちは先輩! 何か御用ですかっ!」

れんげ「にゃんぱすー!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 14:18:32 ID:EjNmxy360
夏海「お、おう………ってれんちょん! いたのかよ」

れんげ「めっちゃいたのん!」

小鞠「あれ? でもその服………あれ?着替えたの?」

れんげ「ほたるんの借りたのん」

蛍「着せ替えました」

夏海「は、はあ………そうすか」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25 14:26:24 ID:EjNmxy360
蛍「着せ替えごっこです」

れんげ「都会ごっこなんなー」

小鞠「ど、どっち?」

夏海「ま、まあよかったな姉ちゃん、何ともなくて」
  (なんでほたるんもれんちょんも息が荒いんだろ………)




きょうはここまでッ!!

引用元: れんげ「ほたるん、こまちゃんの机で何してるん?」蛍「え、えっと…」