1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 07:14:25 ID:wgUgNa9CP
P「ほら、あーん」

伊織「……」モグモグ

P「熱いか?」

伊織「大丈夫……」

P「事務所に熱さまし薬あったから、おかゆ食べたらちゃんと飲むんだぞ」スッ

伊織「うん……」モグモグ

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 07:33:30 ID:wgUgNa9CP
──
─────

P「全部食べたな、えらいぞ伊織」ナデナデ

伊織「ば、ばか……っ」

P「ちゃんと薬も飲もうな」

伊織「わかった……」

P「よし……薬も飲んだし、後は寝て回復を待つだけだ」

伊織「もう大丈夫」

P「そんな訳ないだろ?」ピトッ

伊織「……///」カーッ

P「ほら、まだ熱あるし顔も真っ赤だぞ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 07:55:03 ID:wgUgNa9CP
伊織「わかったわ……」

P「ああ」

伊織「ねぇ」

P「ん」

伊織「私が寝たら……」

P「寝たら?」

伊織「どっか行っちゃうの……?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 08:10:11 ID:wgUgNa9CP
P「どこも行かないよ」

伊織「ほんと?」

P「ああ、ほんとだ」

伊織「起きたら誰もいないなんて嫌だからね……?」

P「いなくなったりしないよ、だからゆっくりおやすみ」

伊織「うん……」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 08:29:17 ID:wgUgNa9CP
P「なんか食べたい物とかあったら遠慮せず言えよ。
  コンビニ限定だけどな」

伊織「ううん、いい」

P「そうか」

伊織「……ごめんね」

P「え?」

伊織「ほんとは書類とか作らないと駄目なんでしょ……?」

P「あ、ああ。まあほんのちょっとだから気にするな。
  それに明日は休みだからさ」

伊織「……私のせいで休み無駄になる?」

P「そんな量じゃないって言ったろ?心配するなって」

伊織「う……うぅぅ……ごえんなさい……
    私のせいで……うえぇぇ」

P(……熱で相当まいってるみたいだな)

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 08:52:51 ID:wgUgNa9CP
P「謝らなくていい。俺はこうして伊織と一緒にいれて嬉しいよ」

伊織「……ほんと?」

P「うん、伊織は最近忙しいからこんなに一緒にいるのは久しぶりだしな。」

伊織「私も……」

P「ん」

伊織「私も……その」

P「うん」

伊織「一緒にいれて……嬉しい」

P「そうか……」ナデナデ

伊織「ん……」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 09:16:22 ID:wgUgNa9CP
伊織「……ねぇ」

P「ん?」

伊織「わがまま言ってもいい……?」

P「なんなりと、お嬢様」

伊織「私が寝るまで……手握っててくれる?」

P「ああ、ずっと握っておくよ」ギュッ

伊織「ありがと……」

P「おやすみ伊織……」

伊織「おやすみなさい……」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/26 10:24:59 ID:xTMPovRN0
ダルマのいおりんを想像したけど握る手があった

引用元: P「伊織、おかゆできたぞ」伊織「……ありがと」