Ｐ「ただいま戻りましたー」ｶﾞﾁｬｯ


やよい「……」ｸﾞﾃｰﾝ

Ｐ「ただいま」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

やよい「おかえり～」ｳﾄｳﾄ

Ｐ「おなか出ちゃってるぞ。ほれ毛布」ﾊﾟｻｯ

やよい「ん～」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

Ｐ「チロルチョコあるけど、食べるか？」

やよい「……あーん」

Ｐ「ほれ」ﾋｮｲ

やよい「……」ﾓｷｭﾓｷｭ

Ｐ「まだあるぞ？」ｽｯ

やよい「あーん」

Ｐ「ほい」ﾋｮｲ

やよい「……」ﾓｷｭﾓｷｭ

Ｐ「おいしいか？」

やよい「おいしいよ？」ﾆｺｯ

Ｐ「いつも頑張ってくれてるから、体が疲れてるだろ？」

やよい「うん……なんかね、すごくねむいの」ｳﾄｳﾄ

Ｐ「今日はぐっすり休んでくれな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

やよい「ん……えへへ」///

Ｐ「よしよし」ﾆｺｯ

小鳥「…………」ﾋｿﾋｿ

真美「ええっ！？」///

小鳥「……」ﾋｿﾋｿ

真美「うぅ……」///


　ﾄﾃﾄﾃ


Ｐ「さてと、俺も仕事……」


真美「に、兄ちゃんっ！」

Ｐ「うん？」

真美「えいっ！」ｷﾞｭｯ

P「……えっと、どうした？」

真美「うっ、な、なんでもないＹＯ！」///

P「そ、そうか……？」

真美「それより兄ちゃん、構ってよ！」

P「なんだ、遊んで欲しかったのか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真美「う……うん……///」ｶｧｧ

P「まぁ、時間はあるしいいか。じゃあほら、おいで」ﾆｺｯ

真美「……っ！」ﾄﾃﾃ

Ｐ「……ん？」ﾁﾗｯ


小鳥「……」ﾆｺﾆｺ


Ｐ「……なるほど、そういうことか」

小鳥「今の甘えかた、すっごく可愛かったと思いませんか？　明るくて元気で、でも恥じらいがあって！」ﾆｺｯ

Ｐ「まぁたしかに、今のは可愛かったなぁ」

小鳥「ですよねっ！　最っ高に可愛いですよね！　世界一キュートでした！！」ﾌﾝｽ


真美「うぅ……///」ｶｧｧ

　Prrrrr…!!


Ｐ「お……春香からだ」

　ﾋﾟｯ

Ｐ「もしもし？」

春香『あ、もしもし。プロデューサーさんですか？』

Ｐ「ああ」

春香『あの、歌の収録が終わったので、迎えに来てもらってもいいですか……？』

Ｐ「そうだったな、すぐ行くよ。そのままスタジオから出ないで、スタッフさんとお話しでもして待っててくれ」

春香『はい、わかりました』

Ｐ「じゃ、そういうことで」


　ﾋﾟｯ

Ｐ「それじゃあ俺は出かけてくるから」

やよい「え～……もう行っちゃうの……？」

Ｐ「ほれ、あーん」ｽｯ

やよい「あーん」ﾊﾟｸｯ

Ｐ「すぐ戻ってくるから」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

やよい「……えへへ」///

・・・・・・



Ｐ「おかえり」

春香「ただいま戻りました、プロデューサーさん」ﾆｺｯ

Ｐ「さ、車に乗ってくれ。事務所に戻ろう」

春香「すみません、お手数をおかけしちゃって……」

Ｐ「いやいや。ついでにさっき、テレビ局から後ろの二人を拾ってきたんだ」


雪歩「～～～っ」ｷﾗｷﾗ

美希「……」ｸﾞﾃｰﾝ

雪歩「みんな聞いてよっ！　さっきＣＭの撮影があったんだけど、それがもうすっごく楽しくって……！！」ｷﾗｷﾗ

春香「そ、そうなの……？」

Ｐ「シャンプーのＣＭなんだが、まぁコンセプトが『香るお姫様気分』だからな。キラキラ衣装で撮影だったらしい」

雪歩「えへへ、もう全身キラキラのお姫様なんだよ……！　すっごく素敵で、もう夢見心地っていうのかなぁ……！！」///

Ｐ「あんまり幸せそうな顔するもんだから、男性スタッフがみんな見とれてたよ」

春香「男の人は大丈夫だったの？　……って、大丈夫に決まってるわよね」ﾆｺｯ

Ｐ「ま、そういうことだな」

春香「……ところで、後ろの席の……」ﾁﾗｯ


美希「……」ｸﾞﾃﾞｰﾝ


Ｐ「ああ、すごく疲れてるみたいだから、そっとしておいてくれな」

春香「そんなに大変なお仕事だったんですか？」

Ｐ「そうじゃないけど、まぁ慣れてない仕事だったから疲れちゃったんだろう」


美希「……私には、あんなキラキラしたところでファッションを語るなんて向いてないのよ……」


Ｐ「やれやれ、休ませるどころか、逆に疲れさせちゃったな。もう仕事はないから、事務所でゆっくり休んでくれ」


美希「……はい」ｸｽﾝ



Ｐ「さてと……この送迎が終わったら、今度は竜宮小町を迎えに行かなくちゃな……」

・・・・・・



Ｐ「待たせたな。迎えに来るのが遅くなってすまなかった」ｶﾞﾁｬ


伊織「あ、プロデューサー」ﾁｸﾁｸ

あずさ「！」

亜美「！」


Ｐ「ん？　手袋編んでたのか」

伊織「これから寒くなってくるからね」ﾁｸﾁｸ

Ｐ「そうだなぁ。まぁ俺は基本スーツだから、暑いよりは寒いほうが助かるけど」

伊織「たしかにどっちかって言うと、寒いほうが助かるかも……暑いのは苦手だから」

Ｐ「そういえばそうだったな」

あずさ「それで、その手袋は誰に渡すつもりなのかしら？　ずいぶんサイズが大きいみたいだけど」

伊織「え！？　そ、そんなことは……！」///

あずさ「あら、そうかしら？　って、これは内緒の方が良かったわね。ごめんなさい」ｸｽｯ

伊織「も、もう……！」///


Ｐ「なんだなんだ？　もしかしてその手袋、誰かにあげるのか？」

亜美「プロデューサー！」

Ｐ「うん？」

亜美「それ以上聞いたら、めっ、ですよ？　でりかしー、です！」

Ｐ「んー、それもそうか。それにしても、難しい言葉知ってるな、えらいぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亜美「えへへ」///

Ｐ「取材はどうだった？　うまいことこなせたか？」

あずさ「ええ、もちろん。私たち３人がいて、問題なんて起こるはずないものね？」ﾁﾗｯ

亜美「うっうー！　大丈夫でした！」

伊織「たまには律子を休ませてあげないといけないからね。しっかりできてたと思うけど」

Ｐ「そうか、それはよかった！　よーし、それじゃあ事務所に戻ろう！」

・・・・・・



響「ふふ……真、美味ですね」ﾊﾟｸｯ

貴音「あーっ！　それは自分のプリンだぞ！」

響「はて、そうだったのですね。これは申し訳ありません」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

貴音「とか言いつつぜんぜん手が止まってないぞ！？」

響「ふぅ。御馳走様でした」ﾍﾟﾛﾘ

貴音「うがー！　じ、自分が楽しみにとっておいたプリンが……」ｶﾞｸｯ

律子「……これは……なんとも奇体なものですね」

真「は、はいぃ……なんだか頭がくらくらしてきちゃいますぅ……」ｸﾞﾙｸﾞﾙ


響「ふふ……二人共、精進が足りませんよ」ﾌｧｻｯ

貴音「うぅ～、自分はこんなに髪の毛が重たいのに慣れないぞ」

Ｐ「なにやってんだ、あいつら……？」

千早「うふふ、なんだか面白そうなことをやっていますね」ｺﾄｯ

Ｐ「お？」

千早「はい、プロデューサーさん。お茶を淹れましたから、よろしければどうぞ♪」ﾆｺｯ

Ｐ「ああ……ありがとう」

千早「いえいえ。おかげさまで、身体がとっても軽いですから♪」ﾆｺﾆｺ


Ｐ「…………。」

・・・・・・



Ｐ（……とまぁ、こんなふうに）

Ｐ（ある日突然、人の中身を入れ替えることのできる能力を手に入れたわけだが）

Ｐ（便利だし面白い反面、使いすぎると自分でも混乱してしまうのが難点だ）



Ｐ（さて、今日は……誰が誰に入っているのやら）







やよい「あー、だるい……」　　　―――了。

短いですがここまでです。ご覧いただき誠にありがとうございました。

もしもお時間がありましたら、脳トレのために、【誰が誰に入っているのか】を推理してみるというのはいかがでしょうか
……というよりも、それを目的としたＳＳとなっております

難易度は冒頭にある通り、脳年齢18歳です


それでは、お目汚し失礼いたしました

おつですー
結局>>1のBとは Brain?

体　　中身
亜美→やよい
響→貴音
やよい→美希
真美→春香
あずさ→千早
美希→律子
伊織→真美
貴音→響
雪歩→真
真→雪歩
春香→真美
千早→小鳥
律子→亜美
小鳥→あずさ
かな？半分くらい迷った…でもなぁ最初の小鳥さんの中身で迷う…

>>23
その通りでございます

>>24
140点中、60点といった結果となりました

コメント、誠にありがとうございました

体　　中身
亜美→やよい
響→貴音
やよい→美希
真美→伊織
あずさ→千早
美希→律子
伊織→真美
貴音→響
雪歩→真
真→雪歩
春香→小鳥
千早→あずさ
律子→亜美
小鳥→春香

あ、これかも

体　　中身
亜美→やよい
響→貴音
やよい→美希
真美→伊織
あずさ→亜美
美希→律子
伊織→真美
貴音→響
雪歩→真
真→雪歩
春香→小鳥
千早→あずさ
律子→ 千早
小鳥→春香

伊織→響
やよい→美希
真美→伊織
雪歩→真
美希→律子
亜美→やよい
貴音→亜美
響→真美
真→雪歩
千早→小鳥
律子→貴音
春香→あずさ
小鳥→春香
あずさ→千早

春香→千早
千早→あずさ
美希→律子
伊織→響
あずさ→伊織
亜美→やよい
真美→小鳥
やよい→美希
真→雪歩
雪歩→真
響→真美
貴音→亜美
律子→貴音
小鳥→春香
かな？

コメント、誠にありがとうございます。

>>28
６０点

>>29
６０点

>>30
１１０点

>>31
１１０点

>>30
120点でした、申し訳ございません。

こういうの面白いからイッチにはもっとこういう系の書いてほしい