1 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 02:19:30.22 ID:cmPUAlk/0
夏海「えっ…」 

れんげ「ほたるんいなくなっちゃうん?」 

小鞠「」 

蛍「はい…また、お父さんの転勤で…」 

蛍「もう、三日後にはここを…うぅっ」うるうる 

夏海「そ、そんな…嫌だよ、そんなの!」 

れんげ「うちも嫌なのん、もっとほたるんと遊びたいのん!」 

小鞠「…し、仕方ないよ、蛍のお父さんも、仕事しないとダメなんだし…」 

夏海「何言ってんだよ!ほたるんがいなくなっちゃうんだぞ!?」 

小鞠「…仕方ないの」 

夏海「!!…悲しくないのかよ!?」がしっ 

小鞠「悲しいよ!!嫌だよ!!!蛍が居なくなるなんて…私…っ」ガラッバタン 

蛍「…」

SS速報VIP

 
2 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 02:27:47.28 ID:cmPUAlk/0
夏海「…」 

れんげ「…」 

蛍「…ちょっと悪いことしちゃいましたね…センパイ」 

夏海「何言ってんだよー、やるって言ったのは蛍だろー?」ニシシ 

れんげ「こまちゃん、飛び出て行ったとき泣いてたのん…」 

蛍「でも、センパイにとって私は大事な存在ということが分かりました!」 

蛍「えへへ…」ほわーん 

夏海「まぁ、もうネタばらししてあげないと可哀想だし、探しに行きますか」 

蛍「そうですね…センパイの泣き顔見たかったなぁ…」ぼそ 

夏海「…」ぞわっ 

れんげ「こまちゃん、向こうの方に走っていったのん」びし
3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 02:36:34.52 ID:cmPUAlk/0
木の下 

小鞠「うぅ…ひっぐ…」ぽろぽろ 

小鞠「いやぁ…嫌だよ…行かないで…」 

小鞠「また、私のお弁当、この場所で食べましょうって言ってくれたのに…」 

小鞠「また、私の不味いお弁当食べてよ…うぅ…ひっぐ」 

小鞠「美味しいお弁当がいいなら、練習するからぁ…行かないでぇぇ…うわああん」 


コソコソ 

夏海「…」 

れんげ「…」 

蛍「…」 

夏海「(ものすごい罪悪感が…)」 

れんげ「は、早く謝った方がいいのん…」 

蛍「(号泣するセンパイ可愛いです…)」ハァハァ
4 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 02:46:54.42 ID:cmPUAlk/0
夏海「ほたるん、早く行ってあげなよ…」 

れんげ「こまちゃん泣きすぎてえずいてるのん…」 

蛍「わかりました!」ごそっ 


ゴソゴソ 

小鞠「っ…だ、だれ?」 

蛍「…なに泣いてるんですか、センパイ」ぎゅっ 

小鞠「(!?…やわらかい…)…蛍?」ぐすん 

蛍「(あててんのよ)こんな所で1人で何してるんですか?」 

小鞠「……本当に行っちゃうの?」 

蛍「…こっち向いてください」 

小鞠「…」くるん 

蛍「(泣きじゃくって目が真っ赤のセンパイ可愛い…)」 

小鞠「な、何か言ってよ…」 

蛍「センパイを泣かせちゃってごめんなさい…」 

小鞠「い、いいの、仕方ない事だし…泣いてないし!」ふいっ 

蛍「へへ…そんな、目腫らして鼻声で言われても、説得力無いですよ?」ふふ 

小鞠「うぅ…」
5 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 02:53:27.94 ID:cmPUAlk/0
蛍「にしてもセンパイ、あんまりビックリしてませんでしたよね…」 

蛍「私、ちょっとショックです…」 

小鞠「えっ…な、何かごめん…」 

蛍「まぁ、いつもみたいにお姉さんぶって、我慢してるセンパイが可愛かったので良いですけど♪」 

小鞠「う~///」 

蛍「それに、お弁当の約束、覚えてくれててうれしかったです」ニコ 

小鞠「えっ………見てたの?///」 

蛍「はい♪」 

蛍「料理の練習するから行かないで~の所、とてもグッときました…///」 

小鞠「も、もう!///」 

小鞠「…で、でも、本当に行っちゃうんだよね…?」うるうる 

蛍「(あぁ~センパイの涙目+上目遣いは反則です…グラっときました)」 


蛍「……実はですね…」 

6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします2014/01/03(金) 03:06:56.66 ID:cmPUAlk/0
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夏海「いやぁ、まさかあそこまでダメージ受けるとはねぇ…」 

れんげ「こまちゃんはほたるんの事が大好きなのん」 

蛍「い、いやぁ、そんなお似合い夫婦だなんて、まだ早いですよ///」 

れんげ「誰もそんな事は言ってないのん」 

小鞠「ホントあんた達最低…人の気持ちを何だと…」 

夏海「ゴメンよぉこまちゃん、でも愛しのほたるんはこれからもずっと一緒で良かったじゃん♪」 

小鞠「う、うるさい!何が愛しよ///」 

蛍「せ、せんぱい…私の事、嫌いなんですか…?」ウルウル 

小鞠「い、いや、その…ううん、嫌いじゃないから、泣かないで…?」おろろ 

蛍「じゃあ好きですか!?」パァァ 

小鞠「…ま、まぁそういう事にしておくわ…///」 

蛍「(チョロいところがまた、可愛いです♪)」 

夏海「さっさと帰るぞ!バカ夫婦!」 

小鞠「ふ、夫婦じゃないってば!///」 

蛍「えへへ…」ギュッ 

小鞠「あっ…手///」 

蛍「帰りましょう一緒に、これからもずっと一緒です♪」 

小鞠「…ふん///」きゅっ 

今日はおしまい