1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 18:47:55.45 ID:0RnmrVLJP
P(電話中)「あ、はい、はい、わかりました」

P「はい、はい…ではよろしくお願いします」

P「はい、そうですね」

P「その件に関しても…はい、では後ほど連絡しますので」

P「はい、はい、では失礼します」



ちひろ「………………」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 18:49:41.88 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「プロデューサーさん、何の電話ですかぁ?」

P「え…?い、いや、なんでもないですよ」

ちひろ「私知ってるんですよぉ?」

P「な、何がですか」

ちひろ「プロデューサーさんが今月貰ったアレって…チョコレートでしょ?」

P「っ!」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 18:53:10.48 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「あははっ。知ってるんですよ私?それでおいしく食べちゃって」

ちひろ「アイドルにも人気で…いいですよねぇプロデューサーさん…私にもちょっと回してくださいよ」

P「い、い、いやー何の事だか」

ちひろ「しらばっくれなくてもいいじゃないですか、ねぇ、小梅ちゃんみたいになってますよ?…ほら、もっと近くに来てください」

P「…………………」
スタスタ

ちひろ「うふふ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 18:56:56.73 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「ねぇプロデューサーさん、いいんですか? 」

P「だ、だから何の話なんですか、何なんですか!」

ちひろ「私バラしちゃいますよぉ?…皆のファンに」

P「っ!」

ちひろ「…そうなったら。お互い不味いじゃないですか」

P「ちひろさん…俺にどうしろと?」

ちひろ「………………」
ススス

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:00:08.76 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「ふふっ」

P「近いです…何をする気でですか?」

ちひろ「じっとしていて下さい」
スッ

P「…………っ」

P「……………」

P「…………?」

ちひろ「………………」
ペチペチ

P「……………?」

ちひろ「けど、プロデューサーさんって…いいPヘッドしてますよねぇ?私ずっと思ってたんですよ」
ペチペチ

P「あ、はい」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:02:41.55 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「…………」
ペチペチ

P「…………」

ちひろ「…………」
ペチペチ

P「……………」

ちひろ「ほら、形も良いし音も良いです、あはは」
ペチペチ

P「はあ」

ちひろ「アイドルたちから人気があるのもわかりますよね」

P「たぶん関係ないと思うんですけど」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:06:22.73 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「こういうのってどうですか?なんて言うんでしょうか…取り引きです」

P「はぇ」

ちひろ「む、何だかつまらない反応ですねもっと身体を預けて下さいよ、頭を預けて、そうこんな風に」
グググ

P「え、わ、ちょ」

ちひろ「うふふ、何だか可愛いですね、これもプロデューサーさんの良さですよ」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:09:56.32 ID:0RnmrVLJP
P「これ以上はまずいですって!」

ちひろ「そんな声出さないで下さいよ本当は好きなくせにー違いますか?」

ちひろ「あ、ちょっと身体が逃げてますよ、もっと体重を預けて…そう」
ギュウ

P「………う、ぐ」

ちひろ「本当は好きなんでしょ?反応してますよ良い具合に」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:14:21.57 ID:0RnmrVLJP
P「そ、そんな事は…」

ちひろ「分かりました、プロデューサーさんって、これじゃ満足できないんだ?そうでしょ?」

P「え?」

ちひろ「本当に良いPヘッドしてますよねプロデューサーさん」

P「あ、はい」

ちひろ「でも、ちょっと外してくださいよ…というか私が外しますっ! 」
スポンッ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:17:56.80 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「…………」
ナデナデ

P「………あの」

ちひろ「…………」
ナデナデ

P「………えーっと」

ちひろ「こ、こんな感じに撫でられたかったんですよね?違いますか?」

P「恥ずかしいんですが」

ちひろ「ふふふ、そんな事言わないでくださいよ」

P「はあ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:22:17.94 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「もっと、嬉しそうで楽しそうにしていてください」
ナデナデ

P「いや嬉しいといえば嬉しいですが…何とも唐突すぎて」

ちひろ「むう…どうなんでしょうか?Pヘッドとは違うでしょ!」

P「はあ」

ちひろ「だんだん心地よくなってきましたか?ほら」
ナデナデナデナデ

P「(かわいい)」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:27:25.60 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「うふふ、家自慢のプロデューサーもこれじゃ台無しですね」

P「そうっすね」

ちひろ「…もっと頭を預けて下さい」

P「………………」
ポスッ

ちひろ「あ………そ、そうですよ、こんないい頭してるんですから!」
ナデナデ

P「へえ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:31:50.47 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「…………」
ナデナデ

P「………」

ちひろ「…………」
ナデナデ

P「………」

ちひろ「…………♪」

P「……………」

ちひろ「………っは!な、撫でるのもいいんですけど、解ってくれましたか!?」

P「何がでしょうか」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:36:04.75 ID:0RnmrVLJP
ちひろ「チョコレートですよ、回してくれる気になりました?」

P「断ります、アイドルからのプレゼントですから」

ちひろ「そうですか…断ってもいいですけど、私ファンにバラしちゃい………ませんよ、もう」

P「え?」

ちひろ「そうしちゃったらプロデューサーさんプロデューサーでいられなくなっちゃうじゃないですか…」

P「え…まあ、そういう事ですけど…………じゃあ何でこんな真似を?」

ちひろ「………………」

P「………………」

ちひろ「……………」

P「……………」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:39:56.94 ID:0RnmrVLJP
P「あのー」

ちひろ「こんな小細工は必要なかったんですよね」

P「?」

ちひろ「必要なのは…私の勇気でした」

P「ちひろさん?」

ちひろ「プロデューサーさん…!」

P「はい」






ちひろ「じゃんっ!私も用意しちゃいました!チョコレートですっ!!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:44:43.85 ID:0RnmrVLJP
P「あ…」

ちひろ「こんなに遅くなってごめんなさい…でもバレンタインはアイドルの皆がいましたし…」

P「………………」

ちひろ「中々いい出せなくて、その、迷惑でしたか?」

P「…そんな事ある訳ないですよ」

ちひろ「…ありがとうございます!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:48:58.38 ID:0RnmrVLJP
P「はははお礼を言うのはこっちですよ」

ちひろ「いえ、本当に嬉しいです…プロデューサーさん」

P「はい」

ちひろ「これからも、プロデューサーさんと私と二人三脚で頑張りましょうね!」

P「ええ勿論です、俺達でアイドルたちを応援しましょう」







………
……




P「…それで、そろそろ放してくれませんか?」

ちひろ「駄目です♪」
ナデナデ

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:53:01.32 ID:0RnmrVLJP
P「………………あの、だから恥ずかしいんですって」

ちひろ「大人の世界は怖いんですよ?バラされて大変な事になりたくなかったら…このままでいて下さいっ」
ナデナデ





おしまい

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:54:42.74 ID:0RnmrVLJP
読んでくれた方ありがとうございました
ちひろさん、あなたは天使だ

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2014/02/18(火) 19:57:55.01 ID:wq1Jl6od0
あぁ~いいねぇ~!

引用元: ・ちひろ「私知ってるんですよぉ?」