4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:23:12.28 ID:DgknfjSa0
一夏「シャルをおとしたい」

とりあえずシャルを探すか

コンコン

一夏「シャル―いるかー?」

ラウラ「シャルロットなら留守だぞ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:25:45.58 ID:DgknfjSa0
一夏「あらら、どこ行ったかわかるか?」

ラウラ「学園の外に用事があると言っていたな」

一夏「そっか好都合だな、サンキューラウラ」

ラウラ「あ、待て!せっかくだからゆっくりしていったらどうだ?」

ラウラ「・・・・いない」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:32:51.79 ID:DgknfjSa0
一夏「む・・・・前から来るのは・・・・
    うっ・・・凸凹コンビだ・・・・
    逃げなくては・・・・」

俺がUターンしようとした瞬間

鈴「あ、一夏」

セシリア「一夏さーん」

一夏(くぅ、なんという不覚・・・・)

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:36:14.11 ID:DgknfjSa0
セシリア「一夏さん一夏さんこれからどこかに出かけませんか?」

鈴「あたしよ!あたしと出かけるのよ!」

あっという間に俺は強力なプレデターに捕まってしまった

一夏(くそっ、俺の目的はシャルなんだ・・・・)

一夏(んっ、あれは・・・・Gファルコン)


一夏(じゃなくてTHE・ぼっち箒
    相変わらずソロだけどこれは使える)

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:39:28.77 ID:DgknfjSa0
一夏「ほうき~~~~~~~~~~~~!」

箒「ん?・・・・一夏!
  あ、お前たち何をしている!」

鈴「何ってただしゃべってるだけじゃない」

セシリア「今箒さんには関係ありませんわ
      ロッカーの中にでも入っていてください」

ワイワイガヤガヤ
一夏(いまだっ・・・・・)
サササ

一夏「ふぅ~、なんとかなったぜ
    一生やってな学習できない三馬鹿ども」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:43:13.17 ID:DgknfjSa0
一夏「やっと学園の外に出れたが
    肝心のシャルがどこにいるのか」

一夏「ほんと見当がつかないからな
    ってかシャルが帰ってきてからでよかったな」

一夏「でも部屋に戻っても絶対あの脇役四人衆が待ち構えてるしな」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:46:51.02 ID:DgknfjSa0
一夏「ん、あれはけしからん乳の山田先生」

一夏(さて、声をかけるべきか)

山田「あ、織斑くん、こんにちは~」

一夏(うっ・・・・先生だけに先制攻撃だ
    気付かなかった振りするか?
    ・・・・それは無理だな、距離が近すぎる)

一夏「こんちわ~、先生」(チッ

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:50:50.33 ID:DgknfjSa0
山田「織斑くんも外出ですか?」

一夏「は、はい・・・そんなとこです」

山田「どこか遊びに?」

一夏「まぁ・・・そんなとこです」

山田「そうですか、ではまた休日明けに会いましょう」

一夏「は、はい・・・・」

一夏(山田先生ってどことなくシャルに近いよな
    髪型とか髪型とか、いや髪型だけなんだけど)

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:53:37.30 ID:DgknfjSa0
一夏(もうシャルじゃなくていいや、似たようなもんだろ)

一夏(ま、とはいっても全力を尽くすのがここの一夏さんなんで)

一夏(ここからは一夏フェロモン最大稼働で作戦実行するぜ)

一夏「山田せんせぇーーーーー!」

ダッ・・・

山田「はい、どうしました織斑くん」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 12:57:24.40 ID:DgknfjSa0
一夏「あの・・・・山田先生って美人・・・・ですね・・・・」

山田「へっ!?い、いきなりどうしたんですか?」

一夏「いや、正直に見たままを言っただけなんですけど」

一夏「スタイルも性格もいいし、こんな人がお嫁さんにいたらなぁーって・・・」

山田「お、織斑くん・・・・?」

一夏「す、すみません、困りますよね?」

一夏「山田先生と付き合えたならなぁ~って思ったんですけど
   先生ほどの美人がフリーなわけないですもんね・・・・」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:01:00.31 ID:DgknfjSa0
山田「そ、そんな・・・織斑くん、私今付き合ってる人いません!」

一夏「え・・・そうなんですか?じゃあ俺が・・・・」

山田「はいっ!」

一夏「じゃあちょっと・・・・我がまま聞いてもらえますか?」

山田「なんでも!」

一夏(ちょろっ・・・・)

一夏「俺金髪の人に膝枕してもらうのが夢だったんです」

山田「き、金髪ですね!すぐ染めてきます!」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:04:30.47 ID:DgknfjSa0
しばらくして

山田「どうですか・・・・?」

一夏(やっぱあんま似てねーや)

一夏(さて、どうやって切り抜けるかな・・・・)

山田「では・・・・公園にでも行きませんか?」

一夏(いかないっつの)

一夏(はやく思いつけよ!俺!一夏脳内会議はじめっぞ)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:07:33.43 ID:DgknfjSa0
一夏A「全然にてねーじゃねーか」

一夏B「どういうことだよこれ」

一夏C「ってかこのまま山田の嫁になっちゃうの?

一夏D「Cお前ラウラ入ってんぞ」

一夏E「真面目に考えろお前ら」

一夏F「普通に振っちゃえば?」

一夏A「そりゃひでーよ」

一夏G「じゃあどうすんだよ」

一夏E「なにこれこんだけ集まってお前らほんとつかえねーな」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:12:17.68 ID:DgknfjSa0
一夏C「使える一夏Eくんが最良の手段を教えてくれるそうです」

・・・・・・・・

一夏D「おい、早く言えよE」

一夏E「もう逃げちゃえよ、めんどくせー」

一夏G「これからの学園生活どうすんだよwww」

一夏E「知るかよ、どうせ五馬鹿もいるしそこらへん有耶無耶になるだろ」

一夏A「おし、それでいこう!会議終わり」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:15:47.34 ID:DgknfjSa0
一夏「・・・・・・ふぅ」

一夏「山田先生・・・・?」

山田「はいっ♪織斑くん!」

バンッ←猫だまし

山田「わひゃぁ!」

ダッ

山田「あれ?織斑くん?・・・・・
    織斑くん?織斑くーーーーーん」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:20:45.90 ID:DgknfjSa0
一夏「はぁ・・・・なんだかどっと疲れが出た」

一夏「まじもう帰って休みたい」

一夏「・・・・・携帯使えばいいんじゃん」

一夏「一夏A~Gマジつかえねー」

ピッピッ・・・・

一夏「あ、シャル?俺だけど」

一夏「うん、あのな、今日の・・・あ、やっぱ明日の22時に
    ○○公園の木の下にきてくれないか?」

一夏「うん、うん、じゃあ・・・・待ってるから」

ピッ

一夏「ふぅー・・・・・弾の家いってゲームしよ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:27:20.67 ID:DgknfjSa0
その日の夜

一夏「さて、明日の準備するか」

一夏「しかしこんなことするのいつ以来だ?」

一夏「・・・・・何やってんのかな俺」

一夏「まぁいいかさっさとやるとするか」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:30:58.62 ID:DgknfjSa0
一夏(朝か・・・眠いなぁ・・・)

一夏(んんっ・・・・もうちょっと・・・・)

ムニュッ
一夏(なんだラウラがいるのか
    もしかしたら最後かもしれないからな
    抱き枕にして二度寝するか)

zzz・・・・
・・・・zzz・・・・

箒「一夏!朝だ・・・・またお前かラウラ!!」

一夏(あいたたぁ・・・・またお前かはこっちの台詞だ箒)

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:35:09.18 ID:DgknfjSa0
一夏(またラウラと箒が争ってやがる
    お前らほんと元気だな・・・・
    ・・・・さっさと支度して教室いくか)

シャル「おはよ一夏♪」

一夏「おっ、おはようシャルシャル」

シャル「フフッ、シャルシャルってなに?」

一夏「適当に言っただけだよ(シャルご機嫌だなぁ)」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:40:06.45 ID:DgknfjSa0
一夏(またあの四馬鹿に付き合わされて
    めっちゃ体力減らしたけどやっと夜になった)

一夏「よしっ・・・・行くか・・・・」

一夏(普通のルートで行けば高確率でセシリア、鈴に遭遇する
    分かってんだよ・・・・お前らが待ち伏せしてることは・・・・
    だからこっちだ・・・・別ルート・・・・)

俺は部屋のベランダから白式を展開して外に降りた

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:49:38.72 ID:DgknfjSa0
一夏(さて、準備は整った・・・・)

一夏(いよいよ今夜シャルを落とすことになる)

一夏(・・・・・・・・・・きたっ!!)

シャル「一夏~♪」

一夏「シャル~こっちだー」

一夏(フヒヒwwwまだだwwwまだ笑うなwwwしかしwww)

シャル「!?・・・・わ、わわっ」

ドスーンッ!!

一夏「引っかかったな!落とし穴だ!!」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:54:38.53 ID:DgknfjSa0
シャルは2mはある巨大な落とし穴にかかった

一夏(やった!!シャルを落とした!
    おれはシャルを落としたぞ!!)

シャル「・・・・一夏ぁ~・・・・」

シャル「・・・・この落とし穴一夏がつくったの?」

一夏「ああ・・・・俺が作った・・・・」

シャル「どうして!?どうしてこんなことをするの?」

一夏「それはな・・・・」

俺はシャルの落ちた落とし穴に自ら足を踏み入れた

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 13:58:29.18 ID:DgknfjSa0
一夏「こうして二人っきりで話を聞いてもらうためさ」

シャル「・・・・・」

一夏(うっ・・・流石シャル・・・すぐさま懐疑の目を向けてくる
    二組やチョロリアならすぐ騙されるのに・・・・)

一夏(だがしかし、この話が始まるとっくの昔から
    既にシャルはおちてるはずだ)

一夏(・・・・・よしっ)

一夏「なぁシャル?」

プイッ
シャル「・・・・なに?」

一夏「こんなことしたら怒るか?」

俺はシャルを抱き寄せる

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 14:03:11.09 ID:DgknfjSa0
シャル「い、一夏///?」

・・・・・・

俺はシャルの耳元にそっとささやいた

一夏「俺の彼女になってくれ」

一夏(もうおちてるんだからこんな単純な言葉でも大丈夫だろ
    気の利いた言葉なんてとっさにでないしな)

シャル「・・・・うん////
     僕・・・今とってもうれしいよ」

一夏「シャル・・・・」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/04/30(土) 14:06:03.80 ID:DgknfjSa0
こうして俺たちは恋人同士になった

あの後俺たちは部屋に戻り
あんなことやこんなことをした
↑見せられないよ

彼女になったシャルはいつも以上に
甘え出してとてもかわいい

画面の前の君たち、どうだ羨ましいか?

お し ま い

引用元: 一夏「シャルをおとしたい」