1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:29:54.55 ID:NV/YfjBF0
P「まあ、まず一回転ぶよな」

千早「そうですね」

P「で、誰もいないのに頭コツンてやって「てへへ」ってやるじゃん」

千早「やるでしょうね」

P「で、何事もなかったかのように立ち上がって歩きだすじゃん」

千早「はい」

P「で、前方に犬の糞みつけんだよ」

P「そして、踏まずに見つけたことを心の中でガッツポーズするんだ」

千早「まあ、するでしょうね」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:34:47.54 ID:NV/YfjBF0
P「で、勝ち誇った顔でサッっと犬の糞をかわすんだ」

千早「で、その上に転んでしまうと」

P「ああ、柔らかめの犬の糞を顔でぐちゃぁっと潰してしまうんだ」

千早「なるほど」

P「で、ちょっと戸惑いながらも立ち上がってとりあえず顔を洗える場所を探すんだ」

千早「内心、あせっているので何度も転ぶんですね?」

P「そうそう」

P「で、やっと公園をみつけて、トイレに入るんだ」

千早「そこで顔を洗うんですね」

P「でも、ちょっと古めのトイレだから汚いの」

千早「なるほど、いいですね」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:38:18.83 ID:NV/YfjBF0
P「で、何とか顔を洗って、トイレから出るんだけど」

千早「ちょっと公園で遊んでいこうとするんですね」

P「鉄棒で逆上がりするんだけど、スカートだからちっちゃい子にパンツ見られるんだよ」

千早「それを指摘されてちょっと恥ずかしい思いをするんですね」

P「うん」

千早「真っ赤な声で公園を後にする、と」

P「いいね」

春香「いいですね」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:41:21.88 ID:NV/YfjBF0
P「……え」

春香「プロデューサーさん、こんにちは」

P「お、おう」

春香「千早ちゃんも、こんにちは」

千早「ええ…・」

春香「……プロデューサーさん」

P「な、なにかな」

春香「流石の私も、犬のうんちの上に転んだりはしないですよ」

P「そ、そりゃそうだよな」

春香「転んでる途中で身体を捻りますから!」

千早「春香、そこまで進化していたのね」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:43:47.64 ID:NV/YfjBF0
春香「でも、面白そうですね」

P「え?」

春香「このまま、妄想の私を散歩させません?」

P「……いいね!」

千早「春香……いいの?」

春香「うん、すごく楽しそうだもん」

P「よし、じゃあ公園の後はどこにいこう?」

千早「お菓子作りの研究のために、ケーキ屋さんとか?」

春香「それだよ、千早ちゃん!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:46:01.18 ID:NV/YfjBF0
P「で、春香はケーキ屋につくんだ」

P「何を頼む?」

春香「そうですね……、何がいいでしょう?」

千早「たまたま、四条さんと出くわしていて…。全部というのはどうかしら?」

P「おいおい、いくらになるんだよ」

春香「き、きっと半額セールしているんですよ」

P「なるほど」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:49:53.05 ID:NV/YfjBF0
P「で、春香がケーキを食うだろ?」

千早「一口食べて、フォークをテーブルに置くんですね」

P「で、こういうんだ「パティシエを呼べ!」と」

春香「えぇっ!?」

千早「で、やってきたパティシエに一言言うんですよ」

千早「「コレを作ったのはお前か!」と」

春香「ちょちょ、ちょっと!私海原雄山みたいになってるよ!」

P「で、ケーキに関する講釈をだらだらと垂れて、貴音をおいて店を後にするんだ」

千早「あ、四条さんはおいていくんですね」

P「ケーキ選ぶ手間省くための登場だしな」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:53:03.17 ID:NV/YfjBF0
春香「えっと、それで私は次にプロデューサーさんの家に向かうんですよ」

千早「何しにいくのかしら?」

P「ケーキもってきてくれるんだよ」

春香「で、2人で一緒にプロデューサーさんのお家でケーキ食べるんですよね」

P「うん、いいね。そこに千早がくるわけだ」

千早「私ですか」

春香「でも、ケーキは2つしかありませんよ?」

P「実は、俺の家の冷蔵庫にデカイプリンがあるんだよ」

春香「千早ちゃんはそれを食べるんですね」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 20:57:52.34 ID:NV/YfjBF0
P「で、何気なくテレビをつけるとバラエティの再放送がやってるんだ」

春香「それで、冬馬君が熱湯風呂やらされてるんですね」

千早「後の2人に本気で「押すな、押すなよ」って言ってるんでしょうね」

P「でも、結局落とされるんだよ」

春香「で、会場がワッっと盛り上がるんですよね」

千早「急いで水風呂にまで逃げ込んで……」

P「そんな冬馬をカメラがアップにしたタイミングで」

3人「Get you!」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:04:38.56 ID:NV/YfjBF0
春香「そしたら、本当にプロデューサーさんの家に冬馬君が来ちゃうんですよ」

P「で、春香が「あれ、冬馬君いまテレビに……」っていって」

P「アイツが「それ録画だししかも再放送だろうが!」って突っ込むわけだ」

千早「あざとくアホ毛を揺らしつつですね」

P「むしろ、あのアホ毛でウチのドア切り裂いて登場したりしてな」

春香「あはははは、いくら妄想でもいきすぎじゃないですか?」

P「冬馬だからいいんじゃない?」

千早「でも、ある程度のリアリティあったほうがいいんじゃ……」

P「そもそも、アイツは俺の家に何しにきたんだ?」

春香「きっと、スパイですよスパイ!」

P「スパイ、すっぱい、失敗」

千早「ぶふぉっ!!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:07:31.33 ID:NV/YfjBF0
P「でさ、なんだかんだで冬馬も家に入るんだけど」

千早「お菓子がないんですね」

P「うん」

春香「本当は欲しいんだけど、カッコつけて言わないんですよね!」

P「可愛いな、アイツ」

千早「母性本能くすぐるタイプですね」

春香「なんていうか、庇護対象ですよね」

P「で、4人でテレビみるわけだよ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:10:01.42 ID:NV/YfjBF0
千早「お昼だと、サスペンスの再放送とかやってますよね」

春香「じゃあ、じゃあ、千早ちゃん」

春香「冬馬くんが、最初の事件起こったときに」

春香「「絶対犯人コイツだろ」っていうんだけど」

千早「第二の事件で殺されてしまうのね」

P「で、すごくうろたえると」

千早「涙目になりそうですね」

春香「なんとか取り繕おうとするんですよね」

P「やっぱ可愛いな、アイツ」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:19:35.52 ID:NV/YfjBF0
春香「で、話もクライマックスになってきて」

千早「主役が犯人を諭すシーンで」

P「冬馬がちょっと涙堪えるわけだよ」

春香「冬馬君って妄想に出すとものすごく扱いやすいですね」

千早「そうね……」

P「さあ、夕方になってるわけだが、次はどうする?」

春香「時間を数時間飛ばして、夕食を食べにいきません?」

P「四人で?」

千早「まあ、一応彼もつれていってかげないと可哀想ですし」

春香「どこにいきましょうか」

P「ファミレスでいいんじゃ?」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:23:42.31 ID:NV/YfjBF0
P「で、ファミレスにつきましたー」

P「なに頼む?」

千早「無難にハンバーグとかじゃないですか?」

P「スープ付きか」

千早「スープ付きですね」

春香「冬馬君が「熱っ!」ってなるんですね、プロデューサーさん」

P「で、ここで俺も「熱っ」ってなる」

春香「プロデューサーさん可愛い!」

千早「で、色々話して食べ終わった後は……」

P「とりあえず、解散?」

春香「私が夜の街を1人で散歩するんですね」

P「うん。あくまで夜になった街をだけどな」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:28:17.95 ID:NV/YfjBF0
春香「で、喫茶店に寄るんですよ、喫茶店」

P「そしたら冬馬がクリームソーダ飲んでるんだな」

千早「で、春香がわざわざ彼から見える位置にすわって」

P「「すいませーん、私〝も〟クリームソーダください!」」

春香「そしてクリームソーダを吹き出して、テーブルを拭きだす冬馬君の図ですね」

千早「ぶふぉっ」

P「で、春香は悠然と喫茶店を後にするんだ」

千早「あれ、ソーダ飲まないんですか?」

P「「そちらの彼が、ソーダを吹いてしまったようなので。これをあげてください」」

P「っていうんだ」

千早「春香、かっこいいわ!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:32:25.44 ID:NV/YfjBF0
P「──ここで、春香の一日は終わる」

P「そして、次の日だ」

小鳥「私も参加していいですか?」

P「もちろん」

千早「あの、できれば18歳未満でも安心できる内容に……」

P「善処する」

小鳥「ええ、善処するわよ」

春香「ふ、不安だね」

千早「ええ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:36:08.88 ID:NV/YfjBF0
小鳥「あの、せっかくですし。次は千早ちゃんにしません?」

P「あ、いいですね。では……、まず千早が目覚めて」

小鳥「隣に、真ちゃんがいる、と」

P「ですね」

千早「えぇっ!?」

P「安心しろ、あの後真から電話がって、いろいろ会って泊まりに来ただけだ」

千早「そ、それなら安心ですね」

春香「それでそれで、「昨日の千早は激しかったね」ってか言うんですね」

千早「ちょっと、春香!」

春香「大丈夫、腹筋してただけだから」

千早「そ、それなら……」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:41:33.32 ID:NV/YfjBF0
小鳥「そして千早ちゃんも言うんです!」

小鳥「「真だって、あんなに激しく何回も私のお腹を突いて……」と」

千早「音無さん、それもうアウトです」

小鳥「大丈夫よ、千早ちゃんの腹筋を試すために正拳突きを繰り返しただけだから」

千早「な、なるほど……」

P「で、一緒に朝ごはんを食べるわけだが」

小鳥「千早ちゃんに「朝ごはん、何がいいかしら」と聞かれて応えるんですよ」

P・小鳥「「ボク、千早のお味噌汁が飲みたいな」!!」

小鳥「きゃーっ!真ちゃん大胆だわっ!!」

春香「もうプロポーズですよ、プロポーズ!」

千早「あ、朝から濃いわね……」

P「味噌汁がね」

52: >>51 ちょっと抜けてた 2012/10/02(火) 21:43:10.14 ID:NV/YfjBF0
小鳥「そして千早ちゃんも言うんです!」

小鳥「「真だって、あんなに激しく何回も私のお腹を突いて……」と」

千早「音無さん、それもうアウトです、というか真には生えてませんよ!」

小鳥「大丈夫よ、千早ちゃんの腹筋を試すために正拳突きを繰り返しただけだから」

千早「な、なるほど……」

P「で、一緒に朝ごはんを食べるわけだが」

小鳥「千早ちゃんに「朝ごはん、何がいいかしら」と聞かれて応えるんですよ」

P・小鳥「「ボク、千早のお味噌汁が飲みたいな」!!」

小鳥「きゃーっ!真ちゃん大胆だわっ!!」

春香「もうプロポーズですよ、プロポーズ!」

千早「あ、朝から濃いわね……」

P「味噌汁がね」

小鳥「あまり味が濃いと、身体に悪いですよね」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:45:38.20 ID:NV/YfjBF0
P「で、朝ごはんを食べ終わり」

春香「ふたりで散歩なんですね」

小鳥「もうデートじゃない、デートじゃない!!」

千早「お、大げさですよ」

P「きっと、真は言うんだ。「千早、どこに行きたい?」と。」

春香「そして千早ちゃんが応える「どこでもいいわよ?」と」

小鳥「それに、「真と一緒なら」を勝手に付け足しちゃう真ちゃん」

P「しかし、2人の前に新たなる影が」

千早「だ、誰ですか?」

P「やよいだ」

千早「続けて下さい」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:51:03.03 ID:NV/YfjBF0
P「2人で歩いている時に、偶然やよいが通りがかる」

春香「まず、真が声をかけますよね」

小鳥「そして、やよいちゃんも2人に気づいて」

春香「千早ちゃんが、見えないように……」

P「ニヤァっと、笑う」

小鳥「もうニヤニヤとしてくるのが我慢できないんでしょうね」

千早「…………」

P「おい、妄想だけでちょっとにやっとしてるぞ」

千早「……だって、真に高槻さん」

千早「ハーレムじゃないですか」

千早「わが世の春、愛すべき二人の妻!」

P「妄想にとどめておけよー」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:56:15.16 ID:NV/YfjBF0
P「しかし、そんな3人を引き裂こうとする輩が現れる」

春香「美希と雪歩と伊織ですね、わかります」

小鳥「人数的には3対3。ですが、彼女達の狙いは千早ちゃんただ1人!」

春香「戸惑うやよい達、襲い掛かる伊織達」

P「もうだめだ、とおもったその時──!」

千早「だ、誰かくるんですか!?」

P「たまたま冬馬が通りがかる」

春香「颯爽と千早ちゃんを助け、一言」

小鳥「「通りすがりの、木星さ」」

千早「で、彼に3人が気を取られている間に、私達はにげればいいんですね?」

P「ああ。そして冬馬はお弟子さんに連れて行かれる」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 21:59:57.89 ID:NV/YfjBF0
小鳥「その後、彼がどうなるかはわからないけど」

P「千早たちの心の中に、一生生き続ける。そう、彼女達はきっと忘れないだろう」

春香「フィギュアを投げ捨てて、女の子の可愛い喧嘩に本気で割り込む男の姿を」

千早「と、冬馬さん……」

P「で、仕切りなおして三人で街を歩くわけだが」

春香「あずささんが出てくるんですね?」

小鳥「また迷ったんですね」

P「ああ!」

千早「多分、行きたい方向と逆方向にいってしまったんでしょうね……」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:04:01.98 ID:NV/YfjBF0
P「でだ。「あら~。千早ちゃん、やよいちゃん、真ちゃん、こんにちわ」だ」

春香「で、で、「私、また迷っちゃったみたいで~」ですね」

小鳥「でも、そこまで大事な用じゃないから、このまま千早ちゃん達に同行するんですね?」

千早「それで、どこにいきましょう?」

春香「どこにいきたい?」

千早「そうね、多分そろそろお昼でしょうし、昼食でも」

小鳥「じゃあ、どこかのお店にはいりましょうか」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:08:59.49 ID:NV/YfjBF0
P「で、ごはんを食べるわけだけど」

千早「ご飯を食べる高槻さんは、きっと可愛いと思います」

千早「いいえ、何をしていても可愛い」

春香「で、ご飯を食べたあとはどうしましょう?」

小鳥「千早ちゃんの家で、お泊り会でもしましょうか」

P「それです、それ!」

春香「もりあがってきましたね」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:15:12.63 ID:NV/YfjBF0
P「四人だ、四人」

千早「まあ、入らないことはないんでしょうけど」

春香「お風呂に入ったあと。ワイワイ、ガヤガヤとご飯を食べるんだけど」

小鳥「みんなは、千早ちゃんのパジャマを借りることになって……」

千早「あずさん……ごめんなさい……」

P「ってなるだろうな、サイズ的に」

春香「一方、その頃私は……」

P「家で転んで誰もみてないのに「てへっ」ってやってました」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:19:07.63 ID:NV/YfjBF0
小鳥「そして、みんなそのまま仲良く眠るんですね?」

P「はい、そして次の日です」

春香「次の主役はもちろん……?」

千早「彼ね……」






4人「GET YOU!」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:23:09.61 ID:NV/YfjBF0
P「なんとか、お弟子さんから逃げ切った冬馬だけど」

小鳥「厄介なのに捕まるんですよね」

春香「亜美と真美ですね」

千早「「お、あまとうだ」からの「あまとうじゃねぇ!」は外せませんね」

P「そして、亜美と真美に付きまとわれる冬馬の図」

P「どうにかしたいけど、どうしようもできない」

P「しかたがないので、765プロにきて律子に押し付けることにした」

春香「いるかどうかもわからないのに……」

小鳥「道中、あまとう、あまとう言われつづけるんでしょうね」

千早「なんていうか、ほほえましいですね」

P「「俺の周りに立つんじゃねぇ!」って涙声でいったりね」

P「ホント可愛いな、あいつ」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:28:03.06 ID:NV/YfjBF0
P「で、偶然だ。響に出会う」

小鳥「チャンス、といわんばかりに響ちゃんに亜美ちゃん真美ちゃんを押し付けようとするんですね」

P「でも、だめなんでしょうね」

春香「ナチュラルに「冬馬、随分懐かれるなー」とかいいそうですね」

千早「まあ、彼は亜美たちにとっては、からかいやすいでしょうしね」

P「でも、なんだかんだで、冬馬についてきてくれるんだよ、響は」

小鳥「亜美ちゃんたちとお話して、彼の負担を軽減してくれるんですね」

春香「そうなったら、自分は逃げてもいいのにそれに気づかないんですね」

P「ホント可愛いな、あいつ」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:33:13.23 ID:NV/YfjBF0
P「で、ウチに付いたら救われたような顔をしながら」

冬馬「秋月、いるか?」

P「って言うんだよ」

P「え」

冬馬「お、よかった。あんたがいたか」

冬馬「ちょっと散歩してたらあんたのトコロのアイドルに捕まっちまってよ」

亜美「お、兄ちゃんたちおそろいで!」

真美「みんなで何してたの?」

P「悪いね、引き取っていくよ」

千早「亜美、真美。あまり他所のアイドルに迷惑かけちゃだめよ?」

春香「そうだよ、律子さんに怒られちゃうよ?」

響「自分もそういったんだけどなー、かまわず冬馬をからかってたぞ」

亜美「あまとうってー、アホ毛すごいよね」

真美「ねー。亜美隊員、引っ張ってみますか?」

冬馬「やめろ!」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:37:14.52 ID:NV/YfjBF0
P「まさか、冬馬が本当に亜美たちに捕まっていたなんて」

冬馬「まさかってどういう意味だよ」

春香「冬馬君の一日を妄想してたんだよ」

冬馬「天海って結構ヒマなんだな」

春香「わざわざウチに亜美たちを連れてくる冬馬君もたいがいだよ」

P「まあ、大変だったな」

冬馬「まったくだぜ……」

春香「あ、冬馬君もやる?」

冬馬「やるって、何をだよ」

春香「妄想!」

冬馬「……おもしろそうだな」

亜美「亜美たちもやる→」

響「あ、自分もやるぞー!」

春香「誰でいく?」

冬馬「北斗でいこうぜ」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:39:42.96 ID:NV/YfjBF0
P「北斗か、朝一でするかな」

小鳥「なんとなく、裸で寝てそうじゃないですか?」

響「あー、そういうイメージあるよね」

冬馬「姿見の前で、ポーズ決めそうだよな裸で」

真美「ほくほくなら、そのまま「チャオ☆」っていいそうだよね」

千早「30分くらいやってから、下着を穿きそうですね」

春香「ううん、今日は調子がいいからとかいって、一時間ほどやるんじゃないかな?」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:43:54.18 ID:NV/YfjBF0
亜美「朝ごはん食べるのも、やたらスタイリッシュそうだよね」

P「こう、一挙手一投足がやたらフェロモンむんむん」

千早「北斗さんは、オフでも北斗さんだと思います」

P「冬馬はオフだとあまとうになっちまうのになぁ」

冬馬「どういう意味だよ、それ!」

小鳥「で、ご飯を食べたあとは……」

春香「スタイリッシュ朝シャワーですね」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:50:39.45 ID:NV/YfjBF0
響「シャワーの水を切る動作も、スタイリッシュそうだよね」

春香「それで、服をきて、髪の毛をセットして」

小鳥「その他、身だしなみを整えて街に繰り出すんです」

冬馬「何するんだろうな、ナンパか?」

P「むしろ、大量のファンにサインをねだられて」

冬馬「あれか、「並んで、エンジェル達!」か?」

亜美「ほくほくがいうと、様になるけど」

真美「あまとうじゃねぇ…」

冬馬「どういう意味だそれ!」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 22:57:01.97 ID:NV/YfjBF0
冬馬「でも、あんまり多いとそれで一日つぶれるんじゃね?」

P「まあ、それはいいと思うよ」

春香「多分、次々と押し寄せてきそうですよね」

響「なんだかんだ、人気あるしなー」

亜美「さっすがほくほく!」

冬馬「そこはさすがジュピターって言ってくれ!」

真美「ぇー?」

冬馬「……」

千早「夜はどうするんでしょうか」

冬馬「………スタイリッシュ入浴?」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:00:16.36 ID:NV/YfjBF0
P「そして、北斗の一日も終わるわけか……」

小鳥「みんな、充実した一日を送ってますね」

冬馬「まあ、仕事してるほうが充実してっけどな!」

春香「私達アイドルだもんげ!」

冬馬「……つーか、なんでこんな話を始めたんだ?」

千早「最初は、私とプロデューサーで春香の散歩の様子を考えていて」

小鳥「ここまで来ると、すごく飛躍しましたね」

冬馬「……なるほど」

P「よし、じゃあもっとぶっ飛ばせてみようか」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:06:19.93 ID:NV/YfjBF0
P「時は平成、765プロのアイドル天海春香は己が転んでしまう事に嫌気がさしていた
 そんな彼女が、ついに世界を滅ぼすために暗躍しはじめる!
 だが、それをとめようとする水瀬伊織によって、戦う力を与えられた天ヶ瀬冬馬。
 変身ベルトを腰に巻き、男は戦いに身を投じる!」

千早「仮面ライダージュピター……ですか」

春香「わ、私悪役ですか!?」

冬馬「つまり、俺がフィギュアになるんだな!?」

亜美(変身したあまとうが、だけどね)

小鳥「変身した後の決めセリフはGET YOU!ですね」

P「主題歌はウチで歌いましょうか」

冬馬「こう、変身!っていうの変身……!ってのとどっちがいいと思うよ?」

響「そこは、場面によってでいいと思うぞー?」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:08:27.98 ID:NV/YfjBF0
P「……この企画、持って言ってみようか」

冬馬「まじか」

小鳥「本家はムリでしょうけど、バラエティの1コーナーにはできそうですね」

千早「765プロと、961プロの完全なるコラボですね」

冬馬「パーフェクトハーモニーだな」

P「冬馬、多分ウチのやつら誰もカブトはわからん」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:14:59.01 ID:NV/YfjBF0
P「ちょっと、実際にやってみようか」

千早「いまですか?」

P「まあ、変身ポーズだけ」

冬馬「こういう事もあるかと思って、ポーズは考えてるぜ!」

P「流石だな、じゃあ俺はベルトの音声をやってみる」

冬馬「よし。変身……!」

シュバババッ ババッ

ギュゥィイイイイン

P『チェィンジ…………アリスフォーム』

冬馬「……GET YOU!」


♪コッエノー……


P「完璧」

冬馬「非の打ち所がねぇよな!!」

小鳥(男の子ですね……)

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:20:01.59 ID:NV/YfjBF0
P「やっぱさ、アリスフォームとギルティフォームだよ」

春香「ああ、そういう「or」ですか」

冬馬「これ、いけるんじゃねぇか?」

P「うん、そういうのが好きなスタッフに持ち込んだら絶対いけるわ」

冬馬「だよな、だよなぁ!」

P「いや、下手したら仮面ライダーGみたいに公認でやれるかもしれない」

冬馬「ライバルは福くんだぜ」

P「このさい、福くんとコラボもしたいな」

春香(ねえ、千早ちゃん……)

千早(ええ、なんていうか)

響(凄く眼が輝いてるさー)

亜美(亜美たち、怪人役にされたりして)

真美(えー……)

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:24:59.13 ID:NV/YfjBF0
春香「来たね、冬馬くん……いいえ、仮面ライダージュピター!」

冬馬「天海ィ………」

春香「さあ、変身して?最後にしようよ!」

冬馬「そうだな……」

冬馬「変身……!」


ギルティフォーム……


冬馬「……GET YOU!」

春香「それじゃ、いくよ!」






P「みたいな!」

冬馬「うぉおおお、最終回の前の週だな!」

春香「よかった、ちゃんとラスボスだ私」

千早「そこなのね」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:27:29.15 ID:NV/YfjBF0
P「ちょっと、社長にかけあってくるわ」

冬馬「おれも、黒井のおっさんにいってくるぜ!」

春香「2人とも、やる気まんまん……」

小鳥「男の子は皆そうなのよ」

亜美「あまとうはともかく……」

真美「兄ちゃんは……」

響「でも、自分もちょっと面白そうかなーって思うぞ」

千早「確かに、彼はライダー役似合いそうだものね……」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:33:27.44 ID:NV/YfjBF0
小鳥「でも、2人とも楽しそう」

響「プロデューサーのあんな楽しそうな顔久々に見た……」

春香「ねえ、千早ちゃん」

千早「何かしら?」

春香「か、幹部役やらない?」

千早「話が通るの前提なのね」

亜美「はるるん、その辺決めるの多分製作側だよ?」

真美「でも、兄ちゃんとあまとうは結構口出しそうだよね」

小鳥「何にしても、妄想っていいわねぇ……」

小鳥「さぁ、私もあの2人で妄想してきますか!」

春香「……ど、どっちがどうなんですか?」

小鳥「決まっているじゃない、プロデューサーさんが攻め!」

亜美「あまとうは総受けだと思う」

響「自分もそうだとおもうぞー」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:38:07.46 ID:NV/YfjBF0
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P「どうしたんだよ、冬馬?こんなにしちまって」

冬馬「うる……せェ……!」

P「そういや、お前最近そわそわしてるよな」

冬馬「だって、あんたが、……ツレねぇから」

P「ん、聞こえない」

冬馬「アンタが……!黒井のおっさんや、北斗ばっかりにかまうから!」

P「それで、俺に犯される妄想してズリセンこいてたのか…」

P「そりゃぁ、脱がされるだけでこんなになっちまうわけだな」

冬馬「あ、あんたは……、本当にタチの悪い男だな」

P「そこがいいんだろ?その、減らず口。塞いでやろうか……」

冬馬「そのための減らず口だよ…」

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小鳥「よし!」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:40:38.74 ID:NV/YfjBF0
千早「いいですね」

春香「なんだかんだいって、従順そうですよね!」

響「でも、たまには逆転してみるのもいいぞ!」

亜美「おお!ひびきんったらマニアックですなぁ?」

小鳥「……やってみますか!!!」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:51:05.49 ID:NV/YfjBF0
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P「くっ……、冬、馬!」

P「お、俺には心に決めたアイドルが……!」

冬馬「なんだよ、その眼……、いままで散々アイドルを食ってきた男の眼にはみえないな」

冬馬「それで女に飽きかけて、それを試したいって言ってきたのはあんただろ?」

P「くっ……あっ」

冬馬「ほら、もう乳首もこっちも、ビンビンじゃないか」

冬馬「なんで、俺を選んだよ、なぁ…?」

P「お、お前が……、すげえウマいって、有名だから」

冬馬「じゃあ、俺の技をみせてやらないとなぁ……?」

冬馬「安心しろよ、痛くはしねぇから……、肩の力ぬいて」

冬馬「俺に全てを委ねな……」

P「ふぁああ……とう、……まぁ……」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:54:41.39 ID:NV/YfjBF0
P「ひ、ひぎぃ……、太い……!」

冬馬「くっ、流石に狭ぇな……、いい締りしてやがんぜ!」


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小鳥「……いいですね」

春香「はい」

千早「最初に誰か特定の相手を匂わせているのがいいですね」

響「NTRさー!」

亜美「流石ピヨちゃん……」

真美「真美、妄想がとまらないよ」

春香「冬馬くん、こういうのもいいけれど」

千早「やっぱり、彼は受けよね」

小鳥「そうね……、受けで光る男よ、彼は」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 23:57:11.98 ID:NV/YfjBF0
小鳥「他にも……」

千早「高木社長と黒井社長とか」

小鳥「王道ね!」

春香「黒井社長は確実に受けだと思います!」

春香「ああいうひとが、いざっていうときには受けに回るのはベタだけどいいと思うんです!」

響「プロデューサーが、スポンサーの人相手に枕営業するのもいいと思うぞ」

亜美「亜美たちのために、知らないおじさんに抱かれるわけですな」

真美「いいね、真美そういうの好きだよ!」

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