1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 15:23:20.21 ID:SYWLsnbr0
一夏「千冬姉ってさぁ~ペチャクチャ」

千冬「学校では織斑先生だろ馬鹿者」ゴツン

一夏「いて、そりゃないぜ」

ペチャクチャ ペチャクチャ


ラウラ「」

シャル「どうしたのラウラ?」

ラウラ「ん?あぁ」

ラウラ「姉弟とはいいものだな、と思ってな」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 15:41:05.91 ID:SYWLsnbr0
シャル「そうだね」

ラウラ「」ボー

シャル(前から思ってたけどラウラってなんか妹みたいで....)

シャル(.....か、可愛いな///)

シャル「そ、そうだラウラ!」

ラウラ「なんだ?」クルッ

シャル(クゥ!そんな上目遣いで見ないでよ////.....ってそうじゃなくて)

シャル「ラウラはお姉さんが欲しいのかなぁ?」

ラウラ「ん?まあな」

ラウラ「教官みたいなかっこいい人がいいな」

シャル「教官ほどかっこ良くはないけどさぁ」

シャル「僕でよけれはラウラのお姉ちゃんになってあげるよ!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 15:46:46.89 ID:SYWLsnbr0
ラウラ「.....」ジー

シャル「......ゴクリ」

ラウラ「それは本当か?」

シャル「う、うん」

ラウラ「そ、そうか~私のお姉さんかぁ~」モゾモゾ

シャル「うん//」

ラウラ「よろしくねシャルロットお姉ちゃん!!」

シャル「よ、よろしくね/////」

シャル(.....生きててよかったぁ/////)

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 15:52:30.64 ID:SYWLsnbr0
~食堂~

鈴「ったく一夏はどこに行ったのよ!」

セシリア「さぁ~。箒さんはご存知で?」

箒「いや、私は.......って」

箒「ん?....何だあれは?」

鈴「シャルロットとラウラじゃない」

セシリア「何をしていらっしゃるのでしょうか?」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 15:58:49.12 ID:SYWLsnbr0
ラウラ「んむ~箸じゃ食べられないぞ、お姉ちゃん」ジー

シャル「慣れなきゃダメだよ!ラウラ」

ラウラ「むぅ」

ラウラ「じゃ、じゃぁ慣れるまでお姉ちゃんが食べさせてくれ」

シャル「///しかたないなぁラウラは///」

シャル「はい、あーん」

ラウラ「あーん」モグモグ

ラウラ「うん美味い!!」


セシリア「あ、あの2人はなにをしているのでしょう?」

鈴「...........」ボー

箒「どうした鈴?」

鈴「.............ぃぃ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:05:43.65 ID:SYWLsnbr0
セシリア「え?鈴さん?」

鈴「」トコトコ

セシリア「鈴さん!どちらに!?」


シャル「じゃぁ次、あーん」

ラウラ「うむ」モグモグ

スタスタ

鈴「.......」ジー

シャル「や、やあ鈴。何をみてるなかなぁ?」

ラウラ「どうしたお姉ちゃん?って鈴じゃないか?」モグモグ

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:21:42.31 ID:SYWLsnbr0
鈴「.........ラウラ.......頼みがあるの......」

ラウラ「ん?」


バサッ!!!!!!



箒「お、おい。鈴がラウラに土下座してるぞ.....!?」

セシリア「信じられませんわ....」

セシリア「あの鈴さんが......」



鈴「お願い!!私もお姉ちゃんって呼んで!!」スリスリ

ガタッ

シャル「ダメだよそんなの!これはクラスメイトの僕の特権なんだから!!」

シャル「2組は下がってて!!」

鈴「なによ!あなたに決める権利は無いわ!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:26:14.50 ID:SYWLsnbr0
シャル「ラウラは僕の妹なんだから!!」

鈴「そんなのズルいわよ!私だって前から目を付けてたんだから!!」

ラウラ「??」モグモグ

鈴「そうよ、ラウラに決めてもらいましょ!」

シャル「!?ま、まぁラウラが決めるなら......」

鈴「どうなのラウラ!?私とシャルロット、どっちがいいの?」

ラウラ「わ、私は......」

ラウラ「どっちも好きだぞ」モグモグ

シャル鈴「ラウラ.....//////」ウルウル

箒「聞き捨てならないなぁ」スタス

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:43:17.80 ID:SYWLsnbr0
鈴「箒!ま、まさかアンタも!?」

箒「.......そうだ」

箒「私も『ラウラー』だ」

鈴「やはりね、、」

シャル「え?ら、『ラウラー』?」

鈴「何よアンタ?知らないの?」

シャル「ご、ごめん....」

箒「『ラウラー』と言うのはな、ラウラに母性本能をくすぐられた者達が集って作った会の事さ」

シャル「そんな会があるの?」

鈴「えぇ、この学園の83%は既に『ラウラー』よ」

シャル「ええ!!?」

箒「ただでさえラウラと同室というだけで命を狙われてるお前が」

箒「まさか『お姉ちゃん』と呼ばせているとはなぁ~」ヤレヤレ

シャル「僕命を狙われてたの!!?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:47:05.12 ID:SYWLsnbr0
シャル(そういえば前に、歯磨き粉と洗顔フォームが入れ替わってた事があったなぁ)

シャル(あ、あれも『ラウラー』の仕業!!?)

シャル「わかったよ、、」

シャル「もうラウラには近づかないよ....」

鈴「分かればいいのよ」


ラウラ「お姉ちゃん、話は終わったか?」

シャル「う、うん」

ラウラ「じゃあご飯の続きをしよう!」ニコッ

シャル「//////」

シャル(あ~無理だわこれは.....)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:52:55.64 ID:SYWLsnbr0
セシリア「........」


~一夏部屋~

コンコン

一夏「どーぞー」

セシリア「失礼しますわ」

一夏「あぁ」

一夏「さっそく状況報告を」

セシリア「実は....」カクカクシカジカ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:53:45.39 ID:SYWLsnbr0
・・・

一夏「なん....だと!?」

一夏「ラウラが......妹キャラに.....」

セシリア「どうします?教祖様」

一夏「しばらくは様子をみよう」

セシリア「わかりましたわ」

セシリア「そ、それより.....例のアレを....」

一夏「あぁすまん。忘れてた」ゴソゴソ

一夏「ほら、やるよ」ヒョイッ

セシリア「ああ!!」クンカクンカ

一夏「ラウラが裸で寝たシーツの匂いを嗅ぐなんて」

一夏「セシリアはとんだ変態さんだなぁ」

セシリア「ハァハァ///一夏さんこそ嗅ぐくせに//」クンカクンカ

一夏「ま、まあな//////」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 16:58:02.63 ID:SYWLsnbr0
~シャル・ラウラ部屋~

ラウラ「ふぁ~」ネムネム

シャル「眠いのラウラ?」

ラウラ「あ、あぁ」ネムネム

シャル「じゃぁ僕が子守唄でも歌うよ」

ラウラ「私は子供じゃないぞぉ~ふぁ~」ネムネム

シャル「ふふ、素直じゃないんだから...」

ラウラ「うぅ」ネムネム

シャル「ねーんねーn...ってあれ?寝てるし」

ラウラ」スースー

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:00:08.57 ID:SYWLsnbr0
シャル(か、可愛いな///)

シャル(学園の83%が『ラウラー』になるのも頷ける)

シャル「おでこくらいならいいよね////」チュッ


小型カメラ「」ジー

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:10:05.48 ID:SYWLsnbr0
~一夏部屋~

モニター<オデコクライナライイヨネ

一夏(シャル.....-3点。残り27点)カキカキ

一夏「今日はラウラが俺の部屋に来ないと思ったら....」

一夏「まさかあんな妾の子を慕っているなんて....」

一夏「許せない!!!!!」

ピポパポ

プルルルル

ガチャッ

一夏「俺だ。至急『ラウラー』のみんなを体育会に集めてくれ」

セシリア「わかりましたわ。すぐ手配します」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:25:12.85 ID:SYWLsnbr0
~体育会~

キャーキャー
キョウソサマー

一夏「今日『ラウラー』の皆さんに集まってもらったのは他でもない、ラウラ・ボーデヴィッヒについてだ!!」

一夏「このIS学園みんなの娘であるラウラたんの貞操を狙っている奴がこの学園にいるのだ!!」

キャー
ダレヨ
ダレガハンニンナンダ

一夏「そう!犯人はコイツ!!!」

スクリーン バッ

一夏「シャルロット・デュノアだ!!」

アノメスブタメ!!
ユルサナイ!!

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:27:48.40 ID:SYWLsnbr0
一夏「ラウラたんの貞操をまもるのだ!!」

ラウラー「「「おおおおおおお!!!!」」」

一夏「さぁ、いけ!!!殴りこみだぁ!!」


ラウラー「「「おぉおおおおおおおー!!!!!!!!」」」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:29:54.24 ID:SYWLsnbr0
一夏「ふぅ、これでラウラの貞操も安心だな」

千冬「織斑.....いや、一夏....」

一夏「は、はい」

千冬「演説.......うまくなったな//」テレ

一夏「千冬姉.....//」

千冬「そ、それよりお前も行ってこい。心配なんだろ?」

一夏「あ、ああ。行ってくる」

タッタッタッ

千冬「まったく....」

千冬「男らしくなりおって」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:37:22.46 ID:SYWLsnbr0
~シャル・ラウラ部屋~

シャル「なんだか廊下がうるさいなぁ」

シャル「せっかくラウラを寝かしつけたのに...」

ラウラ「」スースー

シャル「ちょっとみてこよ」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:40:24.64 ID:SYWLsnbr0
~シャル・ラウラ部屋前~

箒「よし、せーので開けるぞ」

セシリア「わかりましたわ」

鈴「いいわよ」

箒鈴セシ「せーーーーーn」

ガチャ

シャル「え?」

箒鈴セシ「え?」

シャル「なんでみんないるの?」

シャル「ってか何この行列!!!?」

箒「あぁ、これは『ラウラー』の皆さんだ」

シャル「『皆さん』ってこれ軽く400人超えてるよねぇ!!?」

ラウラー達「「「どーも」」」ゾロゾロ

シャル「え、あ、どうも」ペコリ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:45:20.47 ID:SYWLsnbr0
シャル「それより何の騒ぎ?」

箒「それは..

「それは俺から説明しよう!!!」

シャル「そりゃ助かる.....って一夏!?」

ラウラー達「「「教祖様のお見えだ!!」」」サッ

シャル「みんなひざまずいてるんだけど、、」

一夏「はじめまして」

シャル「え?」

一夏「教祖として会うのは初めてだね」

シャル「あ、あぁ」

一夏「『ラウラー』教祖の一夏・ボーデヴィッヒだ、よろしく」ニコ

シャル(苗字に関してはスルースルー)

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 17:55:26.58 ID:SYWLsnbr0
シャル「は、はじめまして。ラウラと相部屋のシャルロットです」ニコニコ

一夏「」プチッ

ラウラー達「」プチッ

一夏「へ、へぇ~相部屋なんだ?ふ、ふ~ん」イライラ

シャル「えぇ、さっきまで一緒に寝てましたけどなにか?」ニコニコ

一夏「や、やっぱ寝顔って可愛いの?」イライラ

シャル「さぁ、自分で確かめたら?.......って無理か。ごめんご」ニコニコ

一夏「」ピキーン

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:00:52.51 ID:SYWLsnbr0
一夏「こいつ縛れ」

箒鈴「はい!」

シャル「ちょ、やめてよ!謝るから!ね?一夏ぁ!?」

一夏「んー」


一夏「ラウラを手離すならいいよ」

シャル「無理に決まってんだろ?」

一夏「よし、この場で絞首刑だ」

シャル「ごめん!許し....ってく、苦しい」ウゥ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:08:20.91 ID:SYWLsnbr0
箒「もがいても無駄だシャルロット!!」ヒャハハ

シャル「う!.....う」メキメキ



ガチャッ

ラウラ「ふぁ~うるさいなぁ~寝れないではないか.....ってお姉ちゃん!?」

箒「ら、ラウラたん!!」

ドテッ

シャル「ハァハァ死ぬかと思った」

シャル「助かったよラウラ」

一夏「ま、まさか本人が出てくるとは」アセアセ

ラウラ「何をしている一夏?」

一夏「そ、それは....」アセアセ

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:11:28.73 ID:SYWLsnbr0
一夏「そ、そうだラウラ!こんな女より俺の妹になれよ!!」

一夏「きっと幸せにしてやるぜ!!」

ラウラ「嬉しいが....私にはシャルロットお姉ちゃんが...」

一夏「そんなビッチな女なんかより俺の方がよっぽど楽しいぜ!!」

シャル「う、うぐ.......ひどいよ一夏ぁ」ウルウル

一夏「ビッチは黙ってろ!!!」ギロッ

シャル「ひぃ!」

一夏「今なら箒お姉ちゃんと鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんと、その他400人のお姉ちゃんがついてくるぞ!」

鈴「そうよ!そんなブスよりこっちにおいで!!」

ラウラ「....」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:17:28.77 ID:SYWLsnbr0
箒「そーだぞラウラ。あんなやつほっとけ」

ラウラ「....」

一夏「さぁ!おいで!」

ラウラー達「「「おいで!!!」」」

ラウラ「...........ぉ、」プルプル

ラウラ「お姉ちゃんを馬鹿にするなああああああああぁああ!!!!!!」

一夏「!」

ラウラ「ひっぐ」プルプル

一夏(な、泣かせてしまった....ラウラたんを......)

箒鈴セシ(.........)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:18:38.51 ID:SYWLsnbr0
ラウラ「た、確かにお姉ちゃんはちょっと百合っけがあるし」

ラウラ「週3で男の人を部屋に連れ込んでるし」

一夏(やっぱビッチじゃねーか)

ラウラ「その度に私は部屋から追い出されるんだけど、、」

一夏(それでたまに俺の部屋に、、)

ラウラ「それでも最近はすごく優しくて、、」

ラウラ「だから....」プルプル

ラウラ「お姉ちゃんの悪口を.....言わないでくれよ」ヒッグ ヒック

シャル「ラウラ.......」

一夏「........」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:23:11.91 ID:SYWLsnbr0
一夏「ラウラー達.....解散だ」

箒「え、でも」

一夏「解散だ!!!!!」

箒「あ、あぁ」

ラウラー達「」ゾロゾロゾロゾロ

ラウラ「」ヒック ヒック

シャル「よしよし」ナデナデ


一夏「シャル」

シャル「!な、何かなぁ?」

一夏「俺はお前を認めた訳では無いからな」

シャル「........うん」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:25:21.24 ID:SYWLsnbr0
一夏「じゃあな」クルッ

タッタッタ

シャル「待って一夏!」

一夏「ん?」

シャル「私から頼みがあるの」

一夏「なんだ?」

シャル「これからは.....ラウラを女として見てあげて」

一夏「なぜ?」

シャル「ラウラもきっと.......そう願ってるから、、」

一夏「.....」

一夏「わかった」

シャル「........ありがと」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/29(木) 18:28:24.36 ID:SYWLsnbr0
一夏「俺からも一言」



「すまなかったな」

青春と言うのは失敗と成功の繰り返し。失敗すれば成功の喜びをしる。成功のすれば自身が持てる。
一夏は今回の件で失敗を知った。失敗をしり、彼はまた一段と強くなっただろう。

強くなった彼の話はまた別の機会に。


fin

引用元: 一夏「ラウラが妹属性になった」