1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:01:58.08 ID:Dfg6ns3b0
一夏は落胆していた。

一夏「はあ…」

一夏「確かに俺の周りの女の子は魅力的なんだけど…」

一夏「なんで…なんでみんな髪が長いんだよ!」

一夏「残念ながら俺のフェチズムとは合致しない…」

一夏「…しょうがない、今日も山田先生をオカズに抜くか…うっ」ハァハァ

そんな一夏の嘆きを隠れて聞いている者がいた。

ラウラ「…」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:08:37.07 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「皆、まずいことになった」

シャル「あれ、ラウラ、どうしたの?」

箒「何かあったのか」

ラウラ「一夏は私たちは髪が長いから駄目らしい」

鈴「いや、どういう意味よ。駄目ってなにが駄目なのよ」

セシリア「一夏さんが何か言っていたのですか?」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:17:29.52 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「いや、今また嫁の部屋に忍び込もうと思って部屋の前まで行ったんだ」

鈴「あッアンタまた抜け駆けして…」

セシリア「そ、そうですわ、抜け駆けはいけませんわ!」

シャル「いや、それよりもラウラ、それでどうしたの?」

ラウラ「ああ、そうしたらあいつの部屋から独り言が聞こえたんだ。何故あいつらは髪が長いんだ、とかフェチズムがどうとか」

箒「ふぇ、フェチズム!?」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:25:44.87 ID:Dfg6ns3b0
シャル「なるほど…だから僕たちは髪が長いから一夏の気を引けない、と」

セシリア「…た、確かに私たちは髪型に多少の差異はあれど…」

鈴「みんなロングね…」

箒(い、意外だ…まさかあいつがショートが好みだったなんて…)

5人(ん?ということは…)

5人(髪を短くすれば一夏(さん)を振り向かせることができる…!?)

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:33:40.89 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「…」

シャル「…」

箒「…」

鈴「…」

セシリア「…」

シャル「ぼ、僕、ちょっと急用を思い出しちゃった」

セシリア「わ、私もですわ!」

箒「私もだ!」

鈴「あたしも!」

ラウラ「私も今から髪を切りに行こうと思ったところだが、皆急用なのか」

4人「…」


俺は原作読んでないから更科某は知らないんだ、あと書き溜めもない

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:39:38.51 ID:Dfg6ns3b0
箒「とは言ったものの…」

箒「短い、という情報だけで細かい情報まではわからない…」

箒「一体どんな髪型にすれば一夏は喜ぶのだろう…」

>>30

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:44:12.71 ID:Dfg6ns3b0
箒「恐らく他の4人も髪を切ってくるだろう…」

箒「ということはほかの4人がしないような特別な髪型しかない…!」

~美容室~

美容師「ラッシャーセー」

箒「…も、モヒカンにしてください」

美容師「ちょwwwwwwwww」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:51:31.04 ID:Dfg6ns3b0
早速美容師はバリカンを箒の即頭部に入れ、髪を剃り落としていった。

箒「…」

箒は好いた男のためとはいえ、幼い頃から伸ばした髪が無残にも剃り落とされていくのを鏡で見て、涙を流していた。

美容師(ちょwwww自分で言ったくせに泣いてるwwww気まずいwwww)



セシリア(一体、どんな髪型なら一夏さんは喜んでくれますの…?)



セシリアの髪型>>45

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 12:53:37.26 ID:Dfg6ns3b0
今度は安価遠すぎたかな…

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:00:12.84 ID:Dfg6ns3b0
セシリア(そういえば他の4人も髪を切ってくるんですわね…)

セシリア(その場合、もし他と髪型が被れば埋没するのは必至…)

セシリア(となれば他とは絶対被らない奇抜な髪型、即ちモヒカンしかありませんわ!)

~別の美容室~

美容師「いらっしゃいませ、本日はどのように致しますか?」

セシリア「モヒカンでおねがいしますわ!」

美容師「!?」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:07:54.25 ID:Dfg6ns3b0
美容師「ほ、本当にいいんですか…?」

セシリア「ええ、構いませんわ!ガンガンお願いしますわ!」(ふふふ、これで一夏さんは私のものですわ///)

その言葉を聞くと、美容師は躊躇いがちにセシリアの長く美しい金髪にバリカンを入れた。

次々に髪は真ん中のみを残して剃り落とされていくが、セシリアは意にも介さず、一夏とのラブラブ生活を妄想し、ニヤニヤ笑いを浮かべるのみだった。


鈴「あいつ、どんな髪型が好きなのかしら…?」


鈴の髪型>>65

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:13:46.14 ID:Dfg6ns3b0
鈴「他のやつらも髪切ってくるのよね…」

鈴「ただでさえなんか私は一夏からの印象が薄い気がする…クラスも違うし」

鈴「…もひかんよ!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:25:21.94 ID:Dfg6ns3b0
鈴「…」

鈴は自室の鏡の前に立っている。そしてその手にはバリカンが握られていた。

鈴「はぁ…」

鈴は自分の髪を2つに結んでいるリボンを外した。髪が下りる。

鈴「そういえば私の髪、結構伸びてたのねー…」

鈴「…」

一通り感慨に耽ったあと、鈴は自ら髪にバリカンを入れた。やや茶色がかった髪がバサバサと音を立てて落ちてゆく。

鈴(うわ…変な頭…)

鏡に写る奇異な自分の姿に、鈴は泣き笑いを浮かべた。



シャル「一夏を確実にモノにするには…」

シャルの髪型>>87

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:36:04.63 ID:Dfg6ns3b0
シャル「って言ってもやっぱり情報が少なすぎる…」

その時シャルはたまたま付いていたテレビに目を向けた。

テレビ「ソーラーヲコーエテー」

シャル「これは…以前一夏が話していたアニメ…?」

~回想~

一夏「つまり日本のロボアニメに置いて鉄腕アトムこそが原点であり至高なんだよ!」

シャル「へ、へぇ、そうなんだ…」

~回想終わり~

シャル「こ、これだ!」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:40:23.13 ID:Dfg6ns3b0
~また別の美容室~

美容師「いらっしゃいませ」

シャル「この日本のアニメーションの、アトムヘアーにしてください!」

美容師「かしこまりました」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:50:43.12 ID:Dfg6ns3b0
美容師はまずシャルの襟足をこれでもか、というくらいにバッサリと切り捨てた。

次に長いもみあげ、前髪を容赦なく切っていく。

シャル(う、うわぁ、短い)

恐らくこの世に生をうけた時以来であろうほどの短さにされるシャル。

さらに美容師はシャルの髪を真っ黒に染め始めた。色の指定はしていないのに、恐らく完璧主義なのだろう。

最後はワックス、パーマを使い、シャルの髪をカッチカチに固めた。黒光りしている。その様はまさにアトムであった。

シャル(うう…なんて髪型…だけどこれ程の短さなら恐らく他の4人よりも勝るはず…)

内心ショックは隠せなかったがなんとか自分を納得させるシャルであった。

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:54:40.65 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「おいクラリッサ、短くて良い髪型を教えてくれ」

クラリッサ「髪を切るのですか、隊長」

ラウラ「ああ、短ければ短いほうが良いらしい」

クラリッサ「らしい…?」

ラウラの髪型>>115

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 13:58:49.59 ID:Dfg6ns3b0
セミロングで範囲が広くてわからん、さらに詳しく言うとどんな感じ?

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:02:49.19 ID:Dfg6ns3b0
セミロングでググッたら1番上に出てきた感じのやつで良い?

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:05:10.54 ID:Dfg6ns3b0
じゃあどっちか安価>>137

モヒカンかグーグル先生の思し召しかそれ以外は下

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:18:01.86 ID:Dfg6ns3b0
じゃあモヒカンで、ごめんね>>115


クラリッサ「じゃあセミロングでしょう」

ラウラ「セミロング?」

クラリッサ「ええ、ここに日本のとある文献があります」

クラリッサ「この文献では大量の人物が出てくるのですが一番多いのがこのモヒカンです。」

クラリッサ「頭頂部含める中央部は長いまま、即頭部は綺麗に剃り上げる」

ラウラ「なるほど、ロングとベリーショート、足して2で割ればセミロングか」

クラリッサ「ええ、この文献のモヒカン人口からしてもこれが日本のスタンダードなのでしょう」

ラウラ「なるほど、嫁は日本人だしな。でかしたぞクラリッサ」

165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:29:50.00 ID:Dfg6ns3b0
早速ラウラは自ら部屋でバリカンを手に髪を剃り始めた。

思えば物心ついたころから髪を切った覚えがほとんどない。

クラリッサから送られた資料をもとにぎこちない手付きで即頭部の髪を落としていくラウラ。長く美しい銀髪がサラサラと落下していく。

ラウラ(しかし日本人は変わっているな、こんな髪型が主流とは。IS学園では見たことはないが)

そう考えているうちにラウラの髪は中央部の長さだけその面影を残し、モヒカンへと変貌した。

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:36:49.58 ID:Dfg6ns3b0
~一夏の部屋~

一夏「…うっ…ふう」

一夏「はぁ…山ニーももう飽きてきたな」

ピロロ~ン

一夏「ん?メールが来てたのか…うわ、5件も来てる」

一夏(あの5人だ…ん?)

一夏「今から会いたい…?」

172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:46:04.19 ID:Dfg6ns3b0
箒(大丈夫だ、自信を持て箒)

箒(いくら好きな男のためとは言え、モヒカンにしたんだぞ?これ程の覚悟を他の4人が持てるか?いいや持てない)

箒(一夏…)

箒(しかし、やはり恥ずかしいな…一夏の部屋までカツラを被ろう…)


セシリア(ふふふ、一夏さんは絶対私が頂きますわ)

セシリア(こんなに奇抜で素敵な髪型の方など私以外は絶対にいませんわ…)

セシリア(ふふふふ///)

セシリア(そうですわ、一夏さんを驚かせるため、会うまでカツラを被っていきましょう!)

セシリア(うふふふふふ///)

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 14:57:53.67 ID:Dfg6ns3b0
鈴(うう…もひかん恥ずかしい…)

鈴(もし一夏の部屋に行くまでに誰かに見られたら憤死ものだわ…)

鈴(でもあたしカツラとかもってないし…とりあえず部屋にあった帽子を被って行こう)


シャル(完璧にアトムヘアーだなぁ…)

シャル(一夏に見せるまでは誰にも見せたくないし、帰りにカツラを買ってから会いに行こう)



ラウラ「よし、早速嫁に見せにいくか」ガチャ

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:07:44.42 ID:Dfg6ns3b0
~一夏の部屋の前~

箒(つ、ついに部屋の前まで来てしまった)

箒「お、おい、いち…」

セシリア「あら、箒さんではありませんの?」

箒「せ、セシリア!お前も一夏になにか用事か?」

セシリア「そ、そうですわ、箒さんも?き、奇遇ですわね~…」

ふたり(こいつ、髪型が変化していない…!?)

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:16:33.73 ID:Dfg6ns3b0
鈴「あ、あんた達一夏の部屋の前でなにやってんのよ!」

セシリア「あら鈴さん…ってなんですのその大きな帽子は」

鈴「べ、別になんでもないわよ…」

シャル「あれ、みんな~どうしたの、一夏の部屋の前で」

箒「シャルロット!い、いや皆ちょっと一夏に用事が」(こいつも髪型変わってない…)

シャル「そ、そうなんだ~実は僕もなんだよね」(鈴の大きい帽子は怪しすぎるけど皆髪型変えていない…!?)

185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:22:58.32 ID:Dfg6ns3b0
セシリア(ど、どういうことですの!?なんで皆さん揃いも揃って髪型が変わっていませんの!?鈴さんは怪しいけど)

鈴(どういうことよ…あたしなんかもひかんにしたっていうのにこいつら変化なしじゃない!もしかして髪切ったのあたしだけ!?)

ガチャ

一夏「お~い誰か呼んだか…って4人とも?会いたいってどうしたんだ?」

4人「!!!」

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:30:45.37 ID:Dfg6ns3b0
セシリア(ご、誤算でしたわ!)

箒(みんな髪を切ってくるだろうと読んであえて奇抜な髪型にしたのに!)

鈴(ほ、他に誰も切ってこないなら普通にショートにすれば大勝利だったじゃない!)

シャル(い、いやでもまだ!髪を切ったことは他の誰にも言ってない!このままなんとかやり過ごせば…!)

すたすた
ラウラ「む?嫁、それにみんな、集まっていたのか」

一夏「ああ、ラウラ…ってお前!」

箒・セシ・鈴・シャル「!!!!!!」

190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:39:11.12 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「うむ、嫁よ、どうだ?お前が短いのが好きだと言っていたから切ってきた///」

箒「…な」

セシリア「ななな…」

鈴「なんでよーーー!!?」

鈴の叫び声と共に箒のヅラ、セシリアのヅラ、鈴の帽子が地面に落ちた。

そこに広がる光景は慣れ親しんだ学園のものではなく、さながら世紀末であった。

一夏「oh…」

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:46:59.21 ID:Dfg6ns3b0
ラウラ「なんだお前たちもモヒカンだったのか、やはりクラリッサの言うとおりこれが日本のスタンダードなのだな」

ラウラの呑気なセリフをよそに、ほかの三人は絶望に打ちひしがれていた。

箒「何故だ…何故こんなことに…」ブツブツ

セシリア(なんだか急に頭が寒くて冷えてきましたわ…うう…)

鈴「ううっ…こんなのってないわよぉ…せっかく思い切って決心したのに…」グスグス

シャル「…」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 15:59:39.07 ID:Dfg6ns3b0
シャル(勝った)

シャル(完全に勝った!なんなの皆!?いくらなんでもモヒカンはないよ!限度を考えなよ!)

シャル(一夏も呆然としてるし!)

一夏「」

シャル(いくらアトムヘアーでもモヒカンより全然良い!ていうかそもそも一夏アトム好きだし!)

シャル「ねぇ…いちかぁ…」

そうしてシャルはヅラを外した。

202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:07:31.53 ID:Dfg6ns3b0
箒・セシ・鈴・ラウラ「!!!?」


そこに現れたのは鉄腕アトムだった。その黒光りした2本の角はさながら世紀末の世界に一筋の光をもたらす10万馬力のヒーローであった。


シャル「いちかぁ…ど、どうかな?///」


一夏「…」

204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:17:46.34 ID:Dfg6ns3b0
一夏「…」

ガチャッ バタン

一夏は黙ったまま自分の部屋に戻った

シャル「…え、ええ!?」

セシリア「プッ、プクククッwwwシャルロットさん、あ、あなたなんて頭に…ww」

鈴「あ、あははははww」

箒「だ、ダメだぞ、人の頭を見て笑うなど…ぶふぅっww」

ラウラ「なかなかスタイリッシュな髪型だな」

シャル「ううっ…な、なに笑ってるの!みんななんかモヒカンだよモヒカン!」

ギャーギャー

ガチャッ

一夏「…」

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:22:41.09 ID:Dfg6ns3b0
セシリア「あっ…一夏さん、一体どうし…!?」

5人は目を疑った。部屋から出てきた一夏の手に握られていたのは紛れも無く、バリカンだったのである。

シャル「い、いちか…?」

箒「そ、それで、なにをする気だ…?」

鈴「ま、まさか」

一夏「…」

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:27:57.15 ID:Dfg6ns3b0
一夏「…みんな、ありがとうな…俺の好みに合わせてみんなそれぞれ髪を切ってきてくれたんだよな…」

一夏「その心は嬉しく思う」

ラウラ「一夏…?」

一夏「だけどなぁ…だけど…」

一夏「俺は、丸坊主が好きなんだよおおおおおお!!!」

5人「」

216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:38:05.57 ID:Dfg6ns3b0
そこからは一夏による直接の剃髪式が始まった。

好いた男が坊主フェチを高らかに宣言した以上、だれも逆らう者はおらず、むしろ我先に、とねだる始末であった。

箒「い、一夏!私の髪を剃ってくれ!」

セシリア「い、いや!私の髪を剃ってください!一夏さん!」

鈴「あたしが先よね!?一夏!」

シャル「み、みんなはもうモヒカンでほとんど坊主みたいなものなんだから!僕の髪を剃ってよ一夏!」

ラウラ「私だ、嫁よ」

一夏「まぁまぁ、順番に並べよ俺の愛しい豚共!」

こうして剃髪は行われていった。剃られている間はみな一様に恍惚の表情を浮かべていた。

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:48:40.01 ID:Dfg6ns3b0
それからというもの、坊主になった5人は常に一夏の傍に侍るようになった。

箒「い、一夏ぁ///」

一夏「ああ箒、相変わらずお前の頭は気持ちいいな」ジョリジョリ

セシリア「一夏さぁん///」

一夏「ああセシリア、やはり金髪の坊主は趣があっていいなぁ」サスサス

鈴「い、一夏ぁ///」

一夏「うん、鈴の坊主もいいなぁ、中国の修行僧みたいで」ナデナデ

シャル「いちかぁ、僕ね、また昨日部屋で剃り直してきたからこんなに短いよ///」

一夏「おお、本当だ!こんなにタオルが引っかかるぞ!」グググ…

ラウラ「嫁、どうだ?///」

一夏「ああ、いつ見てもラウラは坊主が似合うなぁ」ペロペロ

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:53:42.90 ID:Dfg6ns3b0
しかし、この一夏ハーレムは共通点が坊主であることはすぐに分かり、他のハーレム加入を望む一般生徒の間でも坊主は大流行し、生徒、教員も含め、

ほとんどの者が坊主になった。

一夏「いやー、天国だわ、この学園」



                   おわり

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:55:42.14 ID:QIuSSZmVi
本日のマジキチスレ

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/09/28(水) 16:55:52.46 ID:Dfg6ns3b0
以上で終わりです。途中安価でグダってすまんかった。


あと俺は別に坊主フェチではなくショートフェチです。

引用元: 一夏「なんでロングばっかりなんだよ!」