1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 21:50:26.95 ID:HgWp+UY10
美希「ハニー!なでなでして欲しいな!」
P「……………」カキカキ…
美希「肩に寄り添っていい?ミキ、ハニーの近くにもっといたいの…///」スス…
P「……………」カキカキ…
美希「ねぇ、ハニー……ミキ、口元が寂しくなっちゃったの……///」ジー…
P「……………はぁ」カタンッ
P「あのな、美希?ここは事務所だぞ?」
P「仕事する場所で、業務を遂行する所」
P「分かるか?」
美希「?」キョトン
P「……はぁ、全くこの娘は……」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 21:54:48.96 ID:HgWp+UY10
P「いいか?風紀溢れる、この事務所で」
P「そんな甘い声出して、誘惑するなんてな」
P「誘いに乗っちゃうだろおがあぁぁ〜〜!!!!」なでなでなでなで……
美希「いやん!くすぐったいの!ハニー///」
P「さっきのキョトン顔といい、本当可愛いヤツだなぁ!」なでなで…
美希「ハニー!ぎゅーって!ぎゅーって抱きしめて欲しいの!」
P「はいはい、甘えん坊さんめ」ギュッ……
美希「ハニー、すっごくあったかいの……安心するの///」スリスリ…
P「まったく……男心をくすぐるのが上手いヤツめ」
美希「ハニー……今日はずっとこのまま、一緒に居よう?」
P「そうだな、俺もこのままで居たいし、そうしよう」
P「というわけなので、俺達にどうぞ構わず、会議を続けましょう」
律子「……………」
高木「……………」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 21:59:00.92 ID:HgWp+UY10
美希「ハニー、質問いい?」スリスリ…
P「ん?なんだ?」なでなで…
美希「ミキの事、だーいすきな人ー!」
P「はーい!」バッ!
美希「嬉しいの!ハニー!///」ギュッ!
P「じゃあ俺の番……俺の事、大好きな人ー!!」
美希「はぁーい!」バッ!
P「ったく、こいつぅ!」なでなで…
美希「ハニー…大好きなの……///」イチャイチャ…
P「俺も愛してるぞ、美希……」イチャイチャ…
高木「……………」
律子「……………」
高木「………えー、では、会議を終えるが、意見があるなら言ってくれたまえ」
律子「オススメの転職先知りません?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:03:41.77 ID:HgWp+UY10
リビングにて
美希「ねぇ、ミキの事大好きなハニー?」
P「どうした?俺の事大好きな美希?」
美希「ハニーは、美希と将来結婚したいと思うよね?」
P「……………」
P「いや、それは思わないな」
美希「……え?」
P「……だってな」
P「今すぐにでも結婚したいと思ってるからだ!」ギュッ!
美希「ハニー!///」ギュッ!
真「雪歩、筆圧強すぎてポエムノート破れてる」グシャッ
雪歩「真ちゃんも、ハンドグリッパー壊してるよ」ガリッガリッ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:07:29.64 ID:HgWp+UY10
リビングにて
P「……なぁ、美希」
美希「どうしたの?深刻な顔して……シリアスハニーかっこいいの」
P「もし、俺が死んだらどうする?」
美希「ムー!そんな質問、ヤッ!」
P「……真剣に答えて欲しいんだ」
美希「え……どうしたの?ハニー?」
P「……死ぬかも、しれないんだ」
P「美希といるのが、幸せ過ぎて……な」
美希「じゃあ、美希も死んじゃいそうなの!ハニー!///」ギュッ!
P「こらっ!そんな悲しい事言っちゃダメ!」ギュッ!
千早「春香、カッター持ちながら二人の近くうろついちゃ、危ないわよ」ドムッ、ドムッ
春香「千早ちゃんも、腹筋ばっか殴っちゃ吐いちゃうよ」ウロウロ…
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:12:28.06 ID:HgWp+UY10
リビングにて
美希「ねぇ、現代のディエゴボネータさん?」
P「どうした?現代のクレオパトラ?」
美希「寝る時の枕を買おうと思うんだけど、どんなのがいいと思う?」
P「う〜ん、そうだなぁ……」
P「美希の唇くらい、柔らかい奴がいいと思うぞ」チョンッ
美希「ハニーの胸板くらい、ちょっと硬めなのもよくない?」さわさわ…
P「そうか?美希の頬くらい柔らかいの、俺は好きだぞ」スッ
P「……うん、やっぱりいい」スリスリ
美希「たまには、ちょっと硬いのも欲しいの」
美希「ほら、いつもしてくれてる腕枕ぐらいの……あっ!」
P「どうした?」
美希「膝枕して欲しいな!」ゴロンッ
P「やれやれ、話の途中でも甘えて来るんだな、美希は」なでなで…
響「……都会じゃ、これが普通なのか?」
貴音「……地球では、これが普通なのでしょうか?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:19:17.81 ID:HgWp+UY10
リビングにて
P「ふくれっ面でも可愛い美希、どうした?」
美希「あ、ハニー…」むっすー
美希「今日授業で習った事が、納得出来なくて……」
P「そうか……でも、学校も一生懸命教えてるんだし、理解してあげないとさ」
P「で、何を教わったんだ?」
美希「えっとね……」
美希「女性が結婚できる年齢……」
美希「ミキ、これのせいでハニーと結婚出来ないから……」
P「それは美希が正しい。国が間違ってる」
美希「だよね!ミキ、今すぐハニーと結婚するの!」ギュッ!
P「俺も今すぐミキと結婚するぅ!」ギュッ!
亜美「ねぇ、ゴーホーってなに?」
真美「ウォーズマンの事じゃない?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:22:45.73 ID:HgWp+UY10
リビングにて
美希「ハニーは、美希のどんなところが好き?」
P「………う〜ん」
美希「…ムー!悩まないと、出てこないの?」プクッ
P「………いや」
P「逆に好きじゃない所を探してるんだが……なかったよ」
美希「ハニー!///」ギュッ!
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:26:36.68 ID:HgWp+UY10
P「じゃあ美希は、俺のどんな所が好き?」
美希「えっとぉ……」
美希「………う〜ん」
P「美希も、俺の好きじゃない所を?」
美希「うぅん、違うの」
P「え……」
美希「全部好きだから、どれから順に言おうか迷っちゃって」
P「美希ぃ!」ギュッ!
やよい「い、伊織ちゃん、なんで目を隠すの?」うぅ……
伊織「やよいにはまだ早いの」イライラ…
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:45:06.58 ID:HgWp+UY10
リビングにて
P「………う〜ん」
美希「どうしたの?ハニー?ハグして欲しいの?」
P「いや、違……いや、確かにそれは常時して欲しいと思ってる」
P「けど、違う事を考えてたんだ」
美希「なんなのなの?」ギュッ
P「俺の周りにいる人達ってさ、本当に凄い人ばっかだなって思ってさ」
美希「芸能界の話?」
P「芸能界の人もだけど、地球上の人みんな」
美希「どうして?」
P「だってさ……」
P「こんなに可愛い美希をほっといて、よく毎日生活できるよな」
P「俺だったら、24時間愛し合いたい衝動にかられて、正気を保ってられないってのに」
美希「だったら、ハニーの事をほっとくみんなも凄いの!」
美希「こんなにカッコよくて素敵なハニーをほっとくなんて、美希には耐えられないの!」
P「美希をほっとけるなんて……どんな訓練を受けたのだろうか?」
美希「ハニーをほっぽって毎日過ごせるなんて……みんな、凄い才能もってるの」
あずさ「あらあら、どうやら私、道に迷っといた方がよかったわね〜」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:51:30.25 ID:HgWp+UY10
デスク付近にて
美希「……ハニー」チラッ
P「?」
美希「あはっ、言ってみただけ」ニコッ
P「……………」
P「美希」
美希「?」
P「好きだ……言ってみただけ」
美希「!」
美希「……………」
美希「ハニー」
美希「ずっと一緒だよ、ハニー?……言ってみただけ」
P「愛してる……言ってみただけ」
美希「チューしよっか……言ってみただけ」
P「もちろん、いいよ……言ってみただけ」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:55:57.30 ID:HgWp+UY10
美希「ハニー……だぁい好き///」チュッ
P「俺もだ……愛してる」チュッ
美希・P「「………」」
美希・P「「言ってみただけ」」ニコッ
P「………ふっ」
美希「………あはっ///」
小鳥「……………」カタカタ…
小鳥「……………」カタカタ…
小鳥「……………」カタッ…
小鳥「……………」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 22:59:48.43 ID:HgWp+UY10
小鳥「……………」
小鳥「……………」くるっ
小鳥「『バカップル』……「馬鹿」と「couple」を掛け合わせた俗称名」
小鳥「世間では、鬱陶しく不愉快と、マイナスイメージな物と見受けられています」
小鳥「今回の物語は、もしもバカップルがアイドル事務所にいたら……そんな話を描いた物でした」
小鳥「しかし、近くにバカップルがいるなんて……耐え切れませんよねー」
小鳥「……しかし、自分の近くに、バカップルが来ない……とは言い切れない世の中」
小鳥「次にバカップルが現れるのは」
小鳥「あなたの近く……かも知れません」
『歳も微妙な喪女語り』Fin
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 23:09:15.02 ID:zk4yOXt60
乙
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