1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:12:42 ID:vPCK33p40
P「みんな、次のライブのポスターが完成したぞ!!」ジャーン

美希「ふふん、今回もキラキラ出来てるの」

真美「やばい、真美チョ→せくち→」

やよい「元気良くうつってます!!」

春香「良かったー、ちゃんと撮れてて」

千早「私も、問題は無いわね」

真「かわいく撮れてるじゃないか雪歩」

雪歩「ま、真ちゃんも!!」







貴音「……っ」ギリギリ

2: かきだめすこし 2013/07/12 01:15:04 ID:vPCK33p40
カワイイノー
タクサントッタカラネェ
ワイワイガヤガヤ

響「うん、今回も自分カンペk……貴音?」









貴音「……」ギリギリ

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:17:35 ID:vPCK33p40
響「ねーえ、貴音ってば」

貴音「今回も、です」

響「え?」

貴音「……いえ、何でもありません」

響「貴音もバッチリだったな!!」

貴音「……申し訳ありません、わたくし御手洗いに」

ガチャ

バタン





響「た、貴音?」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:19:47 ID:vPCK33p40
貴音「今回も、でした」

貴音「分かっていたのに」

貴音「何故、わたくしは期待していたのでしょう」

貴音「……何故」

貴音「何故、何故っ、何故っ!!!!!!」バンッバンッ

貴音「はあっ、はあっ」

貴音「何故、何故わたくしはいつも……」









貴音「立ち位置が端なのでしょうか……っ!!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:20:33 ID:vPCK33p40
貴音「……いけません」

貴音「泣いては、泣いてはなりません」

貴音「わたくしには、やらねばならない事があるのです」






貴音「……あずさ」

貴音「あずさを待ちましょう」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:21:11 ID:vPCK33p40
響「貴音戻って来ないなぁ」

響「まさか、食べ過ぎでお腹壊したとか」

響「いや、貴音だしそれはないぞ」

響「大丈夫かなぁ」

ガチャン






伊織「戻ったわよー」

亜美「だだいま→」

あずさ「ただいま戻りました」

律子「戻りましたー」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:22:01 ID:vPCK33p40
P「おう、お疲れ様」

美希「おかえり、デコちゃん」

伊織「デコちゃんゆーなっての」

P「ほら、次のライブのポスター」




律子「おっ、良く撮れてるじゃない」

亜美「やばい、亜美チョ→かわい→」

伊織「まあまあ、ってところかしらね」

真美「いおりん、おクチがニヤついてますぞ→」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:22:34 ID:vPCK33p40
やよい「あずささんもとってもキレイですっ」

あずさ「ふふっ、そうかしら?」

春香「流石あずささん、大人のミリョクですよ」

千早「そこでどうして私を見るのかしら、春香」

春香「気のせいですよ、気のせい」のヮの

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:29:00 ID:vPCK33p40
真「やっぱりすごいなぁ、あずささん」

あずさ「そんなことないわよ?」クス

雪歩「それに比べて私は……、ひんs(ry」

響「やめやめ」

ダッテワタシナンテェ
ソンナコトナイッテ
ソウデスヨー?
アハハハ






貴音「……あずさ」

あずさ「きゃあ!!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:33:29 ID:vPCK33p40
あずさ「貴音ちゃん?き、気付かなかったわ」ホッ

貴音「少しお話が」

あずさ「何かしら?」

貴音「こちらへ」スタスタ

あずさ「え、えぇ」スタスタ






響「うん?何してるんだ?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:40:02 ID:vPCK33p40
貴音「先程のぽすたぁ、ですが」

あずさ「みんなかわいく写ってたわねぇ」

貴音「ええ、真に」

あずさ「あのポスターがどうかしたの?」

貴音「あずさも、端でしたね」

あずさ「……端?」

貴音「もうみなまで言わずとも分かるはずです」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:49:58 ID:vPCK33p40
あずさ「……」

貴音「あずさ」

あずさ「みんなのところに戻ってもいいかしら?」

貴音「分かっているのでしょう?」

あずさ「……貴音ちゃん、この話はもうやめにしましょう」

貴音「逃げてはなりません」

あずさ「ほら、貴音ちゃんも戻りましょ?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:50:34 ID:vPCK33p40
貴音「貴女はいつも感じていたはず」

あずさ「……貴音ちゃん、もうやめなさい」

貴音「何故、私の立ち位置は」

あずさ「やめなさい」

貴音「どの写真、どのぽすたぁでも」

あずさ「やめなさい!!」






貴音「私は端にいるのだろう、と」

あずさ「やめてっ!!!!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:53:42 ID:nk7MetZk0
単に2人とも身長高いからやろ
きっとそうだそうにちがいない!

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 01:57:15 ID:Igi9xLsZP
こんな悲しいSS観たくないよ・・・







ごめんやっぱ見たいつづけて

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:04:24 ID:vPCK33p40
あずさ「聞きたくないの!!私は気付きたくもない!!」

貴音「あずさ……」

あずさ「うぅ、もう、言わないで……」

貴音「申し訳ありません、貴女を責めるつもりは無かったのですが……」

あずさ「私だって……、私だって……!!」

貴音「大丈夫ですよ、あずさ」ダキッ

あずさ「貴音ちゃん……」ギュッ

貴音「わたくしも、いつもおりましたから」

貴音「あずさの側、そして同じ場所に」ポロポロ

あずさ「……っ!!」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:17:33 ID:vPCK33p40
貴音「ずっと辛かったですね、あずさも、そしてわたくしも」

あずさ「ええ、苦しかったわね」

あずさ「真ん中に写る子達が、とても羨ましくて」

貴音「そして、憎かった」

あずさ「……ええ」

あずさ「憎かった、いや、憎いわ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:24:08 ID:vPCK33p40
貴音「今こそ、皆に知らしめる時です」

貴音「自分達がどれだけ恵まれているのかを」

あずさ「そして、自分達のせいで影になる存在がいたという事を」









真「貴音、あずさ」

貴音「っ!?」

あずさ「ど、どうしたの真ちゃん?」

真「あのさ」






真「ボクも混ぜてくれないかな?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:34:01 ID:vPCK33p40
貴音「そういえば真も、でしたね」

真「一番端っていうのはそこまで多くないかもしれないけど、必ず後ろの方だった」

あずさ「さっきのポスターもそうね」

真「いつも二人が苦しんでいるのだって、知ってた」

真「だけど、ボクも自分の気持ちを抑えるのに精一杯で」

真「自分の事しか……、考えられなくて……」グッ

あずさ「大丈夫よ、真ちゃんは優しいのね」

貴音「ええ、そのように想ってくれていただけでも十分ですよ」

真「あずささん、貴音……」ポロポロ

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:39:17 ID:vPCK33p40
貴音「一緒に来てくれるのですか、真」

真「ボクも、力になりたいんだ」ゴシゴシ

あずさ「ふふっ、頼もしいわ」

貴音「では、今度こそ」






貴音「皆に思い知らせてやりましょう!!!!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 02:53:13 ID:vPCK33p40
春香「これじゃ衣装も楽しみだねー」

真美「フリフリかねぇ?それともピカピカかねぇ?」

やよい「でも、お金がもったいないから前のでも私は構わないかなーって」

伊織「そ、それはちょっと……」

亜美「これだからオジョー様は」ケッ

美希「デコちゃんなの」

響「確かに前の衣装も良かったからなー」

千早「私には露出が多くてちょっと」






バンッ!!

一同「」ビクッ

貴音「申し訳ありません、ですが皆に」

貴音「聞いてほしい話があるのです」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:03:58 ID:vPCK33p40
伊織「どうしたのよいきなり」

美希「あずさも真クンもちょっと怖いの」

あずさ「これを見てもらえるかしら?」パサッパサッ

春香「さっきのポスターに、前のライブのポスター?」

真「これも」サッ

千早「765プロオールスター写真集?」

貴音「ええ、そうです」

貴音「765ぷろあいどる全員での写真です」

響「……」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:16:43 ID:vPCK33p40
貴音「これらの共通点、分かりますか?」

真美「共通点?」

雪歩「何だろう……」

美希「ミキが一番キラキラしてる所なの!!」

春香「えー」

真美「それはないね→」

やよい「みんな同じくらいキラキラしてますよ!!」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:18:04 ID:vPCK33p40
亜美「分かった、全部いおりんのおデコがキラキラしてるんだ!!」

美希「オデコサンシャインなの」クスクス

伊織「どこをどう見たらそうなるのよ!!」

ギャーギャー
ワーワー






真「……真面目な話だよ!!」バンッ

一同「」ビクッ

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:27:05 ID:vPCK33p40
千早「もしかして、位置?」

貴音「その通りです、千早」

美希「……位置?」

あずさ「立ち位置よ」

貴音「わたくし達の立ち位置がいつも同じ、端なのです」

やよい「え?」

春香「あ、本当だ」

美希「確かに、端っこなの」

あずさ「やっぱり、その程度しか思わないのね」グッ

真「みんな、軽く思ってるよ」

83: 遅くてごめんよ 2013/07/12 03:40:14 ID:vPCK33p40
貴音「分からないのでしょう、中央に立つ者達は」

あずさ「端に立つ人達の気持ちなんか、考えたことも無いわよね」

伊織「あずさ、そんな言い方はないで 真「黙れ!!」

伊織「」ビクッ

真「伊織にボク達の苦しみが分かるのか!?」グイッ

雪歩「真ちゃん!!」

春香「ダメだよ真!!」

伊織「な、何よ」

真「どうせ心の中では馬鹿にしてるんだろ!?あいつらまた端っこだって!!」グググ

美希「真クン!!」

真「美希も黙ってろよ!!」

真「くそっ」パッ

伊織「はあっ、はあっ」

真「くそっ、くそっ、くそっ!!!!」ダンダン

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:51:09 ID:vPCK33p40
春香「た、たまたまじゃ……」

貴音「……っ!?」

貴音「貴女がそれを言うのですか!?」

春香「ひっ」ビクゥ

貴音「では、いつも真ん中にいるのは誰ですか?」

貴音「天海春香、答えなさい」

春香「それは……」

貴音「誰ですか?ほら、早く」

千早「貴音さん、こんな事もうやめましょう」

貴音「こんな事、ですか」

貴音「ふふっ、如月千早も真ん中にいますものね」

貴音「でも私は、天海春香に聞いているのです」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 03:58:21 ID:vPCK33p40
貴音「そこをどきなさい」

千早「……嫌です」

貴音「どきなさい!!」

千早「絶対に嫌です!!」






あずさ「千早ちゃん」

あずさ「貴音ちゃんの言う事を聞きましょ?」

あずさ「さもないと……」

真「動かないでね?」ガシッ

やよい「きゃあ!!」

千早「高槻さん!!」




あずさ「ね?」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:02:00 ID:vPCK33p40
千早「くっ……」

亜美「律ちゃん、あずさお姉ちゃんを……」

真美「律ちゃん?」






律子「……わ、私」ガクガク

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:07:40 ID:vPCK33p40
律子「私も、気付いてた」

律子「アイドル時代から」

美希「り、律子?」

律子「私は、ずっと待っていたの」

律子「ずっと、ずーっと、待っていたの」

貴音「いつか真ん中に写る時が来る、と」

律子「私、私……」

あずさ「律子さん」






あずさ「こっちですよ」

律子「あずさ、さん」ポロポロ

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:17:43 ID:vPCK33p40
雪歩「り、律子さん!!」ギュッ

雪歩「い、いっちゃだめです!!」

律子「でも、私は、私はね……」ポロポロ

真「雪歩だって、そう思ってたろ?」

雪歩「っ!!」

真「たいしてボクと変わらなかったもんね」

雪歩「私は、そんな事……」

真「嘘つきは、嫌いだよ」

雪歩「そ、そんな」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:22:43 ID:vPCK33p40
真「一緒に来なよ」

律子「そうなの、私はずっと」ポロポロ

あずさ「律子さんも、可哀想よ?」

雪歩「で、でも……」

真「ボクを信じてよ、雪歩」

雪歩「真ちゃん……」









雪歩「分かった」ポロポロ

雪歩「私も、そっちにいくね?」

亜美「ゆきぴょん!!」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:28:15 ID:vPCK33p40
真「やよい、おとなしくしててね?」パッ

やよい「はい……」ポロポロ



雪歩「真ちゃん……」

真「雪歩……」ダキッ



あずさ「律子さん」

律子「あずささん、私、私ね、ずっと気付いて欲しかったの」ポロポロ

あずさ「よしよし、もう大丈夫」ヒシッ

律子「言いたかったの、苦しかったの」ポロポロ

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:31:54 ID:vPCK33p40
美希「雪歩まで……」

亜美「ねぇ真美、一体どうすれば……」

真美「なんかさ、真美」






真美「こっちにいたらおかしーよね?」

亜美「え……?」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:40:51 ID:vPCK33p40
真美「どうして、真美は真ん中にいないのかな?」

亜美「や、やだよ?真美、ダメだよ?」

真美「どうして、真美は真ん中じゃないのかな?」

亜美「お願い、真美、やめて……!!」

美希「真美、しっかりするの!!」

真美「いいなぁミキミキは、真ん中にいつもいるし」

真美「亜美だって、竜宮小町だもんね」

亜美「真美、やだ、いかないで」

真美「真美とちょっとしか変わらないのに、竜宮小町だもんね」






真美「真美も、そっちにいかなきゃ」ポロポロ

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:51:14 ID:vPCK33p40
亜美「真美、そんな……!!」

美希「も、もう……」






真美「お姫ちん、真美はここにいて良いんだよね?」

貴音「今までよく我慢してきましたね、真美」

真美「そう、だよね」

真美「真美は我慢してきたんだよね」

真美「心が痛くて、胸が締め付けられるのだって」

真美「気のせいじゃ、なかったんだよね」ポロポロ

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 04:53:57 ID:vPCK33p40
真「それで」

真「いつまでだんまりを決め込むつもりだい?」






真「響」

響「……っ」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:02:46 ID:vPCK33p40
真「まさか自分が真ん中に写ってた、なんて思ってないよね?」

あずさ「そんなことないわよね?」

響「……こんなの、おかしいぞ」

真「響?」

響「間違ってる」

あずさ「響ちゃん」






響「自分は、いかない」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:14:40 ID:vPCK33p40
響「自分達に、端も真ん中もないよ」

響「少なくとも自分は、そんなこと気にしてない」

響「ファンなら自分がどこに居ようとも、自分を見てくれる」

響「どこに居ようとも、応援してくれるんだ」

響「こんなことで、仲間を傷つけるなんて」

響「間違ってるよ」

貴音「……」





響「貴音、お願い」

響「もうやめなきゃ」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:18:14 ID:vPCK33p40
貴音「……私が」

貴音「私が間違っていたのかもしれません」

響「貴音……」









貴音「話が通じないなら、実力行使に出るまでです」

響「っ!?」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:26:35 ID:vPCK33p40
貴音「ふふっ、怖がらなくても大丈夫です」

響「貴音、目を覚まして……」

貴音「覚まさなくてはいけないのは響の方ですよ?」

響「く、来るなっ……!!」

貴音「無駄ですよ、大人しくした方が響のためです」

響「いやだ……!!来るなぁ!!」






ポスッ

響「っ!?後ろに誰か……?」



小鳥「つかまーえたっ♪」ガシッ

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:31:44 ID:vPCK33p40
貴音「上出来ですよ、小鳥嬢」

響「いつの間に……」

小鳥「ずっといたのよ?」

小鳥「ただ、私も色々抑え切れないものがあって席を外してたの」

響「そんな……」

貴音「小鳥嬢もわたくし達以上に端ですからね」

響「だって、ぴよ子は……」

小鳥「事務員だから?」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:39:59 ID:vPCK33p40
小鳥「事務員だから端?」

小鳥「プロデューサーだから端?」

小鳥「背が高いから端?」

小鳥「髪の色が特徴的だから端?」

響「やめて……、もう……」

小鳥「響ちゃんも結局、そういう考えしか出来ない子なのね」

貴音「響、失望しました」

響「は、はなしてぇ!!」ジタバタ

小鳥「貴音ちゃん、おねがい」

貴音「ええ、分かっております」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 05:43:37 ID:vPCK33p40
響「やだ、たすけ、誰かぁ!!」

貴音「ふふっ、手がかかりますね」

響「貴音、お願い、やめて……」

貴音「怖くなんてありませんよ」

響「い、いやっ、いやあっ!!!!」

貴音「まったく、困った子です」









貴音「響」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 06:03:08 ID:vPCK33p40
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

高木「おっ、これは次のライブのポスターかね?」

小鳥「ええ」

高木「良く出来てるじゃないか」

高木「・・・・・しかし、なんだね」

高木「プロデューサーは、最近この構図が気に入っているのかな?」

小鳥「……」






高木「円に皆の写真を置くこの構図だよ」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 06:03:40 ID:vPCK33p40
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

高木「おっ、これは次のライブのポスターかね?」

小鳥「ええ」

高木「良く出来てるじゃないか」

高木「・・・・・しかし、なんだね」

高木「プロデューサーは、最近この構図が気に入っているのかな?」

小鳥「……」

高木「円状に皆の写真を置くこの構図だよ」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/12 06:04:16 ID:vPCK33p40
高木「私も良いとは思うのだが、こう何回もこの形だとどれがどのライブのポスターか分からなくなりそうだ」

小鳥「そんなことありませんよ」

小鳥「それぞれ、皆の場所が変わってるじゃあないですか」

高木「そうだったかな?これだから年は取りたくないねえ」ハハハ

小鳥「ふふっ、ダメですよ?ちゃんと見なきゃ」












小鳥「せっかく、端も真ん中も無くなったのですからね」

                           終