1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:39:38 ID:aPNAOfcl0
やよい「うっうー!おはようございますー!」

P「ああ、やよいおはよう……ってどうしたんだ!?」

やよい「うー?どうしたんですか、プロデューサー?」

響「あ!やよいがポニーテールになってるぞ!?」

P「何かあったのか、やよい!?」

やよい「べ、別に何もないですよー」

P「本当か?」

やよい「ほ、本当です!あ、そ、そうです!これはいめちぇんなのです!」

響「そうなのかー?やよい、自分とお揃いさー!」

やよい「は、はい!響さんとお揃いです!うっうー!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:46:27 ID:aPNAOfcl0
P「……やっぱり何かあったんだな?」

やよい「だ、大丈夫です!」

P「やよい」

やよい「どうしたんですか、プロデューサー?」

P「困ったことがあったら何でも言ってくれていいんだぞ?」

やよい「プロデューサー……」

P「やよいは765プロの大事な仲間だからな」

やよい「うぅー……」

響「うがー!自分、無視されてるぞ!」

やよい「ご、ごめんなさい!そういうわけじゃなかったんです!

響「まあ、やよいが元気になったならいいさー。それで、何があったんだ?」

やよい「はい、実は……」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09 23:52:01 ID:aPNAOfcl0
P「事務所に来る途中で、ヘアゴムが片方切れた?」

やよい「はい……。それで、今日は仕方無く一本で何とかしようと思って」

響「なるほど。もう新しいのは買ったのかー?」

やよい「それが、新しいのを買うお金が無くって」

響「それじゃあ自分のお気に入りのヘアゴムをあげるぞ!」

やよい「そんな大切なもの貰えないです!」

響「でもそのままじゃ、明日からの仕事で困るだろー?」

やよい「それはそうなんですけど……」

P「よし、じゃあ今からヘアゴムを買いに行くか!」

やよい「え、えぇー!?」

P「今日はもう仕事は無いしな。たまには良いだろう?」

響「あー!自分も一緒に行くぞ!」

P「そうだな。一緒にやよいにヘアゴムを買ってやろう」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:00:56 ID:EneUdrEQ0
やよい「そんな、ダメですよー!」

P「何でダメなんだ?」

響「そうだぞ!そ、それともやよいは、自分のプレゼントはいらないのか……?」

やよい「そ、そんなことないです!でも……」

P「良いんだよ、やよい。これはいつも頑張ってるやよいへのご褒美なんだから」

やよい「……本当に良いんですか?」

響「自分たちに任せるさー!やよいにぴったりのヘアゴムを選んでやるからな!」

P「ああ、その点は任せてくれ」

やよい「響さん、プロデューサー……ありがとうございます!!」

響「お、やっといつものやよいに戻ったさー!」

P「やっぱりやよいはこうじゃなくっちゃな。じゃあ行くか!」

響「分かったぞ!」

やよい「うっうー!ですっ!」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:06:49 ID:EneUdrEQ0
P「よーし、二人とも乗ったな?」

響「大丈夫だぞ!」

やよい「シートベルトもばっちりですー!」

P「よし、じゃあ出発だ!」

響「それで、どこに買いに行くんだ?」

P「ああ、最近できたショッピングモールがあっただろ?そこに行こうかなって」

やよい「あ!知ってます!確か、美味しいケーキ屋さんがあるんですよね?」

響「そうなのかー!?自分、食べてみたいぞ!」

P「まぁまぁ、まずはやよいのヘアゴムが先だよ。終わったら連れて行ってやるから」

やよい「でもでも、良いんですか……?」

P「アイドル二人とデートが出来るんだ、ケーキくらい安いもんさ」

響「ありがとうだぞ!」

やよい「うっうー!ありがとうございますーっ!」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:13:45 ID:EneUdrEQ0
P「さて、ようやく着いたな」

響「ヘアゴムはどこに売ってるんだ?」

P「取り敢えず3階から順番に降りてこようか。他の物も色々見たいしな」

やよい「賛成ですーっ!」

響「自分も賛成だぞ!」

P「よし、取り敢えず3階に行こう」

響「お!このお店の服はなかなか良さそうだぞ」

P「そうだな、値段もそんなに高くないし」

響「ねぇねぇプロデューサー、この服似合う?」

P「凄く似合ってるよ。響の健康的なイメージにぴったりだ」

響「なんか照れるぞ……」

P「響の魅力を更に引き出してるよ」

響「うがー!恥ずかしいぞ!」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:21:50 ID:EneUdrEQ0
P「そうだ響、その服買ってやるよ」

響「良いのか?」

P「そんなに響に似合う服を買わないわけにはいかないだろ」

響「そ、そうか?自分完璧だからな!どんな服でも着こなしてみせるぞ!」

P「ところでやよいは?」

響「やよいならあっちで服とにらめっこしてるぞ」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:24:01 ID:EneUdrEQ0
P「やよい、どうした?」

やよい「はわっ!ぷ、プロデューサー!」

響「さっきからその服をずーっと見てるなー」

やよい「響さん!ち、違うんです……」

P「やよいも欲しい服があるなら買ってあげるぞ?」

やよい「だ、大丈夫です!ヘアゴムだけで十分嬉しいですっ!」

P「本当か?」

やよい「……はい」

P「……そっか。じゃあ本来の目的のヘアゴムを買いに行こう」

響「ヘアゴムは1階にあるらしいぞ」

P「よし、じゃあ1階に降りよう」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:29:09 ID:EneUdrEQ0
響「1階には色々なお店があるんだなー」

P「さて、どこに店があるんだ?」

響「あ、多分あそこだぞ!」

P「うわぁ、またファンシーな……」

やよい「キラキラしてて眩しいですっ」

響「あそこならきっとやよいに似合うヘアゴムがあるに違いないさー」

P「それは良いんだが、男が入るには恥ずかしいな……」

響「大丈夫だって」

やよい「みんなで一緒なら大丈夫ですっ!」

P「まぁ仕方ないか。よし、行こう」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:35:58 ID:EneUdrEQ0
P「この緑色のはどうだ?やよいの髪の色にも似合うと思うんだが」

響「自分はこの青色が良いと思うぞ!青は海の色だからなー」

P「なるほどな。やよいは何か欲しい色はあるか?」

やよい「へっ?す、すいません!ぼーっとしてました……」

響「やよい大丈夫かー?」

P「何か考え事か?」

やよい「いえっ!本当に買って貰っちゃって良いのかなーって」

響「大丈夫だぞ!」

P「当たり前じゃないか」

やよい「本当に、本当に良いんですか?」

響「当然さー。やよいは自分たちの大切な家族だからな!」

やよい「響さん……」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:41:14 ID:EneUdrEQ0
P「そういうことだ。さて、そろそろヘアゴムを買おう。ケーキも食べに行きたいしな」

響「了解だぞー」

やよい「楽しみですっ!」


響「凄く良い匂いがしてきたなー」

やよい「あ、ありました!」

P「よし、入ろうか」

響「中のデザインも凄いぞ」

P「これは人気が出るわけだ。席が空いてて良かったな」

響「自分、このモンブランが食べたいぞ!」

やよい「じゃあじゃあ、私はショートケーキにしますっ!」

P「じゃあ俺はチーズケーキにしよう」

響「あっ、それ自分も気になってたんだ!」

P「じゃあ、後でみんなで少しずつ交換しようか」

やよい「うっうー、楽しみです!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:46:54 ID:EneUdrEQ0
P「このチーズケーキいけるな」

響「モンブランも美味しいぞー」

やよい「ショートケーキも甘くて美味しいですー!」

響「あ、プロデューサー、チーズケーキ頂戴!」

P「はいはい。あ、そうだ。ほら、あーん」

響「なあっ!?そ、そんな、恥ずかしいぞ……」

P「ん~?どうした、いらないのかぁ?」

響「いや、その……」

P「仕方ないな、やよい、あーん」

やよい「良いんですかー?」

P「響が食べないからな~」

ややよい「じゃあ、いただきます!」

響「あっ、ダメだぞ!」

やよい「わっ!響さん大胆です~」

P「ニヤニヤ」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:53:28 ID:EneUdrEQ0
響「あっ!こ、これは違うんだぞ!」

P「何が違うんだ~?」

響「ちょっと、顔洗ってくる!」

やよい「響さん、顔が真っ赤でした~」

P「ああいう表情の響も可愛いな」

やよい「本当は響さんの方がお姉さんなんですけど、なでなでしてあげたくなりました!」

P「それ凄く分かる。響は犬っぽいんだよなー」

響「全部聞こえてるぞ……」

やよい「はわっ!響さん、ゴメンなさい……」

響「あ、べ、別に怒ってるわけじゃないから大丈夫だぞっ!」

やよい「でも……、ごめんなさいでしたっ!」

P「大丈夫だって、響も怒ってないって言ってるしさ」

響「プロデューサーは許してないぞっ!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 00:59:47 ID:EneUdrEQ0
P「やよい~、響が許してくれないよぉ」

やよい「響さん、やっぱり怒ってるんですね……ごめn」

響「だぁ~!もう、分かったぞ!許す、許すから!って何で笑ってるんだ!?」

P「許してくれるってさ、やよい」

やよい「ふふ、やっぱり響さんは可愛いですっ!」

響「うがー!二人とも、自分を騙したな!」

P「いやぁ、響の反応が可愛くって、つい、な」

響「か、かわっ!?」

P「な、やよい?」

やよい「でもやっぱり悪いことしちゃったかなーって」

P「大丈夫だよ、照れてるだけだから。それにこの響も可愛いだろ?」

やよい「それはそうですけど……」

響「本人の目の前でそういう話をしないで欲しいぞ……」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:04:44 ID:EneUdrEQ0
P「まあまあ、この話はそろそろ終わらせよう。もうこんな時間だ」

やよい「もうそろそろ晩御飯の準備をしなきゃです」

響「じゃあ帰るかー」

P「だな。そうだ、ちょっと買い忘れた物があるから、先に車に戻ってて貰えないか?」

やよい「何を買うんですか?」

P「いや、ちょっと洗剤が切れかけてたなーと思って」

響「プロデューサーもちゃんと家事をするんだなー」

P「お前、人のことをなんだと思ってたんだ?」

響「いやー、あはは」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:06:45 ID:EneUdrEQ0
やよい「プロデューサーはお料理も上手なんですよ!」

響「やよいはプロデューサーの料理を食べたことがあるのか!?」

やよい「はいっ!前にお家に来てくれた時に、一緒に作りました!」

響「……プロデューサー?」

P「い、いや、あれはやよいが体調悪そうだったし、仕方ないって」

やよい「そうです!凄く助かったんですから!」

響「ま、そういうことにしといてあげるよ」

P「と、取り敢えず、これ、車の鍵だから!絶対にエンジン掛けたりするなよ?」

響「分かってるって。じゃあ先に行ってるぞ」

やよい「出発進行です~!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:09:45 ID:EneUdrEQ0
P「それじゃあ、頼んだぞ、やよい」

響「何でやよいに頼むんだ!?」

P「そりゃあ、やよいの方がしっかりしてそうだからな」

響「プロデューサー、酷いぞ!」

P「まあまあ、それも響の魅力の一つだって」

響「なんか腑に落ちないぞ……」

やよい「さあさあ響さん、行きましょう!」

響「うー、分かったぞ……」

P「すまん、じゃあちょっと行ってくる!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:16:31 ID:EneUdrEQ0
響「おかえりだぞ、プロデューサー」

やよい「結構早かったんですねー?」

P「ああ、買うものは決まってたからな」

響「じゃあ、事務所に出発だぞ!」


P「おーい着いたぞー、って二人とも寝ちゃってるのか」

やよい「すぅすぅ」

響「ぐーぐー」

P「あれだけ元気だった二人も、寝顔はやっぱり年相応に可愛いな」

やよい「あ、あれ、ぷろでゅーさぁ……?」

響「んぅ?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:19:41 ID:EneUdrEQ0
P「おはよう、二人とも」

やよい「はわっ!ゴメンなさい、寝ちゃってました!」

響「あれ、もう事務所?」

P「大丈夫だよ、やよい。ちょっと歩かせすぎちゃったかな」

やよい「ううー……」

P「ほらほら、早く事務所に行くぞ?二人とも早く降りた降りた」

響「ふわぁ、はーい、だぞ」

やよい「あ、私お手伝いします!」

P「ありがとう、やよい。でもそんなに荷物は無いから大丈夫だよ」

響「大丈夫だって、やよい、早く行こうよ!」

やよい「あ、響さん、待って下さいー!」

P「やれやれ、本当に元気で仲が良いんだな」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:24:09 ID:EneUdrEQ0
響「ただいまだぞー!」

やよい「ただいまですー」

P「ただいまー、って、誰も居ないのか」

響「小鳥は寝ちゃってるぞ」

P「全く、不用心なんだから……」

やよい「お、怒らないであげて下さいね?」

P「大丈夫だよ、やよい。疲れてるんだろうし、そのままにしておいてあげよう」

響「さて、いよいよヘアゴムの贈呈式だぞ!」

P「そうだな、すっかり忘れてたよ。ほら、やよい」

やよい「プロデューサー、響さん、ありがとうございますっ!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:30:09 ID:EneUdrEQ0
響「喜んでくれて何よりだぞ!」

P「だな。ちゃんと使ってくれよ?」

やよい「大切に使いますっ!でも、大事な時だけに使おうかな……」

響「せっかく買ったんだし、もっと使って欲しいぞ!」

P「それに、欲しくなったらまた買いに行けば良いしな。もちろん3人で一緒に」

やよい「響さん、プロデューサー……」

響「また一緒に行こうな!」

P「そうだな。さて、実はやよいにはもう一つプレゼントがあります!」

響「え、何それ!?」

P「じゃーん!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:36:03 ID:EneUdrEQ0
やよい「あ、それは……」

響「それ、やよいがずっと見てた服じゃないか!」

P「響には服を買ってあげたんだし、やよいにも買ってあげようと思ってな」

やよい「そ、そんな!受けとれません!」

P「なんでだ?遠慮することないんだぞ?」

やよい「でもでも、ご褒美でヘアゴム買って貰っちゃいましたし!」

P「たまには良いだろ?もう一個ご褒美があっても」

響「だってさ、やよい。良かったな!」

やよい「プロデューサー、本当にいいんですか?」

P「もちろんだとも。それに、やよいにぴったりだと思って買ったんだから」

響「やよいに似合いそうなワンピースだったもんなー」

P「俺のプロデューサーとしての目が間違ってなかったか、証明してくれないか?」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:43:50 ID:EneUdrEQ0
やよい「そんな言われ方したら……。本当に、本当に、貰っちゃいますよ?」

P「ああ、当然じゃないか。そうだ、じゃあ、今すぐに着替えてきてくれ!」

やよい「って今からですかぁ!?」

P「善は急げって言うしな。そうだ、響も一緒に着替えてこいよ」

響「全く、本当にプロデューサーは変態だな……」

P「ほらほら、早く行った行った!」

響「あーもう!さっさと着替えに行こう、やよい!」

やよい「あ、はい!プロデューサー、ありがとうございました!」

P「ああ、楽しみに待ってるよ!」

ちなみに、服を着替えた響とやよいを愛でている最中に小鳥さんが起き
あれやこれやと質問されまくったのは、また別のお話。

                          ――終わり

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:48:47 ID:EneUdrEQ0
(文章に違和感がありまくりで)すまんな

もう少し改善できるように頑張ります

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10 01:52:18 ID:EneUdrEQ0
おまけ

やよい「おはようございまーすっ!」

小鳥「あら、やよいちゃん。おはよう」

やよい「あ、小鳥さん!おはようございまーすっ!」

小鳥「いつにも増して元気ね、やよいちゃん。何か良いことでもあったの?」

やよい「はいっ!」

小鳥「そう、良かったわね♪」

伊織「ねぇ小鳥……って、あら、やよいじゃない。おはよう」

やよい「あ、伊織ちゃん!おはよう!」

伊織「本当にやよいはいつも元気いっぱいね。……あら、ヘアゴム変えたの?」

やよい「あ、気付いちゃいました?」

伊織「だって、左右の色が違うじゃない。なんで青と緑なの?」

やよい「うっうー!内緒ですっ!」

引用元: P「やよいがポニーテールに?」やよい「うっうー!」