20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 00:28:50.54 ID:pUaWArI9O
<イグッ!

貴音「め、面妖な…」カアア

P「貴音…まさか小鳥さんと同じ趣味が」

貴音「ち、違いますあなた様。らあめんの事を調べたら勝手に…」アタフタ

P「俺のパソコンで勝手に調べないでくれる?」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 00:39:49.20 ID:pUaWArI9O
貴音「…!そうです!あなた様のパソコンにこのようなものがあったのですからあなた様がこういう趣味を持っているのでは?」

P「馬鹿言うな。男には興味ない」

貴音「ならなぜこんなものが…」

<ドワンゴガ、ゴゴ…

P「動画サイトのやつじゃないか」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 00:47:06.50 ID:pUaWArI9O
P「勝手にパソコンを弄ったのは咎めないとして…どうしてこうなったか教えてくれ」

貴音「わかりません…ただ『旨いラーメンはココ!』とかかれたところをクリックしたら勝手に」

P「それだ。騙しリンクか何かだろうな」

貴音「騙しリンク?面妖な…」

<シャブレヨ

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 00:52:49.47 ID:pUaWArI9O
P「まだ見たいとは思わんだろ。切るぞ」カチカッ

貴音「…あなた様もこういう事をするのですか?」

P「…!す、するわけないだろ!なにを言っているんだ!」

貴音「本では男子同士の夜伽は国民の義務とかかれてました」

P「おい、その本持って来い」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 00:58:57.41 ID:pUaWArI9O
P「あのヒヨコめ…仕事場に同人誌持って来やがって」

貴音「同人誌とは太宰治が書いた小説が載ってる本ではありませんか?」

P「それとは違う」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:07:38.28 ID:pUaWArI9O
貴音「……」ホッ

P「どうした?」

貴音「いえ…あなた様が同性愛者ではなくて安心しました」

P「同性愛者なんかめったにいないんだがな、普通は」

貴音「あなた様がそういう趣味がないのをきいて安心しました。そういう事なのでらあめんを調べましょう」カタカタ

P「おいまて」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:10:46.37 ID:pUaWArI9O
P「一応俺の私物なんだか…」

貴音「待ってください、…『新しい餡掛けらあめん』?何でしょう?」カチ

P「…嫌な予感が」

<アッー!

貴音「」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:17:41.46 ID:pUaWArI9O
貴音「あわわわわ」アタフタ

P「洋物で無修正かよ!あぶねぇ!」カチャカチャ

<シカタ…

貴音「」

P「貴音!大丈夫か?意識はあるか?」

貴音「あ…あなたさ、様もあれぐらいの者を」カアア

P「いや、ない…じゃない。顔が真っ赤になってやがる。とりあえず休ませよう」

貴音「あ、あなあなあなあなた様…」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:24:57.54 ID:pUaWArI9O
<翌日>
<ニイチャンノアレ…、アラアラ、オトコノヒトッテ…
<ナノー、ウッウー、マッコリン…

P(気のせいかみんな俺を見ているような…。しかもアソコあたりを見られているような気が)

P「(まあとりあえず仕事の話をしなくては)雪歩、今日のスケジュール何だが…」

雪歩「ひいっ!?」ズガガガ

P「男嫌いが更に酷くなってやがる…」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:30:59.73 ID:pUaWArI9O
P(絶対貴音のせいだな…。今日は見かけないな?どうしたんだ)

P「小鳥さん。貴音は一体どこに?」

小鳥「確か倉庫にいましたよ?あっ、そういえば私の本知りません?」

P「没収しました。あんな内容の物持ち込まないでください」

小鳥「ピヨ…」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:37:02.28 ID:pUaWArI9O
P「貴音。いるか?開けるぞ?」ガチャ

貴音「……」ガタガタガタ

P「おいどうした。凄いふるえてるぞ?」

貴音「あ…あなた様、さま。お、おはようご、ございます」ガチガチ

P「どうした、体がガチガチじゃないか?」

貴音「き、昨日本を読んでいました…」

P(もういやな予感しかない)

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:45:41.89 ID:pUaWArI9O
貴音「本にはこうかかれていました…『男性は女性しかいない環境だと自分の物で全ての女性を突き殺す』と」ガタガタ

P「おい、なんだその本。…もしかしてそれを他のアイドル達にも教えたのか?」ガシッ

貴音「あっ…」

P「どうした?」

貴音「も、もう駄目です、私はもうすぐお腹の中から悪魔に食い破られて死ぬのです」ガクッ

P(本当どんな本読んだんだ?)

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 01:57:20.88 ID:Gu0Ve+YE0
P「…いいか貴音?もしあの本が正しければお前はもう死んでいるはずだろ?」

貴音「で、でも本では個人差があると…」

P「だとしてもだ。俺は貴音を(アイドルとして)大事にしてきたつもりだ。それがわからないのか?」

貴音「…!(カップルとして)大事にしてきたのですか?」

P「ああ、そうだ。だから心配するな、な?」

貴音「は、はい。あなた様///」ポッ

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 02:06:45.82 ID:Gu0Ve+YE0
<数日後>
<オメデトー、オメデトー、ウッウー
<ナノー、クッ、ダゾー

P(誤解は溶けたがやけにおめでたい感じで俺を見てるような…)

P「貴音、また何か言ったのか?」

貴音「いいえ、あなた様。私はいつもどうりのことをいったまでです」

P(まあ、揉め事でもないしいいか)

小鳥「社長がPさんと貴音をよんでたわよー」

P「…なんだろう?」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 02:15:04.13 ID:Gu0Ve+YE0
社長「…というわけだ」

P(単なる報告か)

社長「そう言えば君、ここの机に置いてあった本をしらないか?」

P「いえ、なにも。…何か重要なものでも?」

社長「いやいや、ちょっとしたものさ。友人が書いた小説何だが…内容がちょっとな」

P(…もしかして)

貴音(あなた様がずっと大事に。…ふふふ)ニコニコ

P「…何か楽しいことでもあったのか?」

貴音「ええ、あなた様。ふふ」


<終わり>

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/06/08(金) 02:22:07.53 ID:Gu0Ve+YE0
寝る。あんま淫夢ネタが無かったが野郎があんまいないから仕方ないね

引用元: 貴音「真夏の夜の淫夢?」