1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 20:56:04 ID:3Zc5BWmj0
ドアがちゃ

勇太「おぉ、部室も寒いな」ぶるっ

勇太「ん?」

勇太「どうしたんだそれ?」

丹生谷「くみん先輩が持ってきたみたい」みかんパクパク

くみん「ここは昼寝部も兼ねてるからね~」zzz

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 20:58:12 ID:3Zc5BWmj0
くみん「あったかいよ~」zzz

くみん「気持ちいいよ~」zzz

凸守「この魔力、とても逃れられないデェス」

六花「一度囚われたら最後。もうこの牢獄から二度と出られる気がしない」

六花「というわけで勇太、今日はここに泊まる」

勇太「そんなのダメに決まってるだろ」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:00:50 ID:3Zc5BWmj0
六花「・・・ダメ?」

勇太「上目遣いしてもダメなもんはダメだ。それに見回りの先生がくるだろ」

六花「・・・ゆうたのケチ」

勇太「いや俺のせいじゃないし」

ドアがちゃ

一色「おお勇太先きてたのか」

一色「って炬燵?」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:05:40 ID:3Zc5BWmj0
勇太「ああ、くみん先輩がもってきてくれたみたいだぞ?」

一色「炬燵かぁ~。もう真冬だしな」

一色「お前もくみん先輩の心遣いに感謝しろよ?」

勇太「わかってるって」

くみん「ちょっと小さいけどね~」zzz

一色「いえいえ充分です!。くみん先輩ありがとうございます!」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:10:49 ID:3Zc5BWmj0
くみん「ほんとぉはもっと大きいの持ってきたかったんだけどね~」

くみん「これだと四人までしか入れないし~」

勇太「えっ」

一色「えっ」

丹生谷「・・・」パクパク

六花「・・・」

凸守「・・・」

くみん「・・・」zzz

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:16:39 ID:3Zc5BWmj0
勇太「・・・」

勇太「丹生谷」

丹生谷「ムリ」

勇太「六花」

六花「くっ、この呪縛さえなければぁ~」

勇太「で、凸守」

凸守「お前の席ねぇデェスからww」けらけら

勇太「・・・せ、先輩」

くみん「う~ん、むにゃむにゃ」zzz

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:23:04 ID:3Zc5BWmj0
勇太「・・・ダメか」

一色「」

一色「あぁ!くみん先輩との至福の時がぁ~!!」

勇太「お、落ち着け一色」

一色「これが落ち着いていられるか!」

丹生谷「ムリなものはムリよ、物理的に」

一色「お、俺たちは女子たちが戯れてるのをこうして眺めているしかできないのか」

勇太「・・・そうみたいだな」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:30:09 ID:3Zc5BWmj0
・・・

丹生谷「それにしてもこのみかん美味しいわね~」

くみん「本当はお菓子も持ってくれば良かったんだけどね~」

凸守「そういうことなら明日、凸守が家から持ってくるデス」

六花「むっ本当か凸守、それは感謝する」

凸守「感謝されるほどのことでもないデス、マスター」

六花「いや凸守の持ってくるお菓子はみなとても美味しい。楽しみにしている」

凸守「そこまで言われたら明日はケーキを持ってくるデェス」

六花「おぉ、ケーキとな!」

丹生谷「ケーキかぁ、中坊のくせにやるじゃない」

くみん「凸ちゃんちお金持ちだもんね~」

凸守「そんなこと言うニセサマーにはやらないデス」

丹生谷「くっ悔しいぃ」

凸守「・・・冗談デェス」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:37:28 ID:3Zc5BWmj0
・・・

勇太「楽しそうだな」

一色「俺はくみん先輩が楽しそうにしてるだけで満足だ」

勇太「お前もそうとうだな」

一色「でもこの部屋ほんと寒いなぁ、せめて暖房があればいいのに」

勇太「言うな、せっかく意識しないようにしてたのに」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:40:40 ID:3Zc5BWmj0
六花「・・・」じ~っ

一色「ん?おいなんか小鳥遊さんがお前のこと見てるぞ」

勇太「六花が?」

六花「・・・」ちょいちょい

勇太「悪いちょっと行ってくる」

一色「ああ」

勇太「どうした六花」

六花「ゆうた、炬燵入りたい?」

勇太「出来れば入りたいけどきつ過ぎてムリだろ」

六花「入れてあげる」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:47:50 ID:3Zc5BWmj0
勇太「どうやって?」

六花「まずはゆうたが先に入って」すっ

勇太「?」すっ

勇太「これだと六花が入れないだろ?俺は別にそこまで」

六花「そしてこう・・・ゆうたの上にっと・・・完璧!」ぽふっ

六花「おぉ、これで後ろからの防御も充実、出力も30%UP!」

勇太「お、お前こんなみんながいる前で・・・はっ!」

丹生谷「・・・」じ~っ

凸守「・・・」じ~っ

くみん「・・・」じ~っ

一色「・・・」じ~っ

一色「くそぉぉっ!、勇太の奴イチャイチャしやがってぇぇ!」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 21:56:46 ID:3Zc5BWmj0
勇太「ち、違う!ほ、ほら六花も早くどいてくれ、ここまでして入りたくないからっ」がたっ

六花「ダメ、ゆうたがいなくなると背中の防御力が落ちる」がしっ

勇太「そこは我慢しろ!」

六花「それに・・・」

勇太「?」

六花「ゆうたが寒そうにしているのに私だけこうしてあったまってるのはいや」

勇太「・・・」

勇太「・・・ならしょうがないのかな」

六花「うん、契約者として当然」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:04:39 ID:3Zc5BWmj0
勇太「一色、すまん」

一色「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

丹生谷「あんたも発狂してないで同じこと先輩に頼んだら?」

一色「く、くみん先輩ぃ?」

くみん「ごめんなさい、一色君はちょっと~」

一色「」

一色「うわぁぁぁぁ!!!ゆうたの裏切り者ぉぉ~っ!!」ダタッ

ドアがちゃ

丹生谷「わかりきってたことだけど悪いことしたかな」

勇太「わかりきってたなら最初から聞くなよ!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:10:12 ID:3Zc5BWmj0
くみん「一色君のことは嫌いじゃないけれど」

くみん「それはさすがにちょっと~」

丹生谷「・・・」じ~っ

凸守「・・・」じ~っ

勇太「いやっ、これは、っていうか六花は恥ずかしくないのかよ!」

六花「・・・少し恥ずかしいけれど、ここはゆうたと一緒にいる方が優先される」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:17:13 ID:3Zc5BWmj0
勇太「・・・なんだお前も恥ずかしいのか」

六花「・・・少しだけ」

勇太「・・・」

六花「・・・ゆうた、小指」すっ

勇太「・・・ああ」ちょん

六花「今日はずっとこうしている契約」

勇太「・・・」

六花「・・・」

くみん「らぶらぶだね~二人とも」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:20:17 ID:3Zc5BWmj0
凸守「くっ、なんか悔しいデス!」

丹生谷「ほら二人とも顔赤くしてイチャイチャしない!っていうかそういうことは二人きりの時にしなさいよ!」

勇太「別に二人きりの時もこんなことしてないし!」

六花「確かに滅多にゆうたからはこういうことしてこない、むしろ逆」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:26:30 ID:3Zc5BWmj0
丹生谷「あら?そうなの?」

丹生谷「詳しく聞かせなさいよ」ずいっ

六花「二人きりの時、近づくと私と微妙に距離をとったりする」

丹生谷「付き合ってるのに?」

六花「そう」

勇太「・・・頼むからそういうガールズトークは本人のいないところでやってくれ、恥ずかしい」がた

六花「ここにいないとダメ、契約」がし

勇太「・・・はぁ~」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:35:16 ID:3Zc5BWmj0
丹生谷「ちなみにもうキスはしたんでしょ?」

六花「・・・まだしてない」

勇太「・・・」

丹生谷「付き合い始めたの文化祭前でしょ?今もう1月よ」

六花「・・・」チラッ

勇太「・・・こっち見んな」

丹生谷「もしかして富樫君てへたれなの?」

六花「丹生谷、へたれって何?」

丹生谷「そうね~富樫君みたいな人のことをいうのかしら」

六花「なるほど、ゆうたはへたれなのか」

勇太「へたれって言うな!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:40:31 ID:3Zc5BWmj0
勇太(なんなんだこの状況、すごく泣きたい)

丹生谷「もしかして何も彼氏らしいことしてないの?」

六花「彼氏らしいこと?」

勇太「ほ、ほら二人で遊園地に行ったりしただろ?忘れるなよ」

六花「なるほど、あれが彼氏らしいことか」

丹生谷「自分から言うなんてちょっとカッコわるいんじゃないの~富樫君」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 22:50:11 ID:3Zc5BWmj0
勇太「くっ」

丹生谷「そもそも富樫君ってどこかカッコいいところあるの?それともカッコいいのは中二病設定の中だけ?」

勇太「丹生谷はなんか俺に恨みでもあるのか!?」

勇太(もう死にたい、六花の彼氏として自信なくなってきた)

六花「確かにいつものゆうたはカッコいいというより可愛いって感じ、The男の娘」

勇太「」

丹生谷「あはははは、富樫君女子力高そうだもんね」

勇太(もう殺して)

六花「でも私を窓から連れ出してくれた時とか誰よりもカッコよかった」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:00:04 ID:3Zc5BWmj0
六花「それにいつも私を助けてくれる、それだけで私には充分すぎる」チラッ

勇太「六花ぁ」ぐすん

勇太(ああ、今まで六花の彼氏でいてこれほど良かったと思ったことはない)

丹生谷「そ、そうね。小鳥遊さんのために駆け落ちするところとか、まったくカッコいいところがないわけでもないわね」

勇太「・・・」ぎゅ~

六花「ゆ、ゆうた、いきなり抱きしめるのはやめて」

勇太「・・・」ぎゅ~

六花「あぅぅ」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:10:03 ID:3Zc5BWmj0
丹生谷「ああもう、だからイチャつくのは二人きりの時にやってよ!」

勇太「イチャつくなと言ったり、詳しく聞きたいとかどっちなんだよ」

丹生谷「くっ、いいからそれやめなさいよ」

勇太「悪かったな六花」すっ

六花「あっ・・・」しゅん

丹生谷(何残念そうにしてるのよ・・・)

くみん「私たち蚊帳の外だね~」

凸守「別にDFMとの話しなんて興味ないデェス」

くみん「そうかな~凸ちゃん興味津々って感じに見えたけど」

凸守「そんなことあるわけないデス!」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:20:38 ID:3Zc5BWmj0
・・・

丹生谷「それにしても暇ねぇ~。みかんもなくなっちゃったし」

勇太「そうだな、トランプでもあればいいんだけど」

丹生谷「あっ、私トランプなら持ってる」

勇太「なんでトランプなんか持ち歩いてんだよ」

丹生谷「別にいいでしょ、それより鞄取って。富樫君の方が近いでしょ」

勇太「えぇ~自分で取りにいけよ。それに六花がどいてくれないし」

六花「ゆうた、今だけ動くことを許可する。私も早くトランプやりたい」

勇太「ずいぶん都合のいい契約だな・・・それにしても炬燵に外は寒いな・・・おおこれかな?」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:30:12 ID:3Zc5BWmj0
丹生谷「そうそれ、かばんの手前の方に入ってるから持ってきて」

勇太「え~っとこれか・・・ん?この本・・・『よく当たるトランプうらな』」

丹生谷「それ以上喋ったら呪い殺すから」

勇太(それでトランプなんかもち歩いてたのかよ)

勇太「はい、これだろ」

丹生谷「どうもありがと」

凸守「おぉ、このトランプ魔力で溢れてるデス」

六花「この絵柄、まさに闇の者にふさわしい」

凸守「特にこのジョーカーの絵が素晴らしいデェス」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:40:18 ID:3Zc5BWmj0
六花「このような闇のアイテムを所持してるとは・・・丹生谷はやはり・・・」

凸守「どういうことデス?マスター。このニセサマーには何か秘密があるのデスか?」

丹生谷「?」

六花「確証はない。だがあらゆる可能性を考慮した結果、恐らくは・・・」

凸守「・・・」ごくり

六花「ニセサマー=モリサマーだったんだよ!!」

凸守「な、なんデスとぉ~!?いや、しかし、そんなバカなデス!」

丹生谷「モ、モリサマー言うなっ!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/16 23:50:41 ID:3Zc5BWmj0
凸守「いくらマスターの言うことでも700年の時を生きた、ぅ愛っの伝道師、マビノギオンの製作者モリサマーが、こんな腐れ一般人なわけないデェス!!」

丹生谷「いやぁあああ~やめてぇえええ~」ごろごろ

凸守「こ、こんなぶざまにのたうちまわってるようなやつが尊敬するモリサマーなわけが・・・」

六花「すまない凸守、私も私の言った説に疑問を感じ始めた」

くみん「モリサマちゃんらしいけどね~」

丹生谷「ちょっとどういう意味よそれ!呪い殺すわよ!」

・・・

勇太「はぁ、騒がしいなまったく」椅子座ってる

勇太(というか六花はモリサマーの正体をしってるだろ)

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:00:11 ID:7YhZEyRg0
六花「?」

六花「ゆうた、そんなところに座ってないで早く戻って」

勇太「・・・なぁ六花、やっぱり戻らないとダメか?」

六花「ダメ、契約」

勇太「・・・」

六花「・・・」じ~っ

勇太「・・・」

六花「ゆうたぁ~」

勇太「はぁ~悪かった、戻ればいいんだろ」すたすた

六花「そう、あと出来ればお腹の前に腕をまわして欲しい」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:10:04 ID:7YhZEyRg0
勇太「はいはい、これでいいか?」

六花「んっ・・・さっきより防御力、出力共にUPした。あったかい」

丹生谷(・・・結局、抱きしめてもらってるんじゃない)

丹生谷「はぁ~もういいわ」

丹生谷「富樫君っていっつも最初は断っても最終的には小鳥遊さんの言うこと聞いてるわよね」

勇太「そんなことは・・・ないと思うけど」

丹生谷「!」

丹生谷「そうだ、小鳥遊さんちょっと耳かして」ずいっ

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:20:46 ID:7YhZEyRg0
六花「?」ずいっ、ごんっ

勇太「痛っ、急に動くなよ今あごにぶつかったぞ」

六花「うぅ私も頭が痛い、じんじんする」

六花「うぅ丹生谷、それでなに?」

丹生谷「い、いきなり呼んだ私が悪かったわ、・・・えっとね」

丹生谷「・・・」ひそひそ

六花「・・・」

六花「・・・なるほど、わかった」

勇太「?」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:30:58 ID:7YhZEyRg0
六花「ゆうた、今からみかん買ってきて」

勇太「はぁ?なんで?」

六花「みかんなくなっちゃったから」

勇太「丹生谷が食いまくったからだろ、明日じゃダメなのか?」

六花「ダメ」

勇太「そんなこと言われてもな、おとなしく諦めろとしか」

六花「・・・」

六花「丹生谷」

丹生谷「次、富樫君の方を向きながら」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:31:34 ID:7YhZEyRg0
もしかして勇太の口調おかしい?

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:39:24 ID:7YhZEyRg0
六花「わかった」

六花「ゆうた、お願いみかん買ってきて」くるっ

勇太(そういうことか)

勇太「ムリだ、こんな寒いなかわざわざいけるか」

六花「ダメ?」

勇太「ムリだ」

六花「・・・」

六花「丹生谷」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 00:50:23 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「次、そのまま富樫君の手を握って」

六花「・・・わかった」がしっ

勇太「いかないからな」

六花「ゆうた、まだ何も言ってない」

勇太「とにかくこのまま続けても行くつもりはない」

六花「・・・」むっ

六花「丹生谷!」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:00:18 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「次、富樫君の耳元で甘えるような感じで」

六花「甘える感じ?」

丹生谷「そうね、勇太~、私のためにみかん買ってきて欲しいな、ね?いいでしょ?勇太にしか頼めないのぉ、こんなかんじで」

勇太「うわぁ」

凸守「いつにもまして気持ちわるいデェス」

丹生谷「なによっ、失礼ね」

六花「ふむ、なるほど」

六花「では」ごほん

六花「ゆうたぁ~私のためにみかん買ってきて欲しいな、ね?いいでしょ?ゆうたにしか頼めないのぉ~」

勇太「丸パクリかよ!」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:10:21 ID:7YhZEyRg0
勇太「つーかもういいだろ、それに丹生谷がほとんどくってたんだから丹生谷が自分で買ってこいよ」

丹生谷「むっ、小鳥遊さん、まだまだ行くわよ!」

六花「もちろん、必ずゆうたを屈服させてみせる」

六花「さぁ丹生谷!次の指示を!」

丹生谷「次、富樫君の胸に顔を埋めてもう一度!」

六花「え」

六花「・・・」

六花「・・・うぅ」ぽすん

勇太(おいおいおいおい)

六花「ゆ、ゆうた、みかん買ってきてぇ」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:22:08 ID:7YhZEyRg0
勇太「ム、ムリだ」

六花「そんなぁ~」

六花「うぅ・・・」

六花「に、丹生谷」

丹生谷「・・・」

丹生谷(なんでさっさと折れないのよ!こっちも引っ込みがつかなくなっちゃったじゃない!)

六花「丹生谷?」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:30:30 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「え~っとね、つ、次は富樫君の目を見ながら顔をできるだけ近づけて」

六花「・・・」

六花「・・・」

勇太(やるのか?やるなよ?・・・ってやるのかよ!)

六花「あぅぅ・・・」すっ

勇太(か、顔が近い、近すぎる、なんか六花の目うるうるしてるし)

勇太「・・・」ごくり

六花「ゆ、ゆうたぁ」

勇太「り、六花っ」

六花「そ、そのぉ・・・」

勇太「・・・」

勇太(やばい、かわいすぎる・・・)

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:40:41 ID:7YhZEyRg0
六花「ゆ、ゆうたぁ?」

勇太「六花・・・」すっ

六花「ぁ・・・」目つむり

くみん「ち、近すぎるよぉ~」

凸守「マ、マスター!」

丹生谷「ちょ、ちょっとストーップ!!」

勇太「!」

勇太(あ、危なくみんなが見てる前で初キスするところだった)

勇太「ス、ストップだそうだ、お前もちょっと離れろ」すっ

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 01:50:19 ID:7YhZEyRg0
六花「あっ・・・」

六花「・・・」

六花「・・・」

六花「・・・」

六花「・・・むぅ」

六花「丹生谷」

丹生谷「な、何?」

六花「次の指示を」

丹生谷・勇太「次ぃ!?」

丹生谷(そ、そんなこれ以上なんてどう言えばいいのよ)

勇太(これ以上はほんとやばい)

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:01:56 ID:7YhZEyRg0
勇太「おい六花、もうこの辺で終わりにしとかないか?」

六花「では今すぐ走って10分以内に買ってきて、一秒でも遅れたらゆうたは呪いで死ぬことになる」

勇太「・・・な、なんか怒ってる?」

六花「・・・そんなことはない」

六花「それより丹生谷!」

丹生谷「は、はいっ」びくっ

六花「早く次の指示を」

丹生谷(富樫君がさっさと買いにいけばこんなことにならなかったのにぃ)キッ

勇太(なぜ俺のことを睨む)

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:10:49 ID:7YhZEyRg0
勇太(しかし、このままではまずい。なんとかしないと・・・)

くみん「六花ちゃんが怒ってるなんて珍しいね~」

凸守「マ、マスターの闇の力が膨れ上がっているデス!」

凸守「は、はやく契約者であるDFMがなんとかするデス!」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:12:25 ID:7YhZEyRg0
くそ眠い

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:20:30 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・!」

勇太「邪王真眼の娘よ」

六花「何」

勇太「我はここを離れるのはやぶさかではないが」

六花「じゃあ5分以内に買ってきて」

勇太「最後まで話しを聞け」

六花「・・・」

勇太「だが我は今日はずっと邪王真眼と共にある契約を結んでいる。ならばここを離れるというのは契約違反ではないのか?」

六花「!」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:32:11 ID:7YhZEyRg0
勇太「それとも契約を取り消すか?我はそれでも構わないが」ぎゅ~

六花「うぅ・・・」

勇太「早く決めるがいい、邪王真眼よ」ぎゅ~

六花「・・・DFMはずるい」

六花「・・・」

六花「丹生谷、残念ながらこの勝負、わたしたちの負け」

丹生谷「そ、そうね。この辺で終わりにしましょ」

丹生谷(た、助かった・・・)

勇太(・・・なんとか助かった。・・・しかしついみんなの前でDFMになってしまった。死にたい)

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:40:06 ID:7YhZEyRg0
凸守「おぉ、マスターの闇の力が落ち着いてきたデェス。なかなかやるじゃないデスか、DFM」

くみん「わたし、だ~くふれいむますた~初めて見た。富樫君カッコ良かったね~六花ちゃん」

六花「ふふん、私にとっては見慣れたものであったが、くみんたちは見るのは初めてであったか。これぞ邪王真眼唯一の契約者であり、ゆうたの真の姿DFMである!」

六花「それとくみん、今はゆうたではなくDFMである。呼びかける時はDFMと呼ぶこと」

くみん「うん、わかったよ六花ちゃん」

勇太「・・・」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 02:45:31 ID:7YhZEyRg0
限界なので寝る
書き溜めてるのはまだ残ってるので
スレが残ってたら書く

187: 起きた 2013/01/17 09:00:25 ID:7YhZEyRg0
凸守「どうしたデスか?DFM」

凸守「せっかくなのでもっと真の力を見せるがいいデス。DFM」

くみん「どうかしたの?とが・・・じゃなくて、だ~くふれいむますた~?」

六花「大丈夫?DFM」

勇太(誰かさっきの俺を殺してくれ・・・)

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 09:21:27 ID:7YhZEyRg0
くみん「ん~残念だけどしょうがないかぁ」

丹生谷「じゃあ四人分で配るから」

丹生谷「あ、その前に罰ゲームを決めましょ」

くみん「え~罰ゲームありなの~?」

凸守「凸守はあっても問題ないデェス」

六花「邪王真眼は最強。あってもなくても関係ない」

勇太「そんなこと言って負けたらどうすんだよ」

六花「ゆうた、わたしが万が一にも負けるとでも?」

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 09:30:06 ID:7YhZEyRg0
勇太「別にそうは言ってないけどさぁ・・・」

丹生谷「ね、富樫君は罰ゲーム何がいいと思う?」

勇太「そうだな・・・恥ずかしい話しとかはどうだ?」

丹生谷「却下」

勇太「何でだよ」

丹生谷「何でって・・・」

丹生谷(もし負けたらみんなは間違いなく中二病だったころの話しをみんなの前でするように言うはず・・・そんなことするくらいなら死ぬ !)

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 09:41:02 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「げ、現在進行形で黒歴史を平気で作ってる中二病に恥ずかしい話しなんてあるの?」

六花「ふっ、私に恥ずべき過去など存在しない・・・」

勇太「何言ってんだ、お前一週間前駅のホームで盛大にすっ転ん」

六花「ゆ、ゆうた!」

勇太「ほら、中二病でも恥ずかしい過去はあるみたいだし」

六花「うぅ・・・ゆうたの意地悪」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 09:50:39 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「富樫君は今回参加しないからそんなこと言えるのよ」

勇太「そんな辛い罰ゲームでもないだろ?」

丹生谷「じゃあ小鳥遊さんが負けたら連帯責任で富樫君も恥ずかしい話しをしてもらうけどいい?」

勇太「連帯責任って何だよ!」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 10:10:02 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「ねぇ小鳥遊さん、私は恋人関係っていうのは辛いことも楽しいことも一緒に共有することが一番大事だと思うの」

勇太「っておい」

六花「恋人関係・・・」

丹生谷「そうよ。恋人の契約で結ばれた二人は一心同体、たとえ罰ゲームでも一緒にやることで愛が深まるものなの」

六花「・・・」ちらっ

勇太(こっちみんな、恥ずかしいだろ)

丹生谷「というわけで小鳥遊さん、連帯責任でいい?」

六花「わかった」

勇太「おい」

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 10:19:33 ID:7YhZEyRg0
六花「確かにゆうたとわたしは一心同体。しかも今はゆうたと合体、取り込まれ一つとなって身も心も闇の炎に抱かれている状態。いわば今の私は邪王真眼inDFM、罰ゲームも共有して当然」

凸守「おぉ、なんかカッコいいデェス」

六花「だがリスクも存在する。くっ・・・ぐああっ・・さ、さっそく闇の炎が私の中を暴れまわっているっ」

凸守「大きな力を手にするためにはそれ相応の代償を伴う・・・デスか、マスター負けないでデス!」

六花「な、なんとか耐えてみせる!」

丹生谷(・・・すごく卑猥に聞こえるんですけど)

勇太「な、なぁ六花、やっぱりそろそろこの体勢やめないか?」

六花「契約」

勇太「・・・ですよね」

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 10:21:50 ID:7YhZEyRg0
だらだらと続けてるだけで
終わらせかたが見えない
ちょっとペース落ちる

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 10:40:05 ID:7YhZEyRg0
勇太「はぁ~わかった、連帯責任でいいから」

丹生谷「そ、それで富樫君は本当に罰ゲームこれでいいの?」

勇太(恥ずかしい話しか、別に負けても問題は・・・・・・ってありまくりじゃないか!他の話しをしてもみんなは間違いなくDFMのことを話せと言ってくる!・・・もう一度みんなの前でDFMとか死ぬ!)

丹生谷「富樫君?」

勇太「考えたんだが、ここは定番だけどしっぺでいいんじゃないか?」

丹生谷「そうね、恥ずかしい話しはやめてそれにしましょう。はい決まり!」

くみん「え~痛いのは嫌だな~」

六花「むしろ罰ゲームはもっと厳しくするべき」

凸守「そうデス、もっと残虐な罰ゲームにするべきデス」

勇太(こ、こいつら自分が負けるとは微塵も思ってないのか?)

丹生谷「ああもう、とにかく今回はこれで決まり!」

212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 10:46:58 ID:7YhZEyRg0
11時から4時ごろまで出かけなくちゃいけないし、きりがいいのでここでいったん終わる
ないと思うけど残ってたら続きかく
そもそも見てる人いんの?

249: 帰宅 2013/01/17 16:00:11 ID:7YhZEyRg0
・・・

ゲーム開始10分後

六花「ぜんぜんババがまわってこない」すっ

凸守「一体誰がババを持ってるデス?」すっ

丹生谷「さぁね、私じゃないわよ」すっ

くみん「誰だろうね~」すっ

六花「私でもない」すっ

勇太(一体誰だ?六花は持ってないし)

253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 16:10:05 ID:7YhZEyRg0
凸守「これにするデス」すっ

凸守「ではニセサマーのターンデェス」

丹生谷「もしかしてあんたが持ってんの?」すっ

凸守「さぁどうデスかね?」

丹生谷「ふ~ん」すっ

くみん「モリサマちゃんひくよ~」すっ

丹生谷「モリサマ言うなっ」

くみん「あっ、出せた」

くみん「はい、六花ちゃん」

六花「うむ」すっ

255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 16:20:12 ID:7YhZEyRg0
勇太(ゲームももう終盤、なのにババを誰が持ってるかわからない。怪しいのは凸守か?)

六花「凸守のターン」

凸守「ドロー!おお、いよいよ残り二枚になったデス」すっ

凸守「さぁ引くがいいデス、ニセサマー」

丹生谷「やっぱりあんたが持ってんじゃないの?」

凸守「・・・」

丹生谷「・・・」すっ

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 16:30:53 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「あっ」

凸守「ばぁかめぇ!、そっちはババデス」

丹生谷「くぅ~この中坊!後で覚えときなさいよ!」

くみん「・・・」

丹生谷「・・・」

くみん「・・・じゃあひくよ~」すっ

260: キャラ崩壊してる気がする 2013/01/17 17:00:41 ID:7YhZEyRg0
くみん「・・・」

丹生谷「・・・ほっ」

くみん「・・・」

六花「ふむ、では次は私のターン」

六花「決めたっ!私はこのカードをドロ」

くみん「六花ちゃんそれババだよ~」

六花「えっ」

六花「じゃあ、こっちを」

くみん「実はそれもババなんだ~」

六花「じゃあこっち?」

くみん「もちろんそれもババだよ~」

六花「そ、そんな馬鹿な。場に三枚ものババが存在するなんて・・・」

くみん「一番端っこはババじゃないよ~」

六花「なるほど」

264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 17:20:56 ID:7YhZEyRg0
勇太「そんなわけないだろ!普通に考え」

くみん「富樫君助言はだめだよ~」

勇太(な、なんかくみん先輩圧力があるな)

六花「はっ!、あ、危なくくみんのトラップにかかるところだった」

くみん「・・・」シャッフル

六花「くっ、こうなったら邪王真眼察!」眼帯外し

凸守「あ、あれはあらゆる真実を見抜くというマスターの邪王真眼察!」

267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 17:30:50 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「あほくさ・・・」

くみん「・・・」

六花「・・・むむっ」キュイーン

六花「ドローっ」すっ

くみん「・・・」

六花「・・・ふっ、邪王真眼は最強」

凸守「おぉ!さすがはマスターデス!」

くみん「・・・」

勇太(くみん先輩の無言が怖い)

269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 17:42:15 ID:7YhZEyRg0
六花「さぁ凸守勝負!」

凸守「凸守のターン、ドローっ!」すっ

凸守「・・・ふっ」ちらっ

六花「・・・ぐはっ!」こくん

六花「わ、我が魔力が消滅して行く!」

凸守「か、勝った?マスターに勝利したデス!凸守がトップで上がりデェス!」

六花「くっ、さすがはマイサーヴァント、まさか私が敗れるとは・・・」

凸守「いい勝負だったデス、どちらが勝ってもおかしくなかったデス」

六花「うむ、次は負けない」

丹生谷「中坊ごときに先に上がられるなんてぇ~!」

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 17:50:11 ID:7YhZEyRg0
くみん「モリサマちゃん?」

丹生谷「だからモリ・・・」

くみん「引いていいかな?」

丹生谷「は、はい」

丹生谷(笑顔なのになんか怖い・・・)

くみん「・・・」すっ

くみん「・・・」シャッフル

くみん「はい六花ちゃんの番だよ」

六花「了解した」

277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:01:09 ID:7YhZEyRg0
六花「・・・」キュイーン

くみん「あっ、そのカードは」

六花「ふっ」すっ

六花「邪王真眼察が発動した以上、くみんの言霊に騙されなどしない」

くみん「・・・」ゴゴゴゴ・・

勇太(な、なんか先輩の圧力がさらに増大した?)

279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:11:10 ID:7YhZEyRg0
六花「丹生谷のターン」

丹生谷「ん~これにしよ」すっ

丹生谷「はい、これで上がり確定ね」

くみん「そんなぁ、モリサマちゃんまで・・・」すっ

丹生谷「2位か、まぁまぁね」

六花「まさかくみんと最後に決着をつけることになろうとは・・・だがこの邪王真眼に敵はない!」

くみん「・・・」

くみん「・・・」

六花「くみん?」

くみん「くっくっく、私はくみんなどではない」

六花「!?」

勇太「!?」

凸守「!?」

丹生谷「!?」

くみん「我は邪王真眼の継承者、二代目邪王真眼である」

282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:21:52 ID:7YhZEyRg0
六花「!?」

六花「ば、馬鹿な!?。私に邪王真眼が戻った時、二代目の力は失われたはず!」

凸守「そうデェス!あの封印具をマスターに渡した時に力の全てはマスターに戻ったはずデス!」

くみん「ふっ甘いな・・・一時的とはいえあれほどの力を所有していたのだ。わずかにこの身に残った邪王真眼の力を全て集中させれば自力での覚醒も可能だ。近くに共鳴者であるDFMと融合状態の邪王真眼がいるならばなおのことたやすい・・・」

六花「!?・・・邪王真眼inDFMの強大すぎる力がくみんに残った魔力を覚醒させた?」

丹生谷「ちょ、ちょっとあんた何言って」

くみん「黙っているがいい!腐れ一般人!」

丹生谷「」

283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:30:51 ID:7YhZEyRg0
凸守「そんな!ニセサマーを一蹴デスと?・・・こ、この力は本物デス!」

六花「わ、わかっている!このプレッシャーは本物だ!」

勇太(確かにおっかないな今のくみん先輩)

くみん「さぁ、この二枚の内どちらかを引くがいい、先代邪王真眼」

凸守「まさか邪王真眼同士の戦いが起こるなんて・・・サーヴァントである凸守はどっちを応援すれば・・・」

勇太(なんだこの展開は・・・)

284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:40:06 ID:7YhZEyRg0
六花「くっ、邪王」

くみん「ムダだ、邪王真眼が相手に邪王真眼察は効かない・・・初めての経験で知らなかったのか?」

六花「そ、そんなぁ・・・」

六花「自力で引くしか・・・」

くみん「ん?そっちを引くのか?・・・私はやめておいた方がいいと思うが」

六花「ブラフ?いや・・・くっ、カードが視えないぃ!」

勇太(もともと視えるわけないだろ)

286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 18:51:11 ID:7YhZEyRg0
くみん「さぁ、早く引くがいい・・・それとも怖気付いたか?」

六花「そ、そんなことない。私はこのカードをドローっ!」すっ

くみん「・・・ふっ」

六花「っ・・・」

勇太(あっ・・・)

六花「ゆうたぁ、も、もうダメかもしれないぃ」

凸守「マ、マスター!」

くみん「何だ?」

凸守「!?・・・いや、そのっ・・・小鳥遊先輩!」

289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 19:00:21 ID:7YhZEyRg0
六花「・・・凸守」

丹生谷(はっ!?今何が起こったのかしら?)

凸守「小鳥遊先輩!負けないでください!勝機はまだ残っています!」

丹生谷「」

勇太(おいおい凸守まで)

六花「凸守・・・まだだ!まだ終わってはいない!二代目邪王真眼、いざ勝負!」

凸守「小鳥遊先輩!」

くみん「我に残された時間はもう残り僅か・・・全力で挑もう!」

六花「こいっ!」

291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 19:10:23 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・」

凸守「・・・」

六花「・・・」ごくり

くみん「私はこちらのカードをドローっ」すっ

六花「あっ・・・」

勇太「あっ・・・」

くみん「ふっ・・・最後に・・勝てて・・・良かっ・・た」

六花「私の負け・・・か」

凸守「うぅ・・・いい勝負だったデェス!」

六花「ゆうた・・・私負けちゃった」

勇太「次、負けなければいいだろ」なでなで

六花「うん・・・わかった」

294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 19:20:08 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「はっ!・・・何時の間にか終わってたみたいだけど先輩と小鳥遊さんどっちが勝ったの?」

くみん「私が勝ったよ~」

丹生谷(やっぱり腐れ一般人とか言われたのは気のせいだったみたいね)

六花「丹生谷、私の負けだった」

丹生谷「何、満足そうな顔してるのよ。もしかして罰ゲームのこと忘れてる?」

六花「え」

丹生谷「富樫君もだからね」

富樫「分かってるよ、言われなくても」

勇太「お前罰ゲームのこと忘れてただろ」

六花「うぅ・・・」

307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 19:59:19 ID:7YhZEyRg0
勇太「いや、別にそこまで痛くなかったけど」

六花「そんな馬鹿な!?全力の魔力をこめて放ったのに!」

六花「ゆうた!もう一度!」

勇太「別にいいけど」

六花「はぁああああっ、真・イービル・カッターッ!!」

ペチィィッ

六花「ふっ、決まった・・・」

勇太「いや別に痛くない」

六花「そんなぁ・・・」

308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:02:35 ID:7YhZEyRg0
六花「ゆ、ゆうたもう一度」

勇太「別にいいけど、その代わり俺ももう一回やるからな」

六花「!?あ、あれをもう一度か」

勇太「どうする?」

くみん「やめておいた方がいいと思うよぉ」

丹生谷「かなり痛そうだったしね」

凸守「マ、マスター、ここはいったん撤退するべきかと」

六花「そ、そこまで言われたら仕方ない。DFM、マイサーヴァントにめいじてここは見逃してやろう」

六花(凸守、感謝する)ちらっ

六花(サーヴァントとして当然デス)ちらっ

勇太「はぁ~まったく」

312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:06:16 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「どうするもう一回やる?」

凸守「もう一回やるデェス!次も一位で凸守が勝つデス!」

くみん「そうだね~、結構おもしろかったし~」

勇太「お前はどうするんだ?」

六花「私ばっかりだと悪いから次はゆうたがやって」

313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:12:12 ID:7YhZEyRg0
勇太「いいのか?」

六花「先の戦いで私は魔力を使い過ぎた。しばし魔力回復のために眠りにつく必要がある」

六花(・・・正直くみんの隣が恐ろしい)ぼそっ

勇太(・・・ああ、わかる)ぼそっ

くみん「ん~富樫君たちなんか言った~?」

六花「ひぅ!?」

勇太「い、いえ何でもないです。いやだなぁ、もうっ」

勇太「に、丹生谷、次は俺がやるから配ってくれ」

丹生谷「じゃあもう一回ね」

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:14:14 ID:7YhZEyRg0
・・・

30分後

六花「すぴー・・・」zzz

丹生谷「小鳥遊さん寝ちゃったみたいね」

くみん「富樫君あったかそうだもんね~」

勇太「もう時間だし起こした方がいいかな」

320: oh・・・ 2013/01/17 20:20:57 ID:7YhZEyRg0
>>308

六花「ゆ、ゆうたもう一度」

勇太「別にいいけど、その代わり俺ももう一回やるからな」

六花「!?あ、あれをもう一度か」

勇太「どうする?」

くみん「やめておいた方がいいと思うよぉ」

丹生谷「かなり痛そうだったしね」

凸守「マ、マスター、ここはいったん撤退するべきかと」

六花「そ、そこまで言われたら仕方ない。DFM、マイサーヴァントにめいじてここは見逃してやろう」

六花(凸守、感謝する)ちらっ

凸守(サーヴァントとして当然デス)ちらっ

勇太「はぁ~まったく」

321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:23:15 ID:7YhZEyRg0
凸守「今マスターは魔力を回復させるために眠りについているデス。邪魔をするなデス」

丹生谷「ほんと気持ちよさそうに寝てるもんね」

六花「すぴー・・・」zzz

くみん「いいなぁ、今度代わってくれないかなぁ~」

勇太「!?」

丹生谷「!?」

くみん「冗談だよ~。六花ちゃんに怒られちゃう」

326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:31:15 ID:7YhZEyRg0
くみん「でも気持ちよく眠れそうだなぁ~」

勇太(冗談か、びっくりした)

丹生谷「そ、そうね。かなり気持ちよさそうだし」

凸守「そうデスか?DFMが後ろにいるなんて落ち着かなくて気持ちわるそうデス。よくマスターは眠れているデス」

勇太「ひどいな、おい」

330: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:38:34 ID:7YhZEyRg0
丹生谷(ほんと、小鳥遊さんたら幸せそうな顔しちゃって・・・)

丹生谷「えっと、私たちもう帰るけれど富樫君、小鳥遊さんのことよろしくね」

勇太「え?」

丹生谷「だって起こすのも可愛いそうだし」

くみん「そうだね~。あんな気持ちよく寝てる人の邪魔は許せないかな~。富樫君六花ちゃんのこと頼んだよ~」

凸守「絶対ムリに起こすなデスよ?DFM」

331: >>330 間違えた 2013/01/17 20:40:49 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・それにしてもこいつどうしようかな。熟睡してるし」

六花「すぴー・・・」zzz

丹生谷(ほんと、小鳥遊さんたら幸せそうな顔しちゃって・・・)

丹生谷「えっと、私たちもう帰るけれど富樫君、小鳥遊さんのことよろしくね」

勇太「え?」

丹生谷「だって起こすのも可愛いそうだし」

くみん「そうだね~。あんな気持ちよく寝てる人の邪魔は許せないかな~。富樫君六花ちゃんのこと頼んだよ~」

凸守「絶対ムリに起こすなデスよ?DFM」

333: >>331も間違えた 2013/01/17 20:44:30 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・それにしてもこいつどうしようかな。熟睡してるし」

六花「すぴー・・・」zzz

丹生谷(ほんと、小鳥遊さんたら幸せそうな顔しちゃって・・・)

丹生谷「えっと、私たちもう帰るけれど富樫君、小鳥遊さんのことよろしくね」

勇太「え?」

丹生谷「だって起こすのも可哀想だし」

くみん「そうだね~。あんな気持ちよく寝てる人の邪魔は許せないかな~。富樫君六花ちゃんのこと頼んだよ~」

凸守「絶対ムリに起こすなデスよ?DFM」

334: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:45:27 ID:7YhZEyRg0
丹生谷「ああ、炬燵の外ほんと寒いわね。じゃあね富樫君」

勇太「ちょっ、六花が起きるまで俺ずっとこのままかよ!?」

丹生谷「がんばってね~」

くみん「あっ、富樫君帰る時炬燵の電源切っといてね~」

凸守「さらばデス、DFM」

ドアがちゃ

勇太「ちょっと!?」

六花「すぴー・・・」zzz

337: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 20:51:00 ID:7YhZEyRg0
めし食ってくる
もうすぐ終わる

342: 補給完了 2013/01/17 21:12:21 ID:7YhZEyRg0
ところどころでどんぴしゃな凸守AAを貼れる>>339は一体何者なの?

343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:13:05 ID:7YhZEyRg0
・・・

30分後

六花「すぴー・・・」zzz

勇太「おい六花、そろそろ起きろ」

六花「んぅ・・・」

勇太「はぁ、まだ起きないか。こう座りっぱなしていうのもつらいな」

六花「・・・」

347: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:20:24 ID:7YhZEyRg0
勇太「それにしてもひまだ」

ほっぺたつんつん

勇太「おぉ!やわらかい」

ほっぺたぷにぷに

勇太「これは夢葉にも劣らない柔らかさ!」

六花「・・・」

349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:25:22 ID:7YhZEyRg0
勇太「ん~せっかくだから眼帯も取るか」ぱちん

六花「・・・」

勇太「ついでに腕の包帯もとってと」するする

勇太「ってまたこいつマジックで印書いてんのか」

六花「・・・」

353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:30:22 ID:7YhZEyRg0
勇太「ん~せっかくだから眼帯も取ってみるか」ぱちん

六花「・・・」

勇太「ついでに腕の包帯もとってと」するする

勇太「ってまたこいつマジックで印書いてんのか」

六花「・・・」

357: 349× 353◯ 2013/01/17 21:33:18 ID:7YhZEyRg0
勇太「うーん、こうしてみるとあの時の六花みたいだなぁ、まぁカラコンはしてるんだろうけど」

六花「・・・」

勇太「・・・」

勇太「・・・」

勇太「六花、もうかってにいなくなったりすんなよな・・・DFMはいつもお前のそばにいるからさ」ぎゅ~

六花「・・・うん、邪王真眼とDFMはいつでも一緒」

勇太「!?」

勇太「い、いつから起きてたんだ?」

360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:37:50 ID:7YhZEyRg0
六花「・・・ゆうたが私のほっぺをつつきはじめてから」

勇太「な、ならさっさと起きろよな。恥ずかしいこと言っちゃっただろ!」

六花「・・でも嬉しかった」

勇太「ああもう、恥ずかしいからやめろ!」

勇太「ほら、起きたんならもう帰るぞ!みんなもとっくに帰ったし、外もすっかり暗くなっちゃったしな」

361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:40:16 ID:7YhZEyRg0
六花「だめ、それは出来ない」

勇太「はぁ?なんで」

六花「今日はずっとこうしてる契約、ゆうたもそう言った」

勇太「あれまだ有効だったのかよ!」

六花「有効」

365: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:44:32 ID:7YhZEyRg0
勇太「はぁ~、もういいだろ?ほら、だだこねてないで帰るぞ」

六花「ゆうた、契約を破るの?」

勇太「・・・そういうわけじゃないけど、じゃあどうすんだよ」

六花「ふむ。一つだけこの契約を解除せずに帰れる方法がある」

勇太「なんだよ」

六花「それはさらに強力な契約でこの契約を上書きする事」

368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:47:42 ID:7YhZEyRg0
勇太「なんだ、また小指か?」

六花「違う、もっと強力な儀式を行う必要がある」

六花「・・・具体的に言うと・・そのぉ・・・く、唇での契約」

勇太「そ、それってつまり・・・」

六花「ざ、残念ながらそれ以外の方法はない」

373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 21:53:26 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・」

六花「・・・」

勇太「り、六花、とりあえずこっち向け!」

六花「だめっ!は、恥ずかしい」

勇太「それじゃできないだろ!?」

六花「ゆうたするつもりなの!?」

勇太「お、俺は六花と唇での契約を結びたい」

六花「ほ、本気?」

勇太「本気だ!」

376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 22:00:06 ID:7YhZEyRg0
六花「あぅぅ・・わ、わかった」振り向き

勇太「・・・お前顔真っ赤だな」

六花「ゆ、ゆうたも真っ赤」

勇太「・・・」

六花「・・・」

勇太「六花・・・」すっ

六花「ぁ・・・」目つむり

ちゅっ

勇太「こ、これで邪王真眼との新たな契約は完了した」

六花「・・・うん」

382: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 22:06:09 ID:7YhZEyRg0
勇太「・・・」

六花「・・・」

勇太「ちなみにどういう契約内容だったんだ?」

六花「邪王真眼とDFMはずっと一緒にいる契約」

勇太「・・・契約ならずっと一緒にいないとな」

六花「・・・うん、ずっと一緒」

勇太「じゃあ帰るとするか、寒いし手つなぐか?」

六花「うん」ぎゅっ

勇太「行くか」

386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 22:10:43 ID:7YhZEyRg0
ドアがちゃ

六花「今度はちゃんとキスできた」ぼそっ

勇太「なんか言ったか?」

六花「な、なんでもない」

勇太(やっぱりあれ根に持ってたのかよ・・・)

勇太「六花、ちょっとこっち向け」

六花「?」

ちゅっ

勇太「あの時は周りの目があったからな・・その、二人きりの時はいつでもしてやるから」

六花「あぅぅ・・・ゆうた!不意打ちはずるい!」

勇太「はは、わるかっ」

ちゅっ

六花「お、おかえし///」


406: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/17 22:22:47 ID:7YhZEyRg0
ちなみに次の日
心やさしいくみん先輩が6人入れる炬燵を持ってきた、という感じで補完しといてください

終わり