P「おう比奈おはよう。明日の選挙は行くか？」

比奈「政治に興味はないんスけどねー。いいネタが仕入れられるかもしれないって聞いたら行くしかないじゃないスか」

P「いやいや関心関心。やっぱり興味がなくてもちゃんと行くところはしっかりしてるな」

菜々「……」

P「……」

菜々「なんなんですかその眼は！？」

比奈「あれ？菜々ちゃん行かないんスか？」

菜々「！！」

P「……」

菜々「あ、ほら……その……わ、菜々はまだ17歳だし……」

比奈「ああ、そうだったっスね。勘違い勘違い」

菜々「（ほっ……）」

比奈「それにしても」

菜々「……ｯ」ﾋﾟｸ

比奈「本当に17歳っスか？」

菜々「！！！」

比奈「いやぁ、前々から思ってはいたんスよね」

菜々「……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

比奈「でもこの業界じゃあ年齢なんてごまかしてなんぼっスからね。聞くに聞けなかったスけど」

菜々「……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

比奈「本当は15歳くらいなんじゃ……って、菜々ちゃん？」

菜々「……へっ！？」ｶﾞﾀﾝｯ！！

比奈「うわおっ、いきなり反応しないで欲しいっス」

P「（……何これ超面白い）」

比奈「いや、だって菜々ちゃん17にしてはあまりに小さいかなって。13歳の法子ちゃんより小さいっスよね？」

菜々「あーえーいやそそそんなことないよ！あはは！！」

比奈「……どうしたっスか？まさか図星？」

菜々「あ、あははははー！！」

ｶﾞﾁｬ

洋子「やっほー！皆元気ー！？」

P「ようおはよう」

荒木「おはようございますッス」

菜々「……お、おはようございますー」

洋子「んー？菜々ちゃん元気ないなぁ？どうしたの？湯あたり？」

P「流石にそんなに湯あたりするほど半身浴してるのは洋子だけだぞ」

洋子「あっはっはー！そっかそっか！こりゃ一本とられたね！」



斉藤洋子
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比奈「いやいやこれが、菜々ちゃん年齢詐称疑惑っスよ」

洋子「えー？やっぱりー？でもそれはこの前の論議で決まったじゃん」

菜々「え、えっ！？どんな論議ですか！？」ｶﾞｯﾀﾝ

洋子「食いつくね！？」

比奈「今日の菜々ちゃんは何か必死っスね」

P「（他のメンバーも呼ぶか）」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

洋子「うーん、結論としては」

菜々「しては！？」ｽﾞｲｯ

洋子「わ。えーとね、身長が胸にいったってことで」

比奈「アンバランスさがよりエ○さを醸し出してるっスねぇ」

菜々「……ほっ」

洋子「ん？何か安心した？」

菜々「えええ！？い、いやいや別に！特に意味はありませんですハイ！」

洋子「何？変なのー」

菜々「（こ、これはセーフ……？それともなに？皆わかっててやってるの？）」

ｶﾞﾁｬ

友紀「おっはよー！！あれ？皆何してんの？菜々ちゃんかこんで。ゲーム？混ぜて！」

P「オッハーユッキ」

比奈「おはようございまッス」

洋子「出た合法」

友紀「ビールも飲めるよ！」

菜々「（飲みたい！）」ｼﾞｭﾙ

P「（落ち着け）」



姫川友紀
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比奈「あれッス。例の菜々ちゃん年齢詐称の件っス」

友紀「あああれ？確かに一時期流行ってたよね」

菜々「ッ！？」ﾋﾞｸｩ!!

洋子「正直私は友紀ちゃんも『え？』って思う部分はあったね！」

比奈「それは思ったっス。この世にこんなロリロリしいハタチがいていいものかと！」

友紀「選挙も行くよ！」

P「いい心がけだ」

比奈「あれ？そういえば、選挙と言えば？」

菜々「ｯｯ！！！」ﾋﾞｸｯ！

洋子「選挙がどうかしたの？ははーん。どこに入れるか迷ってる？そんな時はこの……」

比奈「何で健康グッズが出てくるんスか。いや、菜々ちゃんとプロデューサー、アタシが来る前に選挙の話してたッスよね？」

P「ああ、してたな」

菜々「（もう一思いに殺せ！！！）」

菜々「いやぁ～菜々も17歳ですしそろそろほらあのテストで選挙のところが出てくるんですよー！
だからほら丁度よかったんでプロデューサーに教えてもらってたんですよ～あのそのですね！」

洋子「なーんだ、そういうことか」

比奈「てっきり実は菜々ちゃんがハタチとか」

菜々「……ｯﾂｧ！！」ﾋﾞｯｸ

友紀「ないない！そんなわけないじゃーん！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

比奈「そっスよねー！あれ？菜々ちゃん？」

菜々「え？なななななんですかどどどどうかしたんですか？」

洋子「ちょ、凄い汗だよ！？大丈夫！？」

菜々「ダダダダ大丈夫に決まってるじゃないですかハハハ何をこやつめ」

比奈「大変ッス！！菜々ちゃんが大分壊れてるっス！！」

P「まかせろ！」

ｶﾞﾁｬ

美世「おつかれさまでーす。……何この惨状？」

比奈「あ、おつかれさまッス。色々あったっス」

P「わーっしょい！わーっしょい！！」

菜々「我こそは！！うさみん星の帝王であるぞー！！」

友紀「うさみん帝王ばんざーーい！！」

洋子「ばんざーい！！」

美世「（皆同い年だったような……）」

P「お、美世お疲れ、すまんかったな整備までさせちまって」

美世「ううん、いいの！クルマいじるの好きだから！」

比奈「自分でクルマ整備できるってかっこいいッスよねぇ……アタシも何かできた方が」

洋子「はいはい！！私せっけん作れます！」

P「地味に凄い！」

友紀「はいはい！私キャッツのホームランボールだけで13個持ってます！！」

P「仕事しろ！！」

原田美世

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美世「テンションあがっちゃうのはわかるけど、もうちょっと節度ってものを……ほら、私たちもう成人よ？」

比奈「ああ、そういえば成人式とかあったッスねぇ。めんどいッスけど」

洋子「おー、振袖着ていかないと」

友紀「え？ユニフォーム駄目？」

P「しらねぇよ」

菜々「（成人式とかいつやったっけ……）」

美世「成人式ってスーツでいいの？プロデューサー」

P「え？俺は知らんぞ。好きなの着ていけ好きなの」

友紀「やったー！！ユニフォーム！！」

比奈「ユニフォーム着て行ったらますます成人として扱われないっスよ」

洋子「『お兄ちゃんの付添かな？』って言われるのが目に見えてるわね！」

ｶﾞﾁｬ

若葉「ふぁ……おはようございます」

比奈「出たー！！20歳に見えない20歳！」

若葉「ほえ？」

洋子「同い年……同い年‥…だよね！？」

美世「いまだに信じられないよねー」

友紀「こっち側だね！」

若葉「な、何の話ですかぁ……？」

P「おはよう若葉。皆で成人式の話をしてたんだ」

若葉「あ、ああ……！なるほど！」

日下部若葉

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若葉「みなさんは何着ていくんですか～？」

洋子「スーツ？」

美世「ツナギ？」

友紀「ユニフォーム？」

比奈「ジャージ？」

若葉「ふぇっ……振袖を着ていく人はいないんですかぁ～！？」

比奈「あはは！冗談っスよ！そりゃあ皆」

ｶﾞｯﾁｬﾊﾞｯﾀｰﾝ！！

「ちょっと待ったぁー！！」

P「ん？」

茄子「成人式にジャージやツナギ！？ありえません！ありえません！！
成人式は皆和服で出席すべきです！！」ﾊﾞｧｰﾝ！

洋子「で、出たー！！常時和服っ娘！」

茄子「次のお正月イベントは私が上位ですよね！？プロデューサーさん？」

P「ｱｱｿｳﾀﾞﾈｰ」

比奈「ひじりん来たから大丈夫だと思うっスよ」

美世「イブちゃんは伏線だったのかも？」

友紀「お正月特番SRとかにならないかなぁ」

P「それはよくばり過ぎ」

若葉「ほぇ～……そういえばここに来る人皆20歳なんですよね？」

比奈「あれ？そういえばそうッスよね」

茄子「あ、本当ですね。私だけ年齢がややこしいんですけど（1月1日生まれ）」

美世「いよいよ成人かぁ。感慨深いなぁ」

P「だなぁ。俺からすれば遠い昔の話のように聞こえるよ」

洋子「わー、プロデューサーって結構おっさんですねー」

P「誰がおっさんだ！」

菜々「（成人式っていつだっけ……何したっけ）」

比奈「さっきから菜々ちゃん一言も発してない気がするッスけど大丈夫っスか？」

美世「20歳トークについていけてないんじゃないかなぁ？成人だの選挙だのって言っても17歳にはよくわかんないと思うし」

若葉「確かに……私も17歳の時は選挙に興味もなかった気がします～」

洋子「え？今もじゃなくて？」

友紀「野球を支持してくれる政党を支持するって10年前から言ってるのに！」

茄子「なんとも個人的な……」

P「大分賑やかになったな。お前ら全員選挙には行くんだよな？」

比奈「まーそうッスね」

若葉「義務ですから～！
（本当は大人になった気分がするなんて言えない）」

美世「うん、行くよー」

洋子「行く行くー」

友紀「行きたくない」

茄子「行きましょう」

友紀「えっ」

茄子「行くべきです。いいえ行かないことがあるべきなのかと」

友紀「ちょっなすちゃん怖い」

茄子「かこです」

P「ほー、しっかりしてんだな皆。感心感心。俺らの時は選挙なにそれ美味しいのって感じだったからな」

洋子「プロデューサー大学時代を遊び呆けてたんでしたっけ?聞きましたよー？」

P「人聞きが悪いな！自分探しの旅に出ていただけだ！」

若葉「そ、それはそれで気になります……」

美世「バイク？自転車？」

比奈「あ、そこ気にするんスね」

P「俺も若かったからな……20歳の頃なんてのはエネルギーに満ち溢れててなぁ」

比奈「そっスか？」

Ｐ「お前今自分を基準にしただろ」

ｶﾞﾁｬ

クラリス「お疲れ様です」

Ｐ「お疲れクラリス。すまんなムリさせて」

クラリス「いえ。仕事があるという事が私にとっては幸せです」

比奈「女神みたいな人っスねぇ……」

茄子「後光が見えますね」

友紀「クラちゃん仕事終わり？」

Ｐ「（クラちゃんなのか）」

クラリス「いえ、先ほど少し休憩をいただいてきただけですので、もうじき戻ります」

比奈「サバイバルパワー持ちは大変っスねぇ……」

美世「ほんとねー。私たちこの前まで忙しかったけど最近ヒマだし」

Ｐ「まぁお前らも仕事入ってるけどな」

比奈「ええっマジっスかプロデューサー」

Ｐ「今回のサバイバルはサンタアイドルのゲリラライブがあるって言っただろ。聞いてなかったのか」

比奈「聞いてないッスよ～……」

菜々「（もう帰っていいかな）」

Ｐ「菜々はこの後ミーティングあるからしばらく残っててくれな」

菜々「（！？）」

Ｐ「（楽しい）」

ＰｉＰｉ

クラリス「あ、すみません……時間ですので、向かいますね。それでは皆様、失礼いたします」

ｶﾞﾁｬ　　ﾊﾟﾀﾝ……

比奈「ほえー本当女神っスね」

茄子「一応私も女神ですよ」

美世「んー、ちょっと早いんじゃないの？もう半月くらい後に来たら」

洋子「確かに、クリスマスでは場違いだよねー」

茄子「ええ！？いいじゃないですか！真夏のサンタクロースがいるんだから、クリスマスの私がいても！」

若葉「あ、あたまが混乱しそうです……」

友紀「ほら！わかばちゃんが困ってるだろ！」

菜々「（ああツッコミてぇ……この若い衆にオヤジギャグを交えたツッコミをいれてぇ……！）」

ｶﾞﾁｬ

由里子「ｳﾌﾌ……ｳﾌﾌ……」ﾎﾜﾎﾜ

比奈「あれ日名子じゃないッスね」

美世「あの子なんか凄い妄想ワールドに入り込んでるけど大丈夫？」

菜々「（コミケか）」

由里子「……８３！！」

若葉「ひっ！？」

Ｐ「おはよう由里子。そうだな。もうすぐ冬コミだな」

由里子「そーなんだじぇー！！もうテンションあがりすぎてヤバス！！」

洋子「ヤバス？」

比奈「ヤバイの最近の使い方だと思ってくれればいいっス」

菜々「（最近の子はそういう言葉遣いするのね……『ヤバス!!』
……うさみん覚えた！）」

茄子「プロデューサーさん、ふゆこみってなんですか？」

比奈「ああ、茄子ちゃんは知らないっスか」

洋子「いや、結構わかんないと思うよ」

友紀「私も知らない。何？冬の成績も打順組むって事？」

Ｐ「そんな難解な解釈はお前しかしない。冬のコミックマーケット、というものがあってな」

由里子「そーなの！！そーなの！！しかも今年はサークル受かっちゃってぇ！」

比奈「サークル参加っスか！！うらやましいっス！！」

菜々「（並ばなくてもすむんだ……いいなぁこっそり混ぜてもらえないかな）」

若葉「さーくるさんか？」

比奈「わかばちゃんにはまだ早いっすね」

Ｐ「ちょっと早いかな」

美世「大きくなったら一緒に行こうね？」

若葉「私皆と同い年ですよ～！？」

大西由里子
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ｶﾞﾁｬ

千秋「おはようございます。お疲れ様です」

若葉「おない……」

Ｐ「おはよう千秋。すまんな呼びつけて」

千秋「構わないわ。ミーティングなら参加する意義もあるってものでしょう？」

友紀「……同い年？」

若葉「え、えっと……」

美世「同い年だったよね？」

若葉「その……」

洋子「皆同いだもんね」

若葉「あ、あうあう……」

千秋「プロデューサーさん？あそこでおろおろしてるのはいったい何？」

Ｐ「あれか？新年会の一発芸だ」

千秋「それと……」

千秋「こっちの……」

菜々「……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

菜々「（菜々は同い年ですらないんですよぅ……ド畜生目が……なんで今をときめく17歳の私が……
ああもううさみん星に代わってお仕置きしたい）」



千秋「触れない方が良さそうね」

Ｐ「流石だな」

ﾜｲﾜｲ

　ｷｬｰｷｬｰ

千秋「それにしても今日は賑やかね？パーティか何か？」

Ｐ「んー、いやちょっと違うな。今回はせっかくの選挙だから20歳組に結構来てもらってるんだ」

千秋「……ああ、そういえばそうね。行った方がいいの？」

Ｐ「まぁアイドルでも行くべきだろ。顔は隠してほしいがな」

千秋「ふふ。衣装でいくのも面白そうね？」

Ｐ「お前、事務所を潰す気か……」

千秋「冗談よ」

黒川千秋

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ｶﾞﾁｬ

美里「プロデューサー！旅番組のロケが決まったって本当ですかぁ！？」

Ｐ「嘘だ」

美里「そんなぁ……」

千秋「プロデューサーさん、地味に酷いことするのね」

Ｐ「まぁこういえば絶対来ると思ったからな」

美里「しゅーん……ひどいよー……」

Ｐ「まぁまぁそう言うな。最近事務所が儲かってきてるから、皆で社員旅行でもいこうや」

美里「！！今、今言った！！絶対忘れませんからね！？プロデューサー！わーい！！」

千秋「これも同い年なのよね……」

菜々「（社員旅行って身分証とかいるのかな……どうしよう免許しかないようゴールドだよぉ！！）」


間中美里

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ｶﾞﾁｬ

ケイト「ハァイ！おはよございマス！」

Ｐ「おっすおはようケイト。今日も元気いいな。
ってか20歳組はたいがい元気いいな」

千秋「……確かにそうかもね。正直私、ついていけないもの」

美里「わ～た～し～も～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

菜々「（ついていけとるー！！全然ついていけとるー！！）」

千秋「で、そういえば仕事の話、こんなにアイドル呼んで、何するつもりなの？」

Ｐ「ああ、いちおうな。なんか『選挙に行こう』キャンペーンをやってほしいらしくて」

千秋「今更……？」

美里「どこでやるの？函館？」

Ｐ「東京に決まってんだろ社員旅行の際省くぞ」

美里「大変申し訳ありませんでした誠に遺憾の意を示すって感じです」

菜々「（半端！！）」

比奈「なるほどぉ。だから20歳ばっかりこんなに集めたというわけッスね」

Ｐ「そういう事だ」

ケイト「選挙デスカ？」

Ｐ「その通りだ。近年は選挙に行かない若者が増えてるらしいからな」

菜々「……」

Ｐ「若者以外でも問題だがな」

菜々「……！！！」

ケイト「Ｏｈ！！日本の選挙知ってマス！！雑誌で読みました！」

Ｐ「へぇ？雑誌に載ってんだな」

ケイト「コレデス！！」

つ週刊文春

菜々「渋ッ！！！文春て！！！」

友紀「え？」

菜々「はうあっ！！！」ﾋﾞﾋﾞｸｯ！！



ケイト

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洋子「へー、菜々ちゃんこの雑誌知ってるの？」

千秋「こんな雑誌あったのね」

菜々「……ｴ､ｴｰﾄ」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ケイト「日本の雑誌大好きデス！ナナも好きデスカ！？」

菜々「ええ……ま、まぁどちらかと言えば……」

比奈「へぇ、菜々ちゃん17にしては難しい本読むっスねぇ」

菜々「えっ」

美世「わー、本当……なんか政治とか経済とか難しそう」

洋子「わけわかんないや」

友紀「え！？キャッツの選手が！？どれどれ！！」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

菜々「……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

Ｐ「いやー、菜々は勉強熱心だよなぁ！」

菜々「！！！」

Ｐ「政治経済の勉強のためだけに、こんな本まで買って読むとは、俺にはとうていできないよ！」

菜々「（ぷ、プロデューサー……！！」）ｳﾙｯ

Ｐ「（あー菜々いじめて遊ぶの楽しい）」

比奈「凄いっスね……17歳の自分に言い聞かせてやりたいっスよ」

千秋「……確かにね。17歳の私なら興味も持たなかったでしょう」

菜々「（うるせーよ！！私だって17歳の時はエンジョイしてたわ！喫茶店でインベーダーやってたわ！！）」

Ｐ「（菜々がまた昔の事考えてる気がする）」

菜々「……（楽しかったぁ、ちょっとタケノコ族にハマリかけたけど）」

Ｐ「さぁーて、皆そろってるな！」

洋子「？まぁ胃一応？」

Ｐ「今回皆には『選挙へ行こう』キャンペーンのためあつまってもらったわけでだ」

美世「いい事ね」

Ｐ「最近の若者はやれＤＳだやれインベーダーで全然選挙に行かないからな。そのためだ」

菜々「古っ！！」

友紀「ん？」

菜々「はっ！！」

Ｐ「どうした菜々」

菜々「いえ……別に」

Ｐ「20歳になれば選挙の他にも様々な資格も手に入るしな。
ほら、これとか……おっと間違えてなめ猫出してしまった」

菜々「いや何で持ち歩いてるんですか！？これいつの！？」

Ｐ「初版」

菜々「マニアですか！？」

若葉「なめねこ……？」

菜々「あうっ！！」

千秋「どうかした？」

菜々「え、……いや、べつになんでも……（ヤバス！！）」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

Ｐ「だから皆にはキャンペーンのためこのポケベルに1501501940と」

菜々「行こう行こう選挙！？」

ケイト「わかるデス？」

菜々「ああああああっ！？」ﾋﾞｸﾋﾞｸｰﾝ！！

Ｐ「はは、きっと菜々も気が動転してんだよ。ほら事務所にあるポーの一族読めよ」

菜々「あ、ありがとうござちょっと待ってくださいなんでこんなピンポイント！？」

Ｐ「スーファミがよかった？」

菜々「じゃなくて！えーと！？」

茄子「菜々ちゃんって意外と趣味が渋いんですね」

菜々「えっ！？」ﾋﾞｯｸ

――――で。

菜々「……疲れた」

Ｐ「おつかれー」

菜々「あーもう！！なんなんですか今日のは！？あんな回りくどい真似して！
あれじゃあ言い出しにくいじゃないですか！菜々が17歳じゃないなんて！」

Ｐ「いつカメラが回ってるかもしれないと気にする根性は流石だな」

菜々「舐めないでください！」ﾌﾝｽ

Ｐ「でもそれならもうちょっと……」ｺﾞｿｺﾞｿ

菜々「え？」

Ｐ「警戒しておかないとなー」ｽｯ

菜々「……え」

菜々「いやああああああああああ！！」

Ｐ「なーんちって」

『ドッキリ大成功！！』

菜々「……え」

ちひろ「わー！うまくいきましたね！」

菜々「ちひろさん！？」

ちひろ「今回は大変でしたよー、裏準備が。その代わりたくさん課金してもらいましたけど」

菜々「（ああ、Ｐドンマイ……）」

Ｐ「なぁに、稼げばいい」

ちひろ「きゃーＰさんかっこいー」

菜々「（まさに金の亡者）」

Ｐ「まぁ全部ドッキリだったってわけだ。気にしなくていい。公開する気もないし」

菜々「……はぁ。もう二度とこんなことはやめてくださいよ！？」

Ｐ「はは、そうカッカするな。
……お、そうだ。せっかくだし」

菜々「なんですか」

Ｐ「明日どこに投票するかでも、話し合うか。せっかくの選挙だしな」

ちひろ「楽しそうですね。私にもモバコインをください」

Ｐ「そんな話してません。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終。

選挙のステマ。ただそれだけだッ！！
20歳組って個性強いのな

よっしゃ余裕だな
おやすみ！皆選挙行こうぜ！