1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:09:39.60 ID:lHLPM8rm0
P(間違えた)

P(俺は、選択を間違えた)

P(女の立場が強いこの社会で――)

P(俺は、よりにもよって女性アイドル事務所のプロデューサーになってしまった)

P(間違えた)

P(テレビに映った表の顔にだまされて、)

P(俺は、『アイドルは他の女とは違うんだ!』と思ってしまった)

P(だから、怪しげなおじさんのスカウトに飛びついて、)

P(あまつさえ、それをチャンスだ! などと喜んでしまった)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394802579

2: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:12:56.99 ID:lHLPM8rm0
P(女男差別をしない女の子たちに囲まれて、)

P(彼女らのために働くことができる)

P(そう信じて疑わず、祝杯を挙げた日から一年)

P(俺は、日常的な女男差別と、深刻なセクハラ被害に悩まされていた)

6: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:22:20.89 ID:lHLPM8rm0
P「おはようございます」

春香「あっ、プロデューサーさん! おはようございます!」

P「春香か。早いな」

春香「はい。今日も一番乗りでした」エヘヘ

P(彼女の名前は天海春香。我が765プロ所属のアイドルだ)

P(人気上昇中の正統派アイドルで、芸能界では珍しく、裏表のないいい子だが……)

春香「すみません。収録があるので、そこ、通りますね」

P「ああ、頑張ってこい。……っ!?」

春香「それじゃ、行ってきまーす!」

P(近くを通る際の、軽いボディタッチ)

P(怒るに怒れない微妙なセクハラに、俺はいつも悩まされている)

8: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:27:17.66 ID:lHLPM8rm0
千早「おはようございます」

P「ああ、千早。おはよう」

P(今度は千早か)

P(この子もいい子なのだが、やはり、少々問題があって――)

千早「プロデューサー」

P「……はい」

P(事務所内では、俺の膝をいつも椅子代わりにしている)

10: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:33:06.94 ID:lHLPM8rm0
千早「~~~♪」

P(ソファーに座った俺の膝に座る千早)

P(いわゆる『もの扱い』だが、俺なんてまだ軽い方だと聞く)

P(女尊男卑がひどい事務所だと、男性プロデューサーを四つん這いにさせて、その上にアイドルが座るとか……)

P(それに比べたら、千早はいたって健全だといえる)

千早「プロデューサー? もぞもぞしないでください。雑誌が読みにくいです」

P「す、すまん」

P(もちろん、納得しているかいないかは別問題だが)

11: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:34:57.55 ID:lHLPM8rm0
響「はいさーい!」

P「おっ、響か。おはよう」

響「はいさい、プロデューサー! それに千早も!」

千早「ええ、おはよう」

P(……今度は響か)

13: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:39:07.94 ID:lHLPM8rm0
響「今日も千早とボイトレかー。そろそろオーディションを受けたいぞ」

千早「そうね。でも、実力がなければ受けても仕方ないわ」

響「それもそうだなー」

P(この子も、悪い子ではないのだが……)

響「ん? プロデューサー、シャンプー変えた?」

P(会うたびに俺の匂いを嗅いでくるのは、どうかと思う)

17: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:46:07.85 ID:lHLPM8rm0
響「シトラス系の匂いがするぞ……それに、耳の後ろがちょっと匂う」

響「昨日、お風呂でちゃんと洗った?」

P「あー……体はスポンジで洗ったんだが、耳の後ろは、シャンプーのついでに手で……」

響「ちゃんとスポンジで洗わなきゃ、汚れと匂いは取れないんだぞ!」

P「す、すまん」

響「まったく、もう。プロデューサーが臭かったら、みんな恥ずかしいんだからな!」

P「以後、気をつける……」

P(男性の体臭を、大声で追及するなんて……セクハラだ)

P(毎日のことだが、俺は顔から火が出そうだった)

20: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:50:08.59 ID:lHLPM8rm0
千早「それでは、行ってきます」

響「頑張ってくるさー!」

P「おう、しっかりやれよ」

P「……ふう。ようやく落ち着いたか」

P「これで自分の仕事ができる」

亜美「おっはー☆」

真美「あれ、兄ちゃん。おはよーん」

P(仕事は、無理か……)

21: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 22:56:32.73 ID:lHLPM8rm0
P(入れ替わりで事務所に入ってきた双子)

P(事務所のアイドルの中でも、こいつらのひどさは飛び抜けている)

亜美「おやおやー? 兄ちゃん、ヒゲのそり残しがありますなー」ニヤニヤ

真美「だらしないよ、兄ちゃんー」ニヤニヤ

P「ちょ、止めろって」

P(会うなり、身だしなみのチェックか)

P(全身なめ回すような視線に、背筋がぞっとする)

23: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:01:45.04 ID:lHLPM8rm0
亜美「ほら、見て。このグラビアアイドル、胸板がせくちー☆」

真美「うわっ、ほんとだ。胸板厚いねー。それに比べて……」

P「……」

亜美「兄ちゃんはひんそーだねー」ペタペタ

真美「胸筋、もっと鍛えないとダメだよー?」ペタペタ

P(事務所で大っぴらにグラビア雑誌を広げたかと思ったら、)

P(今度は俺の胸をまさぐる双子)

P(女子中学生は猿みたいな性欲を持っていると聞いたことがあるが……)

P(まさしく、この二人は猿だった)

25: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:17:35.35 ID:lHLPM8rm0
亜美「じゃあ、仕事に行ってくるねー」

真美「夕方のお迎え、よろしくー♪」

P「……」

P「ふう、行ったか」

P「まったく、おちおち仕事もできないな」

P「あいつらには、ほんと、困ったというか……」

26: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:20:09.34 ID:lHLPM8rm0
P「セクハラだ! って言い返せればいいんだろうけど……」

P「女尊男卑の社会だからな。司法もとりあってくれないよ」

P「それが嫌で、理想的な女の子……アイドルたちがいる世界に飛び込んだんだけど」

P「まさか、男の立場がより低いなんてな」

P「聞いてないよ、そんなの……」

29: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:23:41.26 ID:lHLPM8rm0
小鳥「お疲れみたいですね、プロデューサーさん」

P「あっ、小鳥さん」

小鳥「はい、お茶です。あまり思いつめず、リラックスしてくださいね」

P「すみません……」

小鳥「あんなこと、業界じゃ当たり前のことなんですから……」モミモミ

P「こ、小鳥さん!? 肩はこってませんから……!」

小鳥「気にしていたら、身がもちませんよ?」ピエヘヘヘ

P「や、止めてくださいぃ……!」(小声)

31: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:31:51.52 ID:lHLPM8rm0
~夜・居酒屋にて~

P「くそっ、女の奴らめ!」

P「子どもが産めるからって、調子にのるなよ!」

P「な、何が、『男が世界にひとりしかいなくても人類の未来は続くが、その逆はない』だ!」

P「女がそんなに偉いのか! 男はただの『種まき機』か!」

P「くそう、ちくしょう……あんまり調子にのってると、俺ぁ、フェミニストになっちゃうぞ……」ヒック

32: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:35:43.42 ID:lHLPM8rm0
律子「荒れているようですね、プロデューサー殿」

P「んあ? り、律子か……」ヒック

P「出たな、男の敵めー。女性社会の尖兵めー」ヒックヒック

律子「はいはい。お水を飲んで」

律子「あんまり酔っぱらうと、明日に響きますよ」

P「水……水、水」ングング

律子「ふふっ」

33: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:42:58.19 ID:lHLPM8rm0
P「あー、酒。酒が抜けた。店員さーん」ウイー

律子「ダメですって。さっ、もう出ますよ」

律子「ほら、肩を貸しますから」

P「あっ、すま、すまない……」ヒック

律子「いえ、お気になさらず」

P「律子……お前は、女だけど、いい奴だな……」

律子「そうですか?」フフッ

P「ああ……そう、だ――」ガクッ

34: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:43:52.40 ID:j2rgdZfUo
(アカン)

35: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:47:13.81 ID:lHLPM8rm0
P(……)

P(……ん?)

P(しまった、寝ていたのか)

P(そんなに飲んだかな……いや、飲んだか)

P(今、何時だ?)

P「起きなきゃ……」ギシギシ

P「……は?」

37: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:49:37.76 ID:lHLPM8rm0
P「な、なんで俺の手が布で縛られているんだ!?」

P「そ、それにこの丸いベッド! いかがわしいピンクの壁!」

P「これって、もしかしてラブホじゃないのか!?」

P「ど、どうして俺がこんなところに……!?」

律子「お目覚めのようですね、プロデューサー殿」

P「律子!」

40: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:55:07.17 ID:lHLPM8rm0
P「ど、どうなってる! 俺に何をするつもりだ!?」

律子「分かっているくせに」クスクス

P「っ!」ビクッ

律子「女に幻想を抱いているプロデューサー殿」

律子「いつも『優しい女』を探している夢見がちな人」

律子「そんな貴方に、今日は現実を教えてあげようと思いまして」

P「現実だと!?」

41: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/14(金) 23:58:22.80 ID:lHLPM8rm0
律子「ええ、現実です」

律子「この世界は女尊男卑の世界」

律子「女は男の上に立ち、」

律子「男は女に奉仕する」

律子「それこそが現実であり――」

律子「くつがえせない常識です」

42: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:04:16.41 ID:9yw64ZVC0
律子「今日は、夢見がちな貴方に、それを思い知らせてあげます」

律子「心に――体に、ね」ニヤリ

P「くそう、止めろ、離せ!」

P「強姦は! 強姦は犯罪だぞ!」

律子「そんなこと言って、ここは元気じゃないですか」スリスリ

律子「男が出すものを出してしまえば……和姦と見なされるんですよ?」ニコ

P「くそーっ!!」

43: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:08:36.01 ID:9yw64ZVC0
律子「さあ、覚悟してください!」ハァハァ

律子「いつもスーツ姿で私を誘って……」ハァハァ

律子「ここまで我慢するのが、どれほど大変だったか!」

P「そ、そんな勝手な理屈!」

律子「悪いのはプロデューサー殿なのですからね!」ガバッ!

P「や、止めろーっ! 俺は、俺は、童貞なんだーっ!」

律子「安心してください。私も初めてです!」クチュ

P「あっ、あっ……ああああーっ!?!?!?」

………………

…………

……

47: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:11:42.19 ID:9yw64ZVC0
チュンチュン、チュンチュン……

律子「よかったですよ……」フー

P「ううっ、ううう……もう、お婿にいけない」

律子「そんなこと言って……最後にはあんなに喜んでいたじゃないですか」

律子「ふふふ……自分で腰まで振って、ね」

P「この、この、鬼畜メガネぇ!」

49: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:14:40.28 ID:yxadZIYYo
1番重要なシーンが抜けてるんですが

50: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:17:19.79 ID:9yw64ZVC0
P(同日、警察に提出した被害届は受理されなかった)

P(それどころか、俺が出すものを出したと聞くと、)

P(受付の婦警たちは大笑いして、エイプリルフールにはまだ早いと俺を追い返した)

P(惨めだ……庶民の味方であるはずの警察は、男の味方ではなかったのだ)

P(男の社会的地位がここまで低いだなんて……俺は打ちのめされた気分だった)

52: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:20:00.89 ID:9yw64ZVC0
P「くそっ、あの鬼畜メガネめ」

P「このまま、このまま、泣き寝入りすると思うなよ!」

P「泣き寝入りなんて、するもんか……」グスグス

ドンッ!

???「うっ!?」

P「あっ、すみません」

P「……って、貴方は!」

54: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 00:23:37.07 ID:9yw64ZVC0
~続く~

キラートマトが放送していたので、今日はここまで

続きは、???の正体によって分岐

社長なら→765逆ハーレムルート

黒井社長なら→男女革命ルート

涼ちんなら→絶望のホモルート

適当に決めますが、希望があればどうぞー

93: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:22:28.23 ID:UWNAR3Q+0
再開だー!

お待たせ

94: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:26:06.22 ID:UWNAR3Q+0
P「貴方は……社長!」

社長「おお、君か」

社長「半休を取るという話は律子君から聞いていたが……」

社長「泣きながら歩いているとは大事だ」

社長「何かあったのかね?」

P「はい、実は……」

95: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:29:28.41 ID:UWNAR3Q+0
社長「なるほど、律子君に強姦された、と」

P「そ、そうなんです」

P「もしも律子に子どもができて、」

P「それをきっかけに結婚することになったら……」

P「ううっ、ううう……俺の人生、めちゃくちゃだ!」

社長「相手が律子君でよかった。そうは考えられないかね?」

P「俺にだって選択の自由というものがあります!」

P「確かに、律子はいいやつでしたが……」

P「強姦魔が結婚相手だなんて、考えられません!」

社長「ふむ……」

96: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:31:49.46 ID:UWNAR3Q+0
P「社長! 社長から釘を刺しておいてください!」

P「律子に、罪を悔い改めるようにって……」

P「そして、産婦人科に行くようにって!」

社長「――――――」

社長「――それは、無理だ」

P「なぜです!」

97: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:35:33.18 ID:UWNAR3Q+0
社長「君が知っての通り、この世は女尊男卑の社会だ」

社長「女が偉くて、男は奴隷」

社長「私が若かった頃よりはマシになってきているが……」

社長「それでも、女男の上位関係は絶対的だ」

P「そんな……でも、社長は社長じゃないですか……」

社長「肩書きだけはね」

社長「芸能界も、表向きはクリーンなイメージを作りたいらしくて……」

社長「女男共同参画を推進していますと、トップに男を置いているのだ」

98: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:38:28.57 ID:UWNAR3Q+0
社長「しかし、実権は何もなく、」

社長「まともな仕事は与えられない」

社長「私も、していることといえば、スポンサーのご機嫌取りだけさ」

社長「昨夜だって、女社長たちの前で裸踊りをした」

社長「枕営業をしたことも、一度や二度ではない」

P「そんな……」

社長「芸能界とは、そういうところなのだ」

99: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:41:10.47 ID:UWNAR3Q+0
社長「君も諦めて、女性に尽くしたまえ」

社長「幸い、765プロのみんなはいい子ばかりだ」

社長「女としては、かなりマシな方だといえる」

社長「君のような純情な青年は、ここでしか生きていけない」

社長「そう思って、私は君に声をかけたのだ」

P「……」

社長「ここが天国なのだ」

社長「そう思わなければ、やっていけないよ」

100: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:45:44.14 ID:UWNAR3Q+0
P(男子校しか通っていなかった俺にとって、社長の話は衝撃的だった)

P(強姦さえもまかり通る、女性上位の世界)

P(それが、社会)

P(ひどい、ひどいとは聞いていたし、この一年、そう思ってはいたが……)

P(まさか、ここまでだったなんて……!)

101: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:47:45.98 ID:UWNAR3Q+0
P(……抵抗するか?)

P(力の限り、反抗の意思を貫くか?)

P(フェミニストの闘士となって、女性との戦いに身を投じるか?)

P(……いや、俺にそんな気概はない)

P(社会から白い目で見られることが分かっていながら、)

P(己を貫くことなどできはしない)

102: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:49:35.71 ID:UWNAR3Q+0
P(諦めよう……)

P(社長も言っていたじゃないか)

P(765プロは天国なのだと)

P(他はもっとひどいのだと)

P(そうだな……初心なネンネだった俺が、女だらけの職場で一年も働けたんだ)

P(あそこは天国なんだ)

P(そう、思おう……)

105: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:56:00.59 ID:UWNAR3Q+0
~一か月後・765プロ~

あずさ「あら~。プロデューサーさん、少し痩せました?」

あずさ「お尻のお肉が、少し薄くなっていますよ?」サワサワ

P「そんなことはないと思いますが……」

伊織「本当ね。ろくな食事をとってないんでしょ」

伊織「今夜は家に来なさい。フルコースを食べさせてあげるわ」

亜美「それで、デザートは兄ちゃんってわけ?」

亜美「いーね、いーね! 亜美も行っちゃおっと!」

伊織「ちょっと!」

P「ははは……」

106: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:59:25.19 ID:UWNAR3Q+0
雪歩「竜宮小町のみんなは、今日も元気ですね」フフッ

雪歩「プロデューサー。はい、お茶ですぅ」

P「ああ、すまない」

P「女の人に淹れてもらうなんて……」ズズズ

雪歩「いいんです。私がしたくてやっていることですから」

雪歩「それに……」

P「うっ!? 体が……熱く……!?」

雪歩「ふふふ、役得もありますから」

107: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:02:20.35 ID:UWNAR3Q+0
雪歩「プロデューサー? 具合が悪そうですね?」クスクス

P「う、ぐ……ちょっと、外に……」

雪歩「無理はいけません。介抱してあげますぅ」

P「やめ……!」

真「雪歩ー! やり部屋……じゃなくて、仮眠室に布団しけたよー!」

雪歩「ありがとー、真ちゃん」

P「ぐぐぐ……!」ズルズル

108: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:05:03.33 ID:UWNAR3Q+0
亜美「あっ、ずるーい!」

伊織「ちょっと! 抜け駆けはダメよ!」

あずさ「私も、まざっちゃおっと♪」

雪歩「よかったですね、プロデューサー」

雪歩「ふふふ……大人気ですよ」

P「はぁ……はぁ……」

109: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:18:01.18 ID:UWNAR3Q+0
雪歩「あっ、そこ、そこですぅ、プロデューサー!」

P(律子に犯された日からしばらくして……)

真「いいですよ、んっ、いいっ、そこです!」

P(俺は、プロデューサーではなく、男娼扱いされるようになった)

伊織「ちょっと! こっちもなめなさいよね!」

P(どうやら、若きアイドルたちは、みんな俺の体を狙っていたようで……)

あずさ「ふふふ、プロデューサーさんは本当にお○ぱいが大好きですね」

亜美「いやいや、ちっぱいも好きだもんねー?」

P(貪るように、俺は連日連夜、犯され続けた)

111: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:20:01.76 ID:UWNAR3Q+0
P(……これでいいんだ)

P(男が女に使われる)

P(これが社会の真実だ)

P(むしろ、内輪だけで事を済ませてくれる分、)

P(765プロは、やはり天国なのかもしれない)

112: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:23:16.33 ID:UWNAR3Q+0
P(俺のためではないが、避妊に気をつけてくれる)

P(痛いことや、過激なことはされない)

P(ショーのように誰かに見せびらかさない)

P(……これでいいんだ)

P(これが最善だと思って、生きていこう)

113: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:28:20.05 ID:UWNAR3Q+0
P(そう思い込んで生きていたある日のこと)

P(俺は、ひとりのアイドルと出会うことになる)

???「もしもし、律子姉ちゃん?」

P「ん? あの子は……」

P(この出会いは、運命を変える)

P(しかし、今の俺には、そのことを知る由もなかった――)

114: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:30:39.51 ID:UWNAR3Q+0
~続く~

結局、765奴隷ルート→涼ちんルート→革命ルート→???エンドの流れにしました

117: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 03:00:06.04 ID:veGymQ4Q0


???エンドがどういう物かにもよるけど、別に無理にルート繋げなくてもいいんやで


120: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 04:14:04.18 ID:X10mmFrEo
足掻くな。運命を受け入れろ

126: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 14:21:14.78 ID:p190CuI/0
壮大スペクタクルの予感

132: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/18(火) 00:03:20.58 ID:ot1a7XDn0
ここが天国か

134: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/26(水) 12:47:05.74 ID:DT2tMyJA0
はよ

135: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/04/04(金) 01:05:12.84 ID:YURdZDtl0
はよはよ

136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 00:24:50.05 ID:XC5Lv6t0o
まだー!?

139: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/17(土) 18:01:47.08 ID:DJAc/WdX0
まだか

140: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/09(月) 20:45:46.18 ID:CkrSRFq1O
流石にもう無理だな…

引用元: P「女尊男卑の世界」